Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンをキュレーションする地方創生メディア

スポット  |    2023.08.19

幻の淡水魚「イトウ」が悠然と泳ぐ北の大地の水族館-山の水族館-【夏編】

皆様こんにちは!Mediallライターあっきです。

さて本日は、大雪山の入り口の麓にある道の駅おんねゆ温泉内にある「北の大地の水族館」のご紹介です。

なんと!この橋の下には魚たちが!
種類はコイ・ウグイやヤマメ・オショロコマなどが泳いでいます。

この水族館は、全国的に認知されるようになってから観光客が増え続けており、道の駅周辺も賑わいを見せています。毎年全国各地から大勢の人が足を運んでいます。
私もその一人です。この水族館はとても好きで何度も訪れています。

約3年ぶりの開催!イトウのいただきますライブを見てみよう!

圧巻!イトウのいただきますライブ (写真提供:北の大地の水族館より)

突然ですが皆様「いただきます」という言葉はなじみ深いと思いますが、実は日本独自の概念だというのはご存じでしょうか?
もともとこの言葉は山の神様からお祝いをもらう時に使われる意味合いだったと言われています。今でもお食事をする際にこの言葉は使われてますが、実は食べ物をありがたく受け取りますという意味なのです。

人は肉や魚・野菜・果物など、自然からあらゆる食物をいただいています。ですがそれは当たり前ではありません。先人の方は「いただきます」という言葉に思いを込めて、手を合わせて気持ちを表してきたのです。
この言葉のありがたさを日常で時々思い返してみるのもいいかもしれません。身近な人や家族と食事をする時にこの「いただきます」という言葉を用いて「感謝の気持ち」を伝える、そんな事をしてみてはいかがでしょうか?

魚たちが住んでいる環境というのは、昆虫や川の側にある葉っぱや木はもちろん、水もなくてはならない存在です。たった一つでも欠けると生態系が崩れたり、生物が生きることが困難になり絶滅することもあります。そしてこのイトウも北海道の数か所にしか生息してません。

それは何故か?

実はイトウが海へ還る川に人間がダムを作ったり、山を開発したりと様々な原因があります。
ですが、ダムや道路も私たちが生きる上で必要です。洪水や土砂崩れなどを防ぐためにはなくてはならない防災ですね。しかしそんな山や川にも生きている生物や昆虫や木が沢山存在してます。

「もし木がなければ山に水が蓄えられない。
ということは川もできない。
ということは畑は肥えることなく生物も植物も作物も育たない。
という事は私たちは生活する事が困難になる」

昔、子供のころ理科の授業でこんなことを勉強したなとしみじみ思いながら飼育員さんのお話を聞いていました。とても大切なお話を聞けて有意義でした。
是非イトウの「いただきますライブ」を見てみて下さい!おススメです!

日本最大級!イトウ

水槽にある大木に驚き!

ここでしか見ることができない滝つぼ水槽

何度も訪れている私もびっくりしたのですが、イトウがいる水槽の真ん中にある木は、留辺蘂町に生えていたものを伐採したそうです!しかも真ん中の空洞は石を抱えていたのをはがしたそうです。壮観だなぁと思わず感動してしまいました。
地上にいた時に何年もの月日が流れ成長し、今度は水槽の木として生きるって本当に凄いことだなと思いました。

留辺蘂町で伐採され「北の大地の水族館」に運ばれてきた大木

今回紹介できない魚たちは、冬編に書いていこうと思います。
是非冬編の記事をお待ちいただけますと幸いです♪
冬はなんと世界で唯一凍る水槽や、条件が揃わなければ見ることができないフラフトフラワーがありますので、皆さんに見て頂く為に撮影に挑みたいと思います!カメラにおさめることができるかどうかは天気次第です。その際にはきっと私も感動するに違いないだろうと、今からとても楽しみです。

実は地元民の私でも、冬はあまり「北の大地の水族館」は来たことがありません。
夏は素敵なドライブができる道なのですが、冬はよく大雪警報が出るため通行止めになりやすいんだろうなぁ、行けないんだろうなぁと思ってました…ですが、実は全然行けることがこの取材の時に分かったんです!これは是が非でも来年の極寒の冬に行かねばと決心しました(笑)

ちなみに夏の水槽はこんな感じで魚たちは気持ちよさそうに泳いでます。

このキラキラ輝いている水槽が凍ります!【冬編】をお楽しみに!

他にも館内の魚たちの紹介がポップでわかりやすいように展示されており、とても勉強になります。

いかがでしたでしょうか?
川に住んでいる生物の種類も沢山で、様々な顔ぶれがありましたよね。
ここでしか見ることができない幻の魚「イトウ」是非見に来てください。
他にも道の駅おんねゆ温泉周辺には世界一のからくり時計や温泉街、足湯でゆっくりすることができたり、可愛いキタキツネ牧場もあります、それはまたの機会にご紹介できればなと思っております!

アクセス:北海道北見市留辺蘂町松山1-4
電話番号:0157-45-2223
営業時間:8:30~17:00 最終入館時間:閉館20分前 冬季(11月~3月)は9:00~16:30となります。
定休日:特にありません(不安な場合は各自お問合せをお願いします)
休館日 :夏季:4月8日~4月14日/冬季12月26日~1月1日
駐車場:施設の近隣に道の駅の駐車場や併設の駐車場があり/(無料)普通車37台/身障者用2台

記事をシェアする

この記事を書いた人

seino akie

北海道道東を旅する事が大好きな取材ライター。時々道東以外にも飛び出して色々なところに行きます☆子供達とレンタカーで北海道を旅しまくるのが夢です♪好きな事は読書・水泳・マラソン・編み物...インドア/アウトドアどんなことでも好奇心旺盛に挑みます♪ こんな私の記事ですがひとつ末永くよろしくお願いいたします☆

関連記事