長田神社の参道を歩いていると、赤と黄色のテントが目に留まります。その下で昔ながらの手焼きカステラを販売しているのが「加島の玉子焼き」。地元ではおなじみの店で、お祭りや初詣の時期には多くの人が訪れ、長田の風景として完全に溶け込んでいます。
今回訪れたのは日曜日の14時ごろ。行列が長くなる時間帯もありますが、この日は運よく2組待ちで、すぐ購入できました。袋を受け取った瞬間に伝わる温かさと、ふわっと香る甘い香りに、思わず足が止まります。
ふわふわの食感とやさしい甘さ。焼き立ての魅力がぎゅっと詰まった玉子焼き

「加島の玉子焼き」は、ひとことで言うなら昔ながらのベビーカステラですが、その素朴な印象とは裏腹に、ひと口食べた瞬間に違いがわかります。

まず感じるのはふわふわの軽さ。表面は薄く焼かれ、香ばしさがほんのりと漂います。かじると、中から空気を含んだスポンジがふわりとほどけ、優しい甘さが広がります。
この甘さがまた絶妙で、しつこさがなく後を引くタイプ。何個でも食べられる、という口コミが多いのにも納得です。
そして焼き立ては温かく、しっとり柔らかい口当たり。温度が落ちても食感が変わりにくく、冷めても美味しくいただけるのがうれしいポイントです。
昔も今も変わらない手焼きの風景

店内に入ると、一段高い台の上で焼き手の方がリズムよく生地を流し込み、丁寧に返しながら焼き上げる姿が見えます。大きな鉄板の上で次々と玉子焼きが生まれていく様子は見ていて飽きず、長年愛されてきた理由が伝わってきます。
壁にはテレビ取材の写真や、子どもたちが描いた玉子焼き新聞が並び、地域の人たちに親しまれていることがひと目でわかります。昭和を感じる店内の温かさも相まって、どこか懐かしい雰囲気に包まれます。
32個入りを購入。ちょっとした手土産にも嬉しい内容

今回は 32個入り(1,000円) を購入しました。紙袋いっぱいに詰まった玉子焼きは見た目以上にボリュームがあり、家族や友人とシェアするにもぴったりのサイズです。
ラインナップは以下の通りで、用途に合わせて選びやすくなっています。
- 9個入り:300円
- 16個入り:500円
- 32個入り:1,000円
- 64個入り:2,000円
さらに、焼きたての香りが詰まった玉子焼きは持ち運びしやすい軽さも魅力です。袋を開けた瞬間に広がる甘い香りは、渡す側ももらう側も思わず笑顔になるような幸福感があります。
少し歩いた場所でつまんでもよし、家に帰ってお茶と一緒に楽しんでもよし。長田神社周辺を散策しながらつまむスイーツとしてはもちろん、遠方から来た友人へのちょっとしたご当地みやげとしても使い勝手抜群です。
また、賞味期限も比較的長めで、冷めても美味しさが損なわれにくいのも嬉しいポイント。時間がたつとしっとり感が増し、焼き立てとはまた違った味わいが楽しめます。
季節や時間帯によっては混雑することもありますが、手際よく焼き上げる職人さんのおかげで回転が早く、待ち時間のストレスが少ないのも魅力。長く愛されてきた理由が、味だけでなく店としての心配りにもあるのだと感じました。
参道グルメとしての存在感。散策のお供に最適

長田神社は地元の方の散歩コースとしても人気で、参道を行き交う人の多くがこの玉子焼きの袋を手にしています。
手軽につまめるサイズ感と、歩きながらでも食べやすい形状。「とりあえず食べておきたい参道グルメ」の代表格と言えるでしょう。
周辺にはコロッケの老舗やカフェもあり、食べ歩きしながらまちを楽しむのに最適なロケーションです。ふとした休憩にもぴったりで、地元の生活に根づいていることがよくわかります。
おわりに|長田神社に来たなら一度は味わいたい、やさしい手作りの味
加島の玉子焼きは、派手さこそないものの、一度食べるとまた食べたいと思わせる素朴な魅力があります。
ふわふわの食感とやさしい甘さ、そして長年変わらず続く手焼きの温かさ。長田神社を訪れた際には、ぜひ気軽に立ち寄って味わってみてください。きっと、ほっと一息つけるやさしい甘さが迎えてくれるでしょう。
加島の玉子焼
住所:兵庫県神戸市長田区長田町3丁目2−1
営業時間:10:00〜19:00
定休日:火曜日、水曜日、毎月20日・21日(毎月1日は曜日に関係なく営業)




