みなさんは、日本酒にどんなイメージを持っていますか?「むずかしそう」「知識がないと楽しめなさそう」と感じている人もいるかもしれません。
「でも、ちょっと興味がある」と思っているあなたにぜひ参加してほしいのが、朝日酒造が主催する「日本酒『久保田』ペアリング体験」です。
今回は「日本酒『久保田』ペアリング体験」でいただいたお料理と「久保田」から、お気に入りの組み合わせを紹介します。
朝日酒造とは

朝日酒造は、1830年に久保田屋として創業し、1920年に 「朝日酒造株式会社」が創立されました。新潟県長岡市朝日で、新潟県産米100%にこだわった酒造りを行っています。
代表銘柄は、1985年に誕生した「久保田」や「朝日山」。新潟県民ならほとんどの人が知っているでしょう。
また、近年では、日本酒の酒造りへのこだわりを活かして『KUBOTA GIN』の蒸留もはじめました。常に新たな挑戦を行っているのも朝日酒造の魅力です。
新潟県出身の私にとって、朝日酒造のお酒は「いつもそこにあるお酒」です。しかし、今回のイベントでは、新たな発見も得られました。
「日本酒『久保田』ペアリング体験」に参加してみた

今回のイベントは、渋谷区代々木の「日本ガストロノミー協会 参宮橋キッチン」で開催されました。20~30代を対象にしているので、参加者同士や朝日酒造の社員さんとの交流も楽しめます。
参加者の出身県は東京都だけでなく、神奈川県や北海道など。「久保田」が全国から注目されているお酒であることがわかります。
また、今回の「ペアリング体験」に欠かせないのがお食事です。料理研究家であり、日本酒学講師の資格を取得している高橋善郎氏が監修したお料理と「久保田」を一緒に楽しみます。
4種類のお料理と「久保田」を堪能

今回のペアリングは、以下の4種類。お料理の前には「久保田 スパークリング」で乾杯をしました。
- 三種薬味の海鮮サラダ×久保田 千寿
- しらすと夏野菜マリネのせ冷奴×久保田 千寿 純米吟醸
- グリルビーフとスパイシーサルサ×久保田 純米大吟醸
- ショコラバウムラスク×久保田 スパークリング
このイベントでは、洋風のメニューとのペアリングが体験できます。そしてこれがとてもよく合うんです。参加者のみなさんも驚いていました。
「しらすと夏野菜マリネのせ冷奴×久保田 千寿 純米吟醸」が最高!

4種類のペアリングで、私がもっとも気に入ったのが「しらすと夏野菜マリネのせ冷奴×久保田 千寿 純米吟醸」でした。
山形の郷土料理である「だし」をアレンジした、まだまだ残暑がきびしいこの時期にも食べやすい一品です。ほかの参加者からもひときわ人気がありました。
一緒にいただくのは「久保田 千寿 純米吟醸」。「久保田 千寿」のきれいですっきりとした味わいに、上品で澄んだ香りが加わっています。
今回の冷奴のようなさっぱりしたお料理はもちろん、バターやマヨネーズなどを使ったコクのあるお料理にもおすすめだそうです。
また「久保田 千寿 純米吟醸」は「ゆっくりと時間をかけて味わえる」点が最大の特徴。冷やすとほどよい酸味とキレが感じられ、常温になると酸味がたち、旨味の余韻があらわれます。秋の夜長にゆっくりと味わいたいですね。
あなたのお気に入りの「久保田」でワンランク上の晩酌を!

「日本酒『久保田』ペアリング体験」で提供された、おしゃれでおいしいお料理。実は、すべて公式ホームページでレシピが公開されています。
お気に入りの久保田を用意すれば、ご自宅でもワンランク上の晩酌が楽しめます。
今回の4品以外にも多くのレシピが公開されているので、ぜひ、あなたのお気に入りを見つけてくださいね。
また、朝日酒造では、新潟県や東京都で多くのイベントを開催しています。
- 朝日酒造 日本酒を楽しむ会2025
- 新潟会場:2025年10月10日(金)
- 長岡会場:2025年11月14日(金)※定員に達したため受付終了
「日本酒を楽しむ会」は2019年にスタートしたイベントです。「久保田」と「朝日山」を飲み比べながら、旬のお料理を楽しめます。
各会場250名参加できるこのイベント、新潟会場はまだ参加可能です。この機会にぜひ、朝日酒造のお酒を堪能してくださいね。
また、酒蔵見学や物販店「酒楽の里 あさひ山」にもぜひ足を運んでみてください。
隣接する「もみじ園」は、新潟県を代表する紅葉スポットです。紅葉の時期の夜にはライトアップもされ、幻想的な雰囲気になります。秋のおでかけにもピッタリですね。
酒蔵情報
朝日酒造
住所:新潟県長岡市朝日880-1
電話番号:0258-92-3181
Instagram:https://www.instagram.com/asahi_shuzo_jp/
X:https://x.com/asahi_shuzo_jp