札幌市白石区の本郷(ほんごう)商店街に週3日ランチ営業のカフェがあります。そこは広々とした明るいキッズスペースと、パパママの嬉しいが詰まった空間「Wreath&cafe_Mozirikko(リースアンドカフェもじりっこ)」。
2023年10月にお店の2階でタイ古式マッサージサロン「いっしょ」がオープン。
小さいお子様連れはもちろん、おひとりでものんびりくつろげるWreath&cafe_Mozirikkoにお邪魔しました。
Wreath&cafe_Mozirikkoとは
Wreath&cafe_Mozirikkoは店長でドリンク担当の三浦健一(けんけん)さんと、お料理とスイーツ担当のゆきえさんご夫婦が2014年にオープンしたお店。2024年11月に10周年を迎えます。
三浦さんご夫婦にお話を伺いました。
店名の由来「もじりっこ」は奥様のあだ名
ゆきえさんの学生時代のあだ名が「もじり」さん、これが店名の由来ひとつめ。お料理のほかにハンドメイドも得意で、店内を彩るリースの数々はすべてゆきえさんの手作り、これが由来のふたつめ。
ゆきえさんのふたつの得意を合わせて「Wreath&cafe_Mozirikko」が誕生しました。
家族を最優先した営業形態
なによりも家族の時間を大切にする三浦さんご夫婦。そのためWreath&cafe_Mozirikkoは毎週木・金・土の週3日、営業時間は12:00〜16:00(ラストオーダー15:00)です。
オープン当時、1歳の長女このみちゃんの子育てをしながら営業スタート。飲食業界の経験がなかったけんけんさんとゆきえさんは、周囲の人に助けてもらいながら今まで楽しく続けてくることができたそうです。
子育てに大変なパパママに少しでもほっとできる場所を提供したい、でも無理な営業をしても誰も幸せにならない、そんな考えから今も週3回、1日4時間の営業を続けています。
長女このみちゃんと長男かんたくんもお店をお手伝い
学校帰りや土曜日はお店に「出勤」している小学校4年生のこのみちゃんと保育園に通うかんたくん。取材時は冬休み中とのことで会えず残念!
このみちゃんとかんたくんの「お仕事」は、三浦パパママと新しいメニューを一緒にあーだこーだ試行錯誤すること、そして遊びに来たお子様のおもてなし係。一緒に来たパパママも安心してお食事を楽しめると話題のカリスマ店員です。
次にお邪魔したとき会えるかな。
メニューに込めたやさしい想い
Wreath&cafe_Mozirikkoのお食事メニューは「若鶏もも肉のから揚げごはん」をメインに、週替わりで「豚肩ロースの自家製焼き豚ごはん」と「豚ひき肉のドライカレー」を提供しています。
メニューを増やさない理由は、使用するコンロが家庭用と同じ2口コンロに簡易コンロ1台だから。お子様メニューと大人用のメニューをスムーズに提供するため、これ以上増やさないそうです。
そのかわりスイーツは常時4〜5種類用意。あれこれ選んで楽しんでほしいと話すゆきえさんの笑顔がとても印象的でした。
メインメニュー「若鶏もも肉のから揚げごはん」
子どもたちも大好きなから揚げ。取り分けも簡単にできるため、絶対出したいと思ったメニューだそうです。色々なお肉を試した結果、同じ商店街にある佐々木精肉店さんのお肉を使用しています。
この日いただいたのは「豚肩ロースの自家製焼き豚ごはん」
豚肩ロースも佐々木精肉店さんのお肉。変な臭みはなく甘みのある美味しいお肉でした。
スプーンでふわっと切れる柔らかさ、ぜひお試しを!
自慢の自家焙煎コーヒーとこだわり牛乳
店長のけんけんさんはドリンク担当。コーヒーはこだわって自ら焙煎します。丁寧な焙煎と心を込めたドリップはケーキと相性抜群の深煎りコーヒー。
カフェの2階にある焙煎スペースで丁寧に仕上げます。
カフェオレにつかう牛乳はタカナシ牛乳、お子様メニューでも提供する安心素材です。
食後にいただいた、こだわりのカフェオレ。
お食事メニューと一緒に注文するとミニデザートとクッキーがセット!
エンドレスでいただけるおいしさです!
