地方創生メディア  Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンがそこにある 応援の循環を作る 地方創生メディア

人  |    2025.01.25

「不動産・宿泊・イベント・アーティスト」東濃エリアでマルチに活動 夜兎さんインタビュー

今回は、岐阜県の東濃エリアを拠点に事業を展開する夜兎さんに、活動の意図や地域に対する想いについてインタビューしました。

「夜兎」※はバーチャルを含めた活動名

夜兎さんは、ふだん会社員として働き、休日や夜勤前後の時間を使って「不動産賃貸業・宿泊施設運営・イベント企画・VRアーティスト」の活動をしています。

※夜兎の読み方は、バーチャルの存在のため「やと」や「よるうさぎ」など、受け手の想像に一任されています。

マルチに活動する理由

━━なぜマルチに活動されているのですか?

夜兎さん(以下、夜兎):普通に会社員として安定した日々を送っていたのですが、このままで良いのか?と平凡な生活に疑問を感じていました。

そんな中、何か始めようと自治体のスタートアップイベントに参加し、まずは不動産賃貸業をやることにしました。

━━イベントでの交流が刺激になったのですか?

夜兎:そうですね。会社以外の人たちと関わったことで、視野が一気に広がったと思います。

それ以来、様々なコミュニティに参加するようになり、とにかく色々行動してみようと考えました。

夜兎さんが運営する宿泊施設「SUNNY SKY」

民泊による地域活性化

━━メインの事業は不動産ですか?

夜兎:はい。不動産賃貸業で、戸建てとマンション経営をしています。あとは民泊も始めました。

━━なぜ民泊もやろうと思ったのですか?

夜兎:不動産関連のコミュニティイベントに参加した際に、需要があり地方に貢献できると知り、すぐ運営に踏み切りました。

━━地域を盛り上げたいのですか?

夜兎:もちろんです。東濃エリアは宿泊施設が少ないため、民泊を運営することで観光客の受け皿になります。

ちなみに、東濃エリアの主要産業は「美濃焼」※で、周辺に工場が多いです。将来的に、宿泊と窯業体験をセットにしたプランの提供を検討しています。

※美濃焼とは、岐阜県の東濃エリア(多治見市・土岐市・瑞浪市など)で作られる陶磁器です。伝統工芸品から食器類まで幅広く流通し、食器類の生産は全国シェア50%を誇ります。

宿泊(airbnb)はこちらから

ナーフによる子供たちとの交流

━━その他の活動について教えてください

夜兎:ナーフの布教とVRアーティストとして活動しています。

━━ナーフとは何ですか?

夜兎:ナーフ(NERF)とは、アメリカ発祥の銃型玩具です。様々なモデルが発売されており、一瞬でハマってしまいました。

━━なぜナーフを布教しているのですか?

夜兎:ナーフの布教もですが、ナーフを通じて交流の場を提供することを意識しています。おもちゃ屋さんで、お子様がナーフを買ってもらうシーンはよく見ますが、外で遊んでいるところはあまり見かけません。

なので、お祭りイベントでのナーフ射的の出店や、サバイバルイベントの企画・サポートを積極的にしています。子供が夢中になって遊びながら、多くの人と交流することで地域も活気づくと考えました。

夜兎さんのXはこちらから

クリエイティブな活動で情報を発信

━━最後にVRアーティストについて教えてください

夜兎:VRアーティストとは、バーチャル空間においてアート作品を生み出す人のことです。私の場合は、楽曲の作成及び配信とVTuberとして活動しています。

━━個人で活動されているのですか?

夜兎:いいえ。事務所に所属しています。専業ではありませんが、手厚いサポートにより最適な環境で活動できます。

━━何か目標があるのでしょうか?

夜兎:アニメのオープニングテーマを歌いたいです。あとは事業拡大も兼ねて不動産関連の情報発信を考えています。私の配信を見て民泊に興味を持つ人が増えれば、地域活性化に貢献できると思いました。情報を効率的に届けるために、クリエイティブな活動で影響力をつけたいです。

楽曲配信はこちらから

まとめ

会社員として働きながら、マルチに活動している夜兎さんのインタビューでした。様々なコミュニティに顔を出し、人との関わりを大切にする姿に感動しました。

地方創生に対する熱量もあり、民泊と地元産業のコラボやナーフイベントを通じた交流の加速に期待が高まります。

快く取材を受けていただき、ありがとうございました。

取材・文・撮影:しず

協力・撮影場所:Smile Family Home・SUNNY SKY

宿泊施設の紹介

施設名:SUNNY SKY

場所:〒509‐5102 岐阜県土岐市泉町定林寺534‐16

アクセス:JR土岐市駅から車で約8分

記事をシェアする

この記事を書いた人

ryo shizu

副業ライターのしずと申します。ガジェットブログを2年以上運営。ガジェットだけでなくSNS・お金・web3・音楽・キャリアなど幅広く対応。丁寧なリサーチと企画・立案をベースにメディアで活動中。子育てに奮闘しながらも常にチャレンジがモットー。

関連記事