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もの・こと  |    2024.10.04

クラフトビールと海老名に酔いしれる |クラフトビールフェスティバル「EBINA CRAFT BEER STREET 2024」

暑い夏を乗り切る必須アイテムといえば、キンキンに冷えたビール。

自宅でまったり楽しむのもいいですが、普段飲むことのない、特色あるビールを飲み比べるのも楽しいものです。

まだ暑さの残る9月の週末、神奈川県海老名市で開催された、クラフトビールフェスティバル『EBINA CRAFT BEER STREET 2024』に参加してきました。

昨年比2倍!全国各地から厳選された、クラフトビールブース17店舗が出店

会場は海老名駅から徒歩2分の「海老名中央公園」です。最寄りの海老名駅は、小田急小田原線・相鉄線・JR相模線の3つの路線が利用可能で、アクセス抜群。公共交通機関を利用しやすい立地なので、家族連れや友人と参加しやすいイベントです。

海老名駅直結のデッキを通り抜け、階段を下りると、会場に到着。ビールを模した「WELCOME BEER FESTIVAL」の旗と、クラフトビールを楽しむ人たちの姿に、気分が高まります!

2度目の開催となる2024年は、規模を拡大し、昨年比2倍となる17店舗のクラフトビールブースが出店しました。地元の海老名市をはじめ、海外からの出店店舗もあり、多種多様。自分好みの味を見つける楽しさを、存分に味わうことができます。

どのブースにも、販売しているクラフトビールの詳細な説明や値段が掲示されています。選ぶ際のヒントになるので、とても嬉しい配慮ですね。特に、アルコール度数の記載は、アルコールがちょっと苦手だけど味わってみたいという方に、嬉しい情報だと思いました。

さて、会場に着いて、さっそくクラフトビールを…と、ブースを見渡してみると、どこもとても魅力的でなかなか決められません。結局、はじめの一杯を決めるまでに、会場を何往復もしてしまいました。

迷った末、やっとのことで一杯目を購入。選んだのは『EBINA BEER』。青空の下、昼間から飲む冷えたビールほど、美味しいものはありません!

様々なクラフトビールを一度に味わえるフェスの醍醐味といえば、この「飲み比べセット」。お店の方が台紙に番号を振ってくれているので、どのクラフトビールがどの味か分かるようになっています。

一口ずつ飲んでみると、確かな違いをはっきりと感じることができ、クラフトビールの奥深さが分かります。

「どんな人が、どんな想いで、どんなふうに作ったクラフトビールなのだろうか」

普段は考えないクラフトビールの物語に想いを馳せてみるのも一興です。出店者自らが販売しているので、その気になれば、全ての答えを知ることもできますよ。実際、筆者の隣に並んでいた方は、出店者にクラフトビールについていろいろと質問していました。

生産者と消費者が直接つながることができる場である、クラフトビールフェスティバルはとても素敵だなと感じました。

ちなみに、筆者が今回「飲み比べセット」を購入したのは『Better life with upcycle』。パンのミミから作ったという、サスティナブルと向き合った斬新なクラフトビールです。同じように興味を惹かれた方が多かったらしく、列に並ぶ人の姿が目立ったブースでした。

なお、ビールが苦手な方やお子様のため、ビール以外のドリンクも販売されているのでご安心を。集まったみんなで各自好きなドリンクを片手に、一緒に会場の雰囲気を楽しむことができます。

クラフトビールをさらに美味しくする世界のグルメ

ビールのお供といえば、美味しい料理も必須です。スイーツを含め、2024年は約13店舗が出店。まだ暑さが残る時期ということもあり、冷たいかき氷を販売する店舗もありました。

お腹がすいてきたので、『昌龍飯店』の「麻婆豆腐」と『厚木ビール』でお昼ごはんです。ちなみに、たくさんのクラフトビールを飲み比べてみたかったので、筆者は今回、すべてSMALLサイズを注文しました。

グルメも1つじゃ物足りません。続いて『欧風台所NeMo’n』のチキンと『ホノルル ビアワークス』を選びました。鉄板の組み合わせですが、期待を裏切らない美味しさ。どの食事もクラフトビールもほんとうに美味しくて、お腹の限界までいただきました!

小さな子供連れに嬉しいポイントがいっぱい!

会場には臨時の机と椅子が設置され、ゆっくりとドリンクと食事を味わうことができます。また、海老名中央公園のベンチも多くあり、座る場所に困ることはありません。会場の両脇には、ショッピングモール「ビナウォーク」があるため、必要に応じて館内で涼んだり、お手洗いを利用することもできます。

さらに、公園には小さな子供たちが遊べるじゃぶじゃぶ池があります。残暑が厳しかったこの日も、多くの子供たちが水遊びを楽しんでいました。大人がくつろぐ場所と、子供が遊ぶ場所が隣り合っているなんて、子育て世代にはなんとも素敵な立地ですね。

会場中央にはステージがあり、アイドルや大道芸人などパフォーマーの方々が観客を盛り上げていました。筆者が観覧している時は、ちょうど神奈川県厚木市出身のアイドル「ゆらぴこ」が出演中。そのパワーと笑顔に、思わず手拍子を打って応援してしまいました。子供や通りかかった学生などに明るく声をかけるその姿が、和んだ空気を作り出していて、居心地が良いなと感じました。

アウトドアブランドなどによる物販店舗やワークショップは10店舗が出店。さらに、スーパーボールすくいや縁日など、子供が楽しめるブースもありました。

子供が飽きない工夫が凝らされたコンテンツの数々に、家族連れにも楽しんでもらいたいという、主催者の心配りを感じました。大人も子供も楽しめるビールフェスって、とても素敵ですね!

2025年はさらなる発展が期待できそうな、海老名エリア最大級のクラフトビールフェスティバル。ぜひ家族や知人と訪れてみてください。

「EBINA CRAFT BEER STREET 2024」概要

日時
2024年9月13日(金)16:30~21:00
9月14日(土)11:00~21:00
9月15日(日)11:00~21:00
※各日最終入場時間・ラストオーダー 20:30
会場:海老名中央公園(海老名市中央1-291-3)
入場料:無料 詳細:イベントLINE公式アカウント「EBINA グルメフェス」から https://lin.ee/PmkWUdb
アクセス:小田急線・相鉄線・JR相模線海老名駅東口 徒歩2分

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この記事を書いた人

野田 茜

兵庫県生まれ、横浜市在住|3児の母|大学でフリーランス事務として講座の企画・運営・広報をするかたわらライターとして活動中|ジャンルは教育・本・ライフスタイル系|教育系のコラムを執筆中|kindle本4冊出版|取材・インタビューを通して地域のモノ、ヒト、コトの隠れた魅力を引き出して、多くの方に届けるお手伝いをしていきたいです。

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