2023年10月オープン!タイ古式マッサージ「いっしょ」
Wreath&cafe_Mozirikkoの2階にタイ古式マッサージとアロママッサージサロン「いっしょ」があります。
「いっしょ」のオーナー蓮本雪(はすもとゆき)さんとWreath&cafe_Mozirikkoの出会いは9年前。息子さんと散歩中に偶然見つけた「子連れOK」の文字に吸い込まれるように入ったのがWreath&cafe_Mozirikkoでした。
雪さんの息子さんは当時1歳、このみちゃんも当時1歳でした。さらにWreath&cafe_Mozirikkoの奥様の名前が「ゆきえ」さんで雪さんと名前が似ているなど共通点の多さに驚いたといいます。おいしさと居心地のよさでいつの間にか常連になったそうです。
タイ古式マッサージのきっかけは介護の仕事
もともと介護職で訪問介護をしていた雪さん、担当は脳性まひの女の子でした。女の子の要望で寝る前にマッサージをしていましたが、あくまで自己流。もっと気持ちよくなって欲しいと技術を身に着けることを決心しました。
ちょうどその頃、雪さんがお客として通っていたタイ古式マッサージのサロンで、スクールがあることを知ります。タイ古式マッサージは「ペアヨガ」とも呼ばれ、施術者も受ける側も負担が少ない技術。スクール卒業後は、担当していた女の子にとても喜ばれたといいます。
雪さんは妊娠をきっかけに介護の仕事を離れますが、その後タイ古式マッサージ店に12年勤務したのち独立。2023年10月にWreath&cafe_Mozirikkoの2階でマッサージサロン「いっしょ」がスタートします。
カフェとがっちりタッグを組んだサロンがオープン
毎日の子育てに疲れたパパママを癒したいというコンセプトが合致したWreath&cafe_Mozirikkoと「いっしょ」。
お子様同席で施術受けてよし、子どもはカフェで遊んでいてもよし、お客さまと一緒に作り上げるアットホームなサロンです。ほんのり塩味のあるクコ茶をいただき、タイ古式マッサージスタート。
タイ古式マッサージは全身を使って施術します。
アクロバティックな体勢に驚きますが、程よい力加減が心地いい。
小学生から施術可能です。
新規のお客さまは1,000円引き。凝り固まった体を癒すことはもちろん、定期的なメンテナンスにもおすすめですよ。
親子にトコトン寄り添ったWreath&cafe_Mozirikkoのこだわり
子どもはのびのびと、パパママも日頃の疲れを癒しに来てほしいこだわりの店内を紹介します。
絵本やおもちゃがたくさんあるスペース。子どもが安全に遊べる工夫が盛りだくさんです。
大人が一緒に入っても十分な広さがあります。
おもちゃスペース以外にも安心して過ごせるようにストーブもガード!
寒い冬でも事故の心配なく歩きまわれます。
広くて清潔なお手洗いもこだわりがたくさんありました。ベビーベッドの上はおしりふきとSMLのサイズが揃ったおむつまで。細かい気遣いはさすが!のひとことです。
お料理中のゆきえさん、ひとつひとつ丁寧に作ってくれます。
厨房がとても清潔感があってピカピカしてるんです。衛生面もばっちり!
お子様プレートは600円。大人もテンション上がるラインナップ!(引用:Instagram)
ほかにもお子様サイズの「わかめご飯100円」や「フライドポテト250円」、こだわって使用しているタカナシ牛乳「有機牛乳100円」など豊富に取り揃えています。
お店の情報まとめ
Wreath&cafe_Mozirikkoとタイ古式マッサージサロン「いっしょ」を紹介しました。
親子連れもおひとりでも大歓迎です。心も体も贅沢に癒せる空間へ、ぜひ足をお運びください。
店舗情報
Wreath&cafe_Mozirikkoとタイ古式マッサージサロン「いっしょ」
住所:北海道札幌市白石区本郷通9丁目北4-22
アクセス:地下鉄南郷7丁目駅から徒歩10分
お車でお越しの際は店舗となりのコインパーキングをご利用ください。割引チケットをお渡しします。
営業時間
Wreath&cafe_Mozirikko:木・金・土 12:00〜16:00(ラストオーダー)15:00
いっしょ:水・木・金・土 10:00~16:00(予約制)
決済方法:現金のみ
連絡先
【Wreath&cafe_Mozirikko】
店舗TEL:090-8140-4573
公式ブログ:https://ameblo.jp/mozirikko/
公式Instagram:https://www.instagram.com/wreathcafe_mozirikko/
【タイ古式マッサージ「いっしょ」】
連絡先:090-2818-4903
公式Instagram:https://www.instagram.com/hasumoto_yuki/
取材のご協力ありがとうございました。