なんばの道頓堀といえばグリコサインで有名なところ。道頓堀川ではリバークルーズがあったり、ドン・キホーテの観覧車があったりとちょっとしたデートスポットでもあります。戎橋を中心に大阪ミナミの文化が根付いているとんぼりリバーウォークをぶらり散策してきたので、ご紹介します。
グリコの看板が一番の目印

とんぼりリバーウォークからもグリコの看板が見えます。普通は戎橋からグリコの看板を見る人が多いのですが、とんぼりリバーウォークからだと、人込みを避けて正面からグリコの看板を写真に収めることができますよ。

ちなみにこちらは大阪の焼肉店「道頓堀みつる」です。黒毛和牛一頭買いの焼肉店なので、力強い牛がゴールポーズをしています。大阪と言えばグリコサインのゴールポーズということで、大阪らしいノリで、新しいランドマークになっています。
やっぱり中心は戎橋

こちらが戎橋です。戎橋は「ひっかけ橋」とも言って、昔はナンパの聖地だったとか。今はインバウンド客が多くて、ナンパどころの騒ぎではありません。

そして、戎橋といえば、面白いのがこの垂れ幕。「大阪といえば…道頓堀!飛び込むならおれの胸に飛び込め」と書いていますが、これは大阪人はすぐに道頓堀に飛び込もうとするからです。

特に、阪神タイガースが優勝したときはこの辺りに喜び勇んだ人々がなぜか集まってきます。大阪府警も厳戒態勢に入り、たくさんの警官が配置されるとか。飛び込み行為をさせないようにがんばっているんですね。
とんぼりリバークルーズで道頓堀を堪能

そして、こちらがその道頓堀川。こちらでは船が遊覧していますが、これはとんぼりリバークルーズです。道頓堀川から見上げた街はまるでテーマパーク。そんな風景を約20分の遊覧で楽しめます。

川にはいくつも橋が架かっているのですが、その橋をすれすれの感じで通り過ぎていきます。船は日本橋から湊町リバープレイスのあたりまで行き、また元の場所に戻ってきます。11:00便 ~ 21:00便まで 毎時00分、30分に出航します。料金は大人2000円、学生1000円、小学生の子供500円です。運行本数が多いせいもあって、乗客の少ないことも。そんな時は貸切気分が味わえますよ。

そして、こちらが戎橋の橋の下。歩道になっているので、徒歩で戎橋の橋の下を堪能することができます。


ちなみにこちらは道頓堀の昔の様子。昔はこの辺りに角座という芝居小屋がありました。今も松竹芸能の劇場として運営されていますが、ここから大阪のお笑いがスタートしたのかと思うと、なんだか感慨深いですね。昔は小さな家や建物ばかりが立ち並んだ通りだったようですが、今は大きなビルや建物も多い繁華街へと成長しました。
一度は乗りたいドン・キホーテの長円形観覧車

こちらがもう一つのミナミのランドマーク「えびすタワー」の長円形観覧車です。ドン・キホーテが入ったビルなので、地元の人はドン・キホーテの観覧車と言っています。世界初の長円形観覧車がビルに巻き付くように設置されているのが特徴です。実はこの観覧車、大阪ミナミの街のアミューズメント性を具現化するために作られたとか。

乗車料金は一般で1000円。営業時間は11:00~22:00まで。乗車口で切符を切るスパイダーマンに扮したスタッフはドン・キホーテ道頓堀店の副店長だとか。こういうサービス精神が大阪ならではですよね。あべのハルカスや梅田のビル群まで見渡せるようなので、大阪を一望してみるのもいいですね。
なんば・ミナミの街は、町全体がエンターテインメント性のあるテーマパークのよう。遊び心を忘れない大阪人らしい面白いことがいっぱいです。大阪人情に触れたくなったら是非道頓堀にぶらり遊びに来てくださいね。
とんぼりリバーウォークの詳細情報
住所:〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀
アクセス:Osaka Metro四つ橋線「なんば駅」から徒歩10分、近鉄「大阪難波駅」から徒歩5分




