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フード  |    2026.05.28

新店舗「mimiyと八咫」器選びの旅に密着|那智勝浦

いよいよオープンを来月に控えたお店、和歌山県那智勝浦町の「mimiyと八咫(やた)」。器の仕入れに行くとのことで、同行取材させていただきました。

向かったのは愛知県瀬戸市。なんと往復8時間

「なんとしても良いものを見つけたい」という、おもてなしに向けたオーナーの気概を感じます。

お店ではアイアンのラックに整然と並ぶ白磁やカラフルなカップ、コロコロ可愛い小物たちがお出迎え。

ずらりと並ぶ器

形も色も異なる器がずらり。淡いサーモンピンクのカップ、青い燕の絵が愛らしい白い器、凛としたたたずまいのグレーのマグ…。オーナーはのせる料理をイメージしながら、色の組み合わせを考えたり、底の厚みを指で確かめたりしていました。

お客さまが楽しい時間を過ごせる色や素材は何なのか――、器の担当者さんと相談しながら厳選しました。「副菜の種類を充実させたいので、ベースの大きなお皿と、出汁がしたたる副菜用の小皿と・・・」と悩みながら、棚を何十往復もして選んでいました。

料理と器の、深いペアリング

取材を通じて一番印象に残ったのが、料理と器の「ペアリング」という考え方です。

前身となったお店「mimiy」では、グルテンフリー専門店として米粉のお菓子を販売していました。オープン当初は小麦粉を使っていましたが、オーナーが小麦粉アレルギーになってしまい、「安心して美味しい時間を過ごしてもらいたい」という気持ちが強くなっていったとのことです。それから師匠のシェフによるレッスンや米粉の資格取得を経て、グルテンフリー専門店となった歴史のあるお店。

場所を変えてカフェとしてリニューアルオープンするにあたり、前のお店の雰囲気を残しつつ、お食事を楽しんでもらえるようなお店作りを目指しています。

「器は料理の品格を語る大切な存在」、だからこそ8時間かけてでも直接見に行く価値があるとのことです。開店後、これらの器が並ぶ日が楽しみです。作り手の温もりを感じる素材、クラシックなモチーフ、そして地元の味。どれひとつとっても、「この場所にしかないカフェ」を作るための、オーナーの丁寧なこだわりです。

お皿選びは、カフェ作りの大切な要素。器を選ぶことは、どんな時間をお客さまに届けたいか——その想いを形にすることなのかもしれません。

地元の味が、器とともに輝く

カフェの看板スイーツの一つ、地元・太田産のいちごを使った自家製ジャムのクッキー。花型にくり抜かれたクッキーの中心には、鮮やかな赤いいちごジャムが輝いています。

波打ち際のような縁が美しいミントグリーンの可愛い丸皿、こちらは前のお店の時からの愛用品で、今回の仕入れ先と同じだそうです。お菓子が美味しそうに見えるだけでなく、お皿に盛ったりコーヒーといただくまでのストーリーも見えてくるような素敵なお皿です。

最後に

「地元のものを、いちばん美味しく見せたい」そんなこだわりが伝わってくる取材でした。

那智勝浦といえば、世界遺産の那智の滝や新鮮なマグロが有名。そんな豊かな自然と食文化に育まれた土地で、このカフェがどんな「地元の味」を届けてくれるのか、今からとても楽しみです。

小麦を控えている方はもちろん、器好きの方にもぜひ訪れてほしいです。

そして実際に選ばれた器は、続報にて掲載予定! お楽しみに。

店舗情報

mimiyと八咫

住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町八尺鏡野451-3

営業予定日:金土日月

駐車場:あり

mimiyと八咫 は、6月初旬オープン予定。気になる方は公式HPまたはInstagramをチェックしてみてください。

※お店の公式情報は、SNSにて随時更新予定とのことです。

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この記事を書いた人

和歌山 実也

■元デパコス販売員(日本化粧品検定特級) ■元児童福祉ケースワーカー(保育士) 和歌山県・紀南エリアの地元工務店にて、広報としてブログやSNS更新をしています。 市役所の子育て推進課で3年間、児童福祉のケースワーカーとして働いていました。いろんな背景を持つ方々と向き合いながら、複雑な課題を紐解き優しく結びなおすお手伝いをする仕事です。この経験が、「読者が本当に知りたいことを、深掘りして届ける」という私の書き方の軸になっています。 今は在宅でライターとして活動中。読んだ人の日常がちょっと豊かになるような、温かみのある記事を書くことを大切にしています。

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