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もの・こと  |    2026.07.03

第26回タイフェスティバル東京レポート|グルメ・クラフトビール・トゥクトゥクまで大集合!

2026年5月9日(土)・10日(日)に東京・代々木公園で開催された「第26回タイフェスティバル東京」。

会場に足を踏み入れた瞬間、まず感じたのは、炭火とスパイスの混ざり合った香りでした。毎年多くの人が訪れるタイフェスですが、今回も会場は大盛況。歩くのも大変なくらいの人出で、それぞれがタイ料理や音楽、カルチャーを思い思いに楽しんでいました。

「タイフェスティバル」とは?

「タイフェスティバル」は、タイ料理や音楽、カルチャーなど、タイの魅力を五感で体験できる日本最大級のタイ文化イベントです。

もともとは2000年に「タイフードフェスティバル」としてスタート。タイ料理を日本に広める目的で、東京・代々木公園で初開催されました。 その後、タイ人気の高まりとともに規模を拡大し、2005年からは現在の「タイフェスティバル」に名称変更。

食だけでなく、音楽、舞踊、雑貨、観光、スポーツなど、タイ文化全体を楽しめるイベントへと進化しました。

現在では毎年30万人規模が来場する人気イベントとなっており、代々木公園を代表する大型国際フェスのひとつとして知られています。

会場には、本格タイ料理の屋台をはじめ、クラフトビール、タイ雑貨、フルーツ、マッサージ、観光PRブースなどが並び、まるで現地のマーケットのような雰囲気に。

さらに、タイの人気アーティストによるライブや伝統舞踊、ムエタイパフォーマンスなども開催され、食べるだけではない体験型イベントとして親しまれています。

香りと煙に引き寄せられる。タイ式串焼きの存在感

会場内に入ってまず印象的だったのが、炭火で焼かれるタイ式の串焼きです。

焼き台の前を通るたびに、ジュウジュウと肉が焼ける音とともに香ばしい煙が立ち上り、その匂いに思わず足を止めてしまいます。炭火特有の香りに、スパイスや甘辛いタレの香りが混ざり合い、会場全体に食欲を刺激する空気が広がっていました。

さらに印象的だったのは、料理を作るライブ感。スタッフさんたちが手際よく串を焼き続ける様子や、煙が立ち込める屋台の風景には活気があり、見ているだけでも楽しくなります。

タイフェスは、ただ料理を食べるだけのイベントではなく、香りや音、人の熱気を含めて体験するイベントなのだと改めて感じました。

タイのクラフトビールが生み出す屋外フェスならではの空気

今回の会場では、タイのクラフトビールブースも大きな賑わいを見せていました。

日本ではまだ珍しいタイ産クラフトビールが並び、フルーティーなものからIPA系まで種類も豊富。スタッフの方に特徴を聞きながら選ぶ時間も楽しく、単なる飲食ブース以上のコミュニケーションが生まれていました。

特に印象的だったのが、スタッフのみなさんの明るい笑顔。おすすめのビールを紹介してくれたり、「これは飲みやすいですよ」「スパイス料理に合いますよ」と気さくに声をかけてくれたりと、会話を通して会場の空気をさらに盛り上げていました。

笑顔でグラスを手渡してくれる姿からは、フレンドリーさも感じられ、初めてタイのクラフトビールを飲む人でも気軽に楽しめる雰囲気に。ブース周辺には自然と笑い声や乾杯の声が広がり、フェスらしい一体感が生まれていました

暑さの残る屋外で飲む冷えたビールは格別です。串焼きやスパイス料理と合わせることで、タイ料理の香りや味わいがさらに引き立ち、会場全体がまるで海外のビアフェスのような雰囲気に包まれていました。

笑顔で迎えてくれるタイ人スタッフのみなさん

会場内で印象的だったのが、タイ人スタッフのみなさんの明るい接客でした。

料理を受け取るときに「ありがとう!」「おいしいよ!」と笑顔で声をかけてくれたり、料理について気さくに説明してくれたりと、どのブースにもフレンドリーな空気が流れています。

忙しい時間帯でも、笑顔を絶やさずに接客している姿が印象的で、その明るさにつられて自然とこちらも笑顔に。料理のおいしさだけではなく、人の温かさも含めてタイフェスの魅力なのだと感じました。

また、写真撮影に気軽に応じてくれる場面もあり、来場者との距離の近さもこのイベントならではです。料理やサービスを提供するだけではなく、その場の空気や雰囲気まで一緒につくっている。そんな温度感が会場全体に広がっていました。

異国の文化に触れるイベントというと、少しハードルが高そうに感じることもありますが、タイフェスにはどこか親しみやすさがあります。

食べ物や音楽だけではなく、人とのコミュニケーションを通してタイ文化に触れられる――。そんな体験ができるのも、多くの人を惹きつけている理由のひとつなのかもしれません。

野外ステージではタイの人気アーティストによるライブも

会場中央の野外ステージでは、タイで人気のアーティストによるライブパフォーマンスも開催されていました。

アップテンポな音楽が流れると、観客が自然にリズムを取り始め、会場の熱気はさらに上昇。フードやビールを片手に音楽を楽しめる空間は、都市の公園というより、どこか海外のナイトマーケットのようでもありました。

トゥクトゥクの展示・販売まで。文化ごと体験するイベント

今回驚いたのが、タイの三輪タクシー「トゥクトゥク」の展示・販売ブースです。カラフルな車体は会場でもひときわ目立っていて、多くの人が写真を撮影していました。

食だけではなく、乗り物や音楽、人との交流まで含めてタイという文化そのものを体験できるのが、このイベントのおもしろさです。

「タイを食べる」だけではなく「タイの空気を浴びる」イベントだった

第26回タイフェスティバル東京は、単なるグルメイベントではありませんでした。

スパイスの香り。
炭火の煙。
クラフトビールの冷たさ。
音楽の振動。
人々の笑顔。

それらすべてが混ざり合い、代々木公園の中に一時的なタイの街をつくり出していたように感じます。

料理を食べるだけではなく、その土地の空気や温度感まで体験できる。

そんな感覚を味わえるイベントでした。


イベント概要

イベント名:第26回タイフェスティバル東京
開催日:2026年5月9日(土)〜10日(日)
会場:代々木公園イベント広場&屋外ステージ
入場料:無料公式サイトタイフェスティバル東京公式サイト


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この記事を書いた人

ハラカズコ

東京都大田区出身・在住のメディアライター&アロマクリエイター。Mediallでは東京地区認定ライターとして、「文化・まち・人」をテーマに記事を執筆しています。

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