白を基調とした外観が印象的な「居酒屋メリー」。温かみのある木製の扉と、やわらかな照明が優しく迎えてくれます。入口横にはメニューのイラストが描かれた看板が掲げられており、海鮮や肉料理など幅広いメニューが楽しめることが一目で伝わってきます。気軽に立ち寄りやすい雰囲気で、初めてでも入りやすい印象のお店です。
店内は落ち着いた照明に包まれた、シンプルで居心地の良い空間。カウンター席を中心に、テーブル席も用意されており、一人でもグループでも利用しやすいつくりになっています。
壁にはハンガーが設置されているなど、さりげない配慮も感じられ、ゆったりと食事を楽しめる雰囲気です。テレビが流れる店内はどこか親しみやすく、肩肘張らずに過ごせる空間が広がっています。

落ち着いた空間と心地よい距離感
店内はカウンター席が中心で、自然と店長さんとの距離が近いのも魅力のひとつです。
一人で切り盛りされているとは思えないほど、料理の提供と会話のバランスが心地よく、つい長居してしまう空間が広がっています。
落ち着いた雰囲気の中で、笑顔が印象的な店長の存在もこのお店の大きな魅力。初めて訪れても緊張せずに過ごせる空気感があり、おひとり様でも安心して楽しめます。

メニュー構成と楽しみ方
メニューは「おすすめ」「とりあえず一品」「サラダ」「揚げ物」「海鮮」「肉・炒め物」「米・麺」「甘味」といったようにジャンルごとに分かれており、初めてでも選びやすい構成です。
さらに、2人前から注文可能なもつ鍋(テーブル席限定)や追加具材も用意されており、グループでの利用にも適しています。
実食レビュー|お酒が進む一品料理の数々

今回は「とりあえず一品」から、メリー一押しのサーモンユッケを注文しました。
サーモンユッケは、とろけるような食感のサーモンに特製のタレが絡んだ一品。まずは卵黄を崩さずにひと口。ピリ辛のタレとサーモンの旨みが口の中で広がります。タレはほどよいピリ辛さの中に甘みも感じられ、食欲をそそります。続いて卵黄を絡めると、一気にまろやかな味わいへと変化し、ひと皿で異なる美味しさが楽しめるのも魅力です。
お酒との相性も良く、ついついもう一品と手が伸びてしまう一品。リピーターも多いというのも納得の味でした。
2品目に選んだのは、他のお店ではあまり見かけない一品「ホルモンの天ぷら」です。

店長さん曰く、初めて食べた方は「これ何!?」と驚かれることも多いそう。
実際にいただいてみると、外はサクッと軽やかな衣。ひと口噛むと中からとろっとしたホルモンの旨みが広がり、ジューシーな脂の甘みがじゅわっと口の中に広がります。シンプルに塩を少しつけて食べるのがおすすめとのことで、そのままいただくと素材の旨みがより引き立ち、思わずもう一口と箸が進みます。ホルモンといえば焼きや煮込みのイメージが強いですが、天ぷらにすることでまったく違った味わいに。衣が旨みを閉じ込めているため、軽やかさとコクのバランスが絶妙な一品でした。
ビールやハイボールとの相性も抜群で、お酒好きの方にもぜひおすすめしたいメニューです。
そのほかにも、砂ずりのネギ塩炒めは、コリコリとした食感が楽しめる一品。ネギの香ばしさと塩ダレがよく絡み、シンプルながらもお酒が進む味わいです。
もちもちとした食感がクセになる芋もちや、外はカリッと中はジューシーなタコの唐揚げなど、お酒と相性の良いメニューが揃っています。
最後まで心地よい時間を過ごせる一軒
最後はバニラアイスでほっと一息。
食事の余韻をゆっくりと楽しめる、満足感のある時間となりました。
料理の美味しさはもちろんですが、もうひとつ印象に残ったのが店長さんの存在です。言葉数が多いわけではないのに、不思議と居心地の良さを感じる空気。
このお店の雰囲気は、きっとこの人から生まれているのだと感じました。なぜこの場所でお店を続けているのか。どんな想いでこの空間をつくっているのか。
後編では、その空間を作り上げる店主・谷口さんの想いに触れていきます。
居酒屋メリー
住所:兵庫県神戸市須磨区大田町2−3−8 ゴールドウッズ板宿ビル101
営業時間:月〜金 17:00〜、土・日 18:00〜
閉店時間:日〜木 23:00、金・土 翌4:00
定休日:祝日・不定休
※詳細や休業日は公式Instagramをご確認ください
Instagram:@izakaya_merry
電話番号:078-600-9284



