Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンがそこにある 応援の循環を作る 地方創生メディア

スポット  |    2023.09.09

鯖江市のシンボル「めがねミュージアム」には何がある?【後編】

前編では、めがねミュージアムに入るまでの様子や楽しい工夫について紹介しました。後編では、いよいよめがねミュージアムの内部に迫っていきましょう。

前編はこちら
>>鯖江市のシンボル「めがねミュージアム」には何がある?【前編】

後編で紹介するのは下記の6か所です。

  • Sabae Sweets
  • めがね博物館
  • めがねショップ
  • 体験工房
  • カフェ
  • 供養塔

まずは1階に設置されているSabea Sweets、めがね博物館、めがねショップから紹介していきましょう。

記念品の購入ならSabae Sweets

Sabae Sweetsではお土産のお菓子、雑貨やアクセサリーを購入できる

入口を入ってすぐの左側には「Sabae Sweets」があります。

Sabae Sweetsでは厳選スイーツの販売をしていますが、販売している商品はスイーツだけではありません。おすすめは眼鏡技術を使ったモノづくり商品。

たとえば、ルーペや耳かきなどの雑貨、リングやピアスなどのアクセサリーです。眼鏡と同じ素材を使用している商品も多く、新たな発見があるかもしれません。

Sabae Sweetsの天井にぶら下げられたオブジェ

Sabae Sweetsの天井には、大きなオブジェがありました。ただのオブジェだと思っていたら大間違いです。よく見てみると、無数の眼鏡フレームが組み合わせて球体を織りなしています。

めがね博物館では古い眼鏡から最新の眼鏡まで展示

眼鏡博物館の入口

博物館では19世紀以降に中国で製造された眼鏡やサングラス、福井で開発されたチタンフレームの眼鏡、昔の生産工程がわかる展示などがあります。

福井の眼鏡を題材にした映画「おしょりん」についても取り上げられていました。

下の画像は昔の生産現場の状況を展示しているコーナーです。工程ごとに工具と作業方法などが詳しく解説されています。

また、博物館内には俳優の大村崑さんのコレクションが展示されています。美空ひばりさんや石原裕次郎さんなどの著名人が愛用しためがねも展示されている珍しい博物館です。

大村崑さんはめがね大使に任命されています。じつは、めがね博物館の反対側にある「めがねショップ」にはサインが展示されていました。

3,000種類以上の眼鏡フレームを展示販売

めがねショップに入ると、大村崑さんをはじめとする眼鏡の似合う著名人のサインが左右の壁にずらりと並んでいます。

めがねショップの入口には著名人のサインがずらりと展示
南海キャンディーズの山里さんのサイン

筆者は芸能界に詳しくないので、誰のサインかわからないものも多くありました。しかし、そんな中でも佐野史郎さん、小泉進次郎さんや南海キャンディーズ山里さんのサインは目立っていました。

めがねミュージアムには、映画「おしょりん」の撮影などの関係もあり、多くの著名人が訪問したようです。

店内に並ぶ3,000種類以上の眼鏡

ショップの入口を抜けて室内に入ると、眼鏡フレームがずらりとディスプレイされていました。ディスプレイされているのは、約50社の最新モデル3,000本以上です。気に入った眼鏡フレームがあれば、その場で視力を測定して購入できます。

本格的な眼鏡が作れる体験工房

体験工房の様子

眼鏡会館の中央にある階段を上がった2階には、眼鏡やキーホルダーを手作りできる体験工房があります。体験工房では、下記の2つのコースが選択可能です。

体験内容料金所要時間
めがね de コラージュ2,000円(税込)1時間程度
めがね手作り教室24,200円(税込)~5~7時間

世界に一つしかない、あなただけのオリジナル眼鏡を作ってみてはいかがでしょうか。ただし、体験工房の利用は事前予約が必要。その点だけ注意してください。

体験工房の作業机には工具や材料が置かれている

上の画像は眼鏡と同じアセテートの素材です。様々な形の素材が準備されているので、好みの色、形を選んで加工します。

MUSEUM CAFEでゆっくり休憩を

カフェの様子

2階のMUSEUM CAFEでは、珈琲やケーキを楽しめます。CAFEへは、体験工房とは違う階段を利用しなければなりません。眼鏡会館に入って直ぐの階段を利用してください。階段下にはカフェのメニューが表示されています。

珈琲は 「たちばな屋」で自家焙煎されたMUSEUM CAFE用の珈琲で、ケーキは鯖江市内の洋菓子店から週代わりで仕入れているとのこと。ケーキは週代わりなので、飽きることはありません。

供養塔で供養された眼鏡は発展途上国で使ってもらう

眼鏡の供養塔

眼鏡会館の外には供養塔が設置されていました。供養塔は眼鏡を供養するためのもので「めがねフェス」で使われなくなっためがねを供養します。また、利用できる眼鏡については、供養後に発展途上国へ送っているそうです。

2023のメガネフェスは、9月30日(土)・10月1日(日)に開催されます。2022年度に開催されためがねフェスの様子はYouTubeの動画でご覧いただけるので、ぜひご覧ください。

鯖江を通ったら「めがねミュージアム」に立ち寄ってみよう!

めがねミュージアムは年間約20万人が訪れる人気の観光スポットです。眼鏡好きなあなたも、それほど眼鏡好きではないあなたも、新たな発見があるかもしれません。ぜひ、鯖江を通過する際には、1時間ほど寄り道してみてはいかがでしょうか。

めがねミュージアムの基本情報

めがねミュージアムの基本情報については下記のとおり。

  • 入館料:無料
  • 駐車場:無料駐車場あり
  • 〒916-0042
    福井県鯖江市新横江2-3-4 めがね会館
  • 電話番号:0778-42-8311
  • 公式サイト:めがねミュージアム

アクセス

  • 北陸自動車道鯖江ICから車約2分
  • JR鯖江駅徒歩約10分

営業時間

  • めがねSHOP:10:00~19:00
  • 体験工房/めがね博物館/SabaeSweets:10:00~17:00
  • MUSEUM CAFE:10:00~16:00
  • 定休日:毎週水曜日・年末年始

MAP

記事をシェアする

この記事を書いた人

のがわ

滋賀県担当のアラフィフライター「のがわ」です。地元の滋賀県や隣県の福井県に関する情報をお届けします。趣味の剣道は練士七段ですが、試合は中学生にも負けるレベルです。色々な地域に出稽古に行き、出会った方々の物語や観光情報などを記事にします。

関連記事