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もの・こと  |    2025.07.24

利尻島でワーケーション!概要・行き方をまるっと紹介します|東京→利尻へ【前編】

「ワーケーションなら、1日2万円の宿が8,000円で借りられる」

という情報を得て、1週間利尻島でワーケーションしてきました💡

実は、子どもの頃から姉妹のように育った従姉妹が東京から利尻に嫁いでいったので、どんなところか興味があったんです。

「東京の人目線で利尻島の感想を書いたらおもしろいのでは?」という安易な発想で親友と2人、うっかり利尻島までやってきました。

離島でのワーケーションに興味ある方は、ぜひ参考にしてみてください☺️

利尻島ってどんな場所?

出典:りしぷら

利尻島は日本海に浮かぶ、ほぼ円形の離島です。稚内から西に52kmの位置にあるらしい。「利尻」はアイヌ語の「リイ・シリ(高い島)」からきているそうです。きっと、島の象徴のようにそびえ立つ利尻山(この記事では利尻富士と呼びます)のイメージから名付けられたのでしょう。

「日本最北端の町からさらに移動するとか、ほぼロシアじゃん…」って思いました。実際に来てみると、とてものどかで他の国に来た気分。パスポートなしで行ける外国って感覚です。

のんびりした空気に身を任せていると、東京で気を張ってガチガチになっていた身体がゆるんでいくのを感じました。仕事とかしてる場合じゃないですね!(※ワーケーションしにきてます)

羽田から飛行機で2時間、さらにフェリーで1時間半

出典:利尻町公式ホームページ

今回は羽田→稚内→鴛泊というルートで行きました。飛行機で約2時間+フェリーで約1時間半揺られるというコースです。

盲点だったのは、稚内空港からフェリーターミナルまで距離があること。空港からフェリーターミナルまで行くバスが出ているので、それに約35分乗って移動しました。

朝11時に羽田空港にきて、利尻富士町に到着したのが18時過ぎ。計4時間くらいの移動ですが、気分的には丸1日ずっと移動してる感じでした。

出典:稚内・利尻・礼文観光WEBサイト

東京から利尻に行く方法はもうひとつ、羽田→札幌→札幌丘珠空港→利尻空港というルートがあります。実は以前このルートで行ったのですが、次の理由で個人的におすすめしません。

  • 札幌→札幌丘珠の移動がどちらも”札幌”とついているのが信じられないくらい遠かった
  • 利尻空港までの飛行機が小さすぎて乱気流でグラグラした

丘珠空港にタクシーで向かったときに15,000円請求されてびっくりしたので、みなさんはこのような失敗をなさらぬよう、お気をつけください…

ワーケーション施設「旅番屋」

利尻富士町では、令和3年からワーケーション事業を行っています。目的は、島暮らしを体験してもらうことで、移住を検討してもらうこと。私は東京に帰りたいと思いましたが、親友はすっかり利尻が気に入って、島で暮らしたいといい始めました。思惑通りですね😁

こちら、私たちが泊まったワーケーション事業の施設です。外観はコンテナみたいだなと思いました。フェリーターミナルから徒歩15分、セイコーマート(北海道のコンビニ。通称セコマ)から徒歩30秒の好立地です。

出典:旅番屋公式ホームページ

中は無垢の木を基調としたナチュラルな作りでした。木の香りでほっこりできます。自炊も洗濯もできるので、ふつうに住めます。

親友がセコマで食材を買ってきて料理してくれました。作ってもらったご飯が美味しすぎて「結婚したい…!」って言って母に呆れられたのは、また別の話(相手は既婚)。

レンタカーを借りなくても生活できるよう配慮された立地で、めちゃくちゃありがたかったです。車の免許を持っていないので、車社会で生活できるのかヒヤヒヤしてました。

窓から海が見えます。まるで絵画のような風景に癒されました。海辺のコテージにきた気分になれる、とても居心地の良い施設です。

「白い恋人」=利尻富士

北海道銘菓「白い恋人」のパッケージに載っている山は、実は利尻富士です。日本百名山の1番目に数えられる山です。

「スイスの山並みのように美しい山が北海道にもあることを知ってほしい」との想いから採用されたとか。沼浦展望台(白い恋人の丘)に行けば、白い恋人のパッケージと同じ角度の利尻富士が見られます。

ちなみに、白い恋人の丘でプロポーズしたカップルは、記念品として「白い恋人デザインのプロポーズ証明書」を無料でもらえます!申請方法は、現地で撮影したツーショットを鴛泊港フェリーターミナルの観光案内所で見せるだけ。

旅先で記念に残るプロポーズを企画したいなら、ぜひ沼浦展望台に行ってみてください💡

次の記事で「ペシ岬で地元ガイドにナンパされた話」も書いてるので、よかったら読んでみてください🙋‍♀️

後編はこちら

ペシ岬で地元ガイドにナンパされた話|東京→利尻へ【後編】

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この記事を書いた人

ことり

東京生まれ東京育ち、東京在住のライターです。文鳥が大好きで、小1の頃から飼い続けた結果、あだ名が「ことり」になりました🕊️3代前から東京に住んでいるので、生粋の東京人目線で書いていこうと思います!

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