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聖地  |    2025.11.28

会津地方で安産祈願するなら土津神社へ

会津地方で安産祈願を考えている方におすすめしたいのが、福島県猪苗代町にある土津神社(はにつじんじゃ)です。会津藩祖・保科正之公をお祀りし、「こどもと出世の神さま」として長く親しまれてきた神社で、境内の荘厳な雰囲気や、歴史の重みを感じられる空間です。

私は実際に訪れてお参りをし、安産祈願のお守りをいただいてきましたが、行ってみると想像以上に心が落ち着き、生まれてくる子どもの無事を祈る気持ちをじっくりと込めることができました。この記事では、土津神社の歴史や魅力、アクセス方法、そして現地の様子を体験談を交えてご紹介します。

土津神社のご由緒

福島県耶麻郡猪苗代にある土津神社(はにつじんじゃ)。土津神社は、江戸時代に会津藩を治めた初代藩主・保科正之公をお祀りしている神社です。正之公は徳川家光の異母弟にあたり、会津藩の礎を築いた名君として知られています。

境内にある正之公の墓所は杉木立に囲まれた厳かな雰囲気で、歴史好きの方にも見ごたえのある場所です。

また「土津」という名には、「万物の理(神道の奥義)を究めた会津藩主」という意味が込められています。そのことから、神道への深い信仰と藩主としての功績が、後世まで語り継がれていることが分かります。 地元では「會津守護神」として親しまれるとともに、正之公の生涯から「こどもと出世の神さま」としても信仰されています。

アクセス方法

土津神社は会津地方の玄関口・会津若松からも行きやすい立地にあります。

猪苗代駅前は観光客向けに整備されていて、バスやタクシー、観光案内所がそろっています。案内所では地元の方手作りのマップをいただけるので、初めて訪れる方でも迷わず安心です。

  • 会津若松駅 → 猪苗代駅(約30分)
  • 猪苗代駅―土津神社まではバスで30分ほどですが、本数が少ないです。そのため、タクシーを利用するか、筆者のようにレンタサイクルをお勧めします。

レンタサイクルは駅前の観光案内所でレンタル可能で、電動自転車が断然おすすめです。約25分の道中に長い坂道が2カ所あります。

猪苗代駅前

観光案内所でいただいた手作りマップ

実際に訪れてみた感想

神社の入口に着いた瞬間、静かな空気と杉木立に囲まれた厳かな雰囲気に圧倒されました。都会の喧騒から離れ、まるで時間がゆっくり流れているような感覚になります。

入口の大きな鳥居をくぐると、長い参道の先に社殿があり、石造りの階段や周囲の自然が一体となって、訪れる人の心を落ち着かせてくれます。特に境内の奥にある保科正之公のお墓は、歴史の重みを感じさせる特別な空間でした。

実際に参拝すると、心身がスッと整うような感覚を覚え、「安産祈願の願いを込めるのに最適な場所だ」と実感しました。周囲の自然の静けさが祈りを深めてくれる印象です。

さらに奥に行くと、保科正之公のお墓があります。

土津神社での安産祈願

土津神社は「こどもと出世の神さま」として信仰されてきたこともあり、安産祈願や子どもの成長を願う人々に広く知られています。

祈祷の詳細や初穂料については事前に社務所へ確認するのがおすすめですが、参拝だけでも十分に心がこもる場所です。境内にはお守りや絵馬も授与されており、安産や子どもの健やかな成長を祈る人にとってはありがたい存在です。

私自身、静かな境内で手を合わせながら、これから生まれてくる子どもの健康を心から祈ることができました。

まとめ

会津地方で安産祈願を検討している方には、歴史と自然に包まれた土津神社を心からおすすめします。アクセスは少し工夫が必要ですが、電車・バス・レンタサイクル・タクシーと選択肢があり、旅のスタイルに合わせて訪れることができます。

荘厳な境内の空気に触れると、祈りの時間が一層深まり、新しい命の無事を願う気持ちを強く持てるはずです。

土津神社の詳細情報

住所:〒969-3102 福島県耶麻郡猪苗代町字見祢山3

電話:0242-62-2160

時間:以下の通り

◯4月〜11月

[平日]午前10時〜午後4時

[土日祝]午前9時〜午後5時

◯12月〜3月(冬季)

午前10時〜午後4時

※通常参拝は24時間365日可能です。

最寄駅:JR磐越西線 猪苗代駅

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この記事を書いた人

たろじゃぱん

営業職として10年以上、国内外の顧客対応・マーケティングに従事。現在は光学・半導体分野の商社で、ものづくりの現場を支える提案営業を行っています。 プライベートでは、AI・心理学・英語を軸に「心が軽くなる習慣」を発信中。 好奇心と誠実さを大切に、仕事も人生も“人のつながり”をテーマに活動しています。

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