去年の7月に大阪で誕生したバルチカ03。1年経って飲食の明暗も分かれてきた頃ですが、そんなバルチカ03の隠れ名店といえばやっぱり「らぁ麺 鴨と葱 梅田店」。
もうすでに知る人ぞ知る店になっていて、連日の行列です。あまたある大阪駅近のラーメン店の中でも、連日行列ができる店といえば数えるぐらいしかありません。そんな中でも「鴨と葱」は別格です。一体どんなラーメンが食べられるのでしょう?
今回はバルチカ03の「鴨と葱」をご紹介します。
バルチカ03ってどういうところ?

「鴨と葱」はバルチカ03にあります。バルチカ03は2024年の7月にできたうめきたエリアの新スポットの1つ。JR大阪駅直結の「イノゲート大阪」2階~5階の飲食ゾーンを言います。「イノゲート大阪」と「バルチカ03」という2つの名前が新施設についていて紛らわしいので要注意です。「イノゲート大阪」はビルの名前で、「バルチカ03」はその中にある飲食エリアを指します。
ちなみに「バルチカ03」の03は「おっさん」の意味とか。働く男性をメインターゲットとしたお店が並んでいます。

JR大阪駅のメイン改札口となる中央出口からはLUCUA 1100(ルクアイーレ)の内部を通って行くのがいいでしょう。ルクア1100の2階の内部を横切っていくと奥のほうにスターバックスが現れます。

その横の出口から外に出ると前方に「イノゲート大阪」が見えてきます。「イノゲート大阪」に入ってすぐのところは猿田彦珈琲のショップがあるだけでレストランの雰囲気は感じられないのですが、そこからエスカレーターで上がっていくと途端に濃厚な「バルチカ03」の世界が広がります。ちなみに「鴨と葱」は3階にあります。
開店前から行列必至!葱は3種類から選びます

開店前から並びましたが、行列の長さの割に進みは早く、20分待ちぐらいで済みました。「鴨と葱」のメインは鴨らーめんと鴨つけそば。今回は2人でおじゃましたので、つけそばとらーめんの2種類を選択しました。

らーめんには葱がつくのですが、「鴨と葱」という名前だけに、葱にはこだわっていて、「今月の葱」の3種類から選びます。今回は国産丸太白葱、国産九条ネギの2つを選びました。これは月によっても変わってくるよう。

そして、他にも煮玉、鴨コンフィ、メンマの3種類、またはそれにプラス鴨肉雲吞の4種類のトッピングも選べます。今回は4種類を注文。それから、サイドメニューに飲める鴨肉親子丼をチョイス。

らーめんはこちら。
透き通ったスープのおいしい香りが漂います。味はとってもあっさりです。細い麺が柔らかすぎず硬すぎずで、のど越しよくさっぱりと食べられます。鴨と葱と水のみで炊いて出汁を取ったスープのラーメンだそうで、あっさりなのに出汁がしっかり出ていておいしい。

こちらはつけ麺。つけ麺はもちもちの太麺を使用していて、さらっとしたつけ汁によく絡みます。

こちらがトッピング。4種類のトッピングを選びましたが、鴨肉雲吞は最初からラーメンの中に入れての提供でした。煮玉、鴨コンフィ、メンマはそれぞれ仕切られた容器に入れられていて、どれもラーメンによく合います。トッピングとして、ラーメンやつけそばの汁の中に入れてもよし、おつまみのように箸休めで食べるのもよし。色んな楽しみ方が味わえました。

こちらが飲める親子丼。四角い器に入っているところがなんともおしゃれ。名前の通り、卵がとろとろで固めのご飯によく合います。卵の味が濃い。

あれこれと頼んで結構量も多かったのですが、とてもあっさりで一つ一つの味が繊細。ペロッと平らげてしまいました。
「鴨と葱」はいかがでしたか?鴨の味がじわっと感じられるラーメンやつけそばで、さっぱりといただけます。雰囲気が上品なので、女性客も多いのが特徴。ラーメンがそろそろ辛くなってきた年配の人をお連れしたらきっと喜ばれますよ。
「らぁ麺 鴨と葱 梅田店」の詳細情報
住所:大阪市北区梅田3-2-123 イノゲート大阪 3F
電話番号:050-5594-3556
営業時間:10:00 – 23:00
アクセス:JR大阪駅より徒歩約2分




