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スポット  |    2026.06.02

風化させない!人と防災未来センターで知る阪神・淡路大震災のあの時|兵庫県神戸市

神戸・三宮から少し足を延ばした場所にある「人と防災未来センター」。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに設立されました。関西に住む人にとって、この日は忘れられない特別な日ですが、時間の経過とともに震災を知らない世代が増えているのも事実です。

震災の記憶を風化させないために作られたこの施設では、あの日に何が起きたのか、そして私たちがこれからどう備えるべきかを学ぶことができます。今回、実際に訪れてきたのでご紹介します。

毎月17日は入館無料の日

人と防災未来センターは東館・西館に分かれており、共通券は大人650円、大学生450円、高校生以下は無料です。

さらに、震災が発生した「毎月17日」は入館無料の日に設定されています。誰でも気軽に訪れ、震災の記憶や防災の大切さに触れられる取り組みは、とてもありがたいものだと感じました。

入館後はまず4階へ シアターは時間指定なので注意

入館すると、まず西館4階の「震災追体験フロア」に案内され、「1.17シアター」を鑑賞します。上映は毎時0分・20分・40分と決まっているため、タイミングによっては待ち時間が発生します。

このシアターは当時の状況を非常にリアルに再現しており、阪神・淡路大震災の衝撃を疑似体験できます。7分間とはいえ内容はかなり刺激が強いため、震災経験者や心臓に不安のある方は避けた方が良いかもしれません。大型映像の臨場感はすさまじく、本当に上から物が落ちてくるような錯覚を覚えます。当時の現実を思うと、言葉を失います。

続いて「震災直後のまち」へ。こちらは撮影不可ですが、破壊された街の様子が原寸大のジオラマで再現されており、その中を歩いて進みます。灯りの消えた暗い街で、明るいのはあちこちで上がる火の手だけ。鉄筋コンクリートの住宅は1階部分が押しつぶされ、木造住宅は原形をとどめないほど崩れ落ちていて、異様な光景が広がっていました。

西館3階は「震災の記憶フロア」

ここからは自由見学です。西館3階では震災後の人々の生活の様子が展示されています。

こちらは当時の鷹取商店街の看板。火災の熱で溶けてしまい、文字も判別できない状態になっています。

これは側溝の蓋。普段は規則正しい格子状ですが、地震の力で大きく歪んでいました。地震の威力のすさまじさが一目でわかります。

震災の混乱の中でも、人の温かさを感じる展示もあります。家の前に貼られた安否確認のメモや手紙。当時は電話もつながりにくく、多くの人が家族の無事を案じていたことが伝わってきました。

防災・減災体験フロアで備えを学ぶ

館内には震災の記憶だけでなく、防災・減災につながる知識を学べるフロアもあります。

こちらは地震シミュレーション。地震前の部屋は整然としていますが、地震後はベッドの階段が落ち、ピアノは大きく移動しています。状況によっては重たい家具に押しつぶされる危険があることがよくわかります。

また、非常食や備蓄についても学べます。どんなものをどれくらい用意すれば良いのかが一目でわかり、すぐに実践できそうです。

人と防災未来センターはいかがでしたか。阪神・淡路大震災から30年近く経った今、改めて「あの時」を振り返り、当時の教訓を現代にどう活かすかを考えるきっかけになりました。

人と防災未来センターの詳細情報

住所:〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2
電話番号:078-262-5050
開館時間:9:30~17:30(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日 (月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日)、年末年始
西館・東館入場券 大人    650円、大学生     450円、高校生・中学生・小学生    無料
(70歳以上・障害者の特別料金、東館のみの入場券あり)
アクセス:
阪神電鉄 岩屋駅、春日野道駅(東改札口)から徒歩約10分
JR灘駅(南口)から徒歩12分
阪急電鉄王子公園駅(西改札口)から徒歩約20分
JR三ノ宮駅、阪急電鉄・阪神電鉄 神戸三宮駅から徒歩約40分
バス利用:三宮駅ターミナル前から29系統または101系統に乗車、「人と防災未来センター」下車(約20分)

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この記事を書いた人

kisaragisyu

如月柊 大阪を中心とした京阪神、奈良を担当します。大阪に住んでいるからこそ知ることができる旬の情報を皆さんにお届けしたいと思います。是非、大阪に遊びに来てくださいね。

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