せっかく大阪に来たなら大阪らしい写真を撮りたい……。そんな人にお薦めなのが道頓堀通りです。ここでは、何と言っても看板が特徴的。これでもかこれでもかと自己主張してきて、見ているだけで異世界に迷い込んだよう。そんな大阪ならではの看板を見に、道頓堀をぶらり散策に行ってきたので、ご紹介します。
場所は戎橋の付近
特にド迫力看板が集中しているのは戎橋を起点とした道頓堀通り。道頓堀川に沿って数多くの店舗が並んでいます。ここはまさに大阪ミナミの繁華街の中心地。多くの観光客でいつもにぎわっています。
このあたりから、ずらっと巨大看板が並んでいます。
大阪と言えばこれ！ かにと餃子、串カツまで
こちらはかに道楽の看板。巨大蟹が目印です。このかにの看板、かなりリアルなのはもちろんなのですが、実は動くんです。一目でかに料理の店だということがわかるようにつけられたということですが、こうやって動くことで、一躍話題のお店になったそうです。㏚効果抜群ですね。ちなみに動くかにの下で食べ歩き用のかに足を焼いているので、においも相まって、かにが食べたくなりますよ。
同じくかにの看板のかに源です。かにがビルからにょきっと出てきています。実はかに源のはさみに一時期隣の金龍ラーメンの龍のしっぽが挟まっていたことがあったそうです。
そしてこちらが金龍ラーメンの金龍。実はこちらの金龍は看板として、ちょっとはみ出しすぎて、隣と土地の所有権をめぐって裁判があり、撤去しないといけなくなったということがありました。そんな負のエピソードを慰めに変えるために、「金龍のしっぽを切ったのは蟹なのか？」というストーリーにしたとか。
そして、「金龍さん、まあ、気張っていこや！」とエールの言葉も掲げられ、それを受けた龍の目にうれし涙がというエピソードがあったとか。商店街の仲のいい様子が感じられますね。
こちらは大阪王将です。関西では、「餃子の王将」とよく間違えられる大阪王将なのですが、こちらの大阪王将も餃子の王将と同じく看板メニューは餃子。それだけに看板のオブジェも餃子です。こちらの餃子はかなり立体になっていて、お店で提供されるのと同じようにお皿に並べられています。ちなみにこの餃子につられて食べたくなったら、お店ですぐ食べられますよ。
こちらは串カツだるまです。こちらの怖い顔のおじさんはだるま大臣と呼ばれているようですが、モデルは串かつだるまの社長でもある上山勝也氏だそうです。実はご本人とそっくりなんです。
こちらのだるま大臣は串かつを手に持って胸の前でクロスしていますが、これはソースの二度付け禁止を意味しているとか。ソースを二度付けするとソースが汚れるので、二度付けしないで一度付けで食べるようにしましょう。ちなみに、こちらのソースに串かつをどぼんとつけてしまうと辛いというイメージがありますが、そんなに辛くはなりません。それでも、最初はどぼんとつけるのに勇気がいるもの。そんな時は、キャベツでソースをすくって串かつにつけるのもありですよ。こちらの看板は回転までするそうです。
こちらは串かついっとくです。串かつが色々とついているだけでなく、大阪のシンボルビリケンさんもついています。どこのお店も負けていません。
そのほかも鶴も牛も空を飛んでいます
こちらはツルハドラッグです。こちらは鶴が飛んでいます。どこか飛んでいってしまうかのように羽ばたいています。
そして、こちらは牛です。一頭そのまま宙に浮いています。これだけ立体看板が並ぶと、少しでも前に出ないと全然目立ちませんね。
いかがでしたか？
こんな巨大看板が並んでいる地域は大阪といえどこの辺りしかありません。ほかにもいろんな看板があるので、是非、大阪旅行の話のネタに遊びに来てみてはいかがでしょう？
道頓堀看板通りの詳細情報
住所：〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀１丁目
アクセス：Osaka metroなんば駅・近鉄難波駅の地下街「なんばウォーク」の14番出口からすぐ
