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アート  |    2025.01.22

大阪の真ん中で浮世絵を堪能!|大阪浮世絵美術館【前編】

大阪にはたくさんの美術館がありますが、大阪の観光地としても人気な中心地、心斎橋筋商店街の中にある美術館をご存じですか?
観光客でにぎわう心斎橋筋商店街に、大阪浮世絵美術館はあります。

今回、大阪浮世絵美術館の魅力と、現在開催中の「浮世絵が語る 日本の名山展」を前編・後編に分けて詳しくご紹介します!

大阪浮世絵美術館入口

大阪浮世絵美術館までのアクセス

大阪を代表する繁華街の一つである、心斎橋筋商店街。
大阪浮世絵美術館は、心斎橋筋商店街の中心、心斎橋駅となんば駅のちょうど真ん中にあります。

大阪浮世絵美術館の階段

大阪メトロ心斎橋駅6号出口から徒歩約5分、ほか各線なんば駅から徒歩約7分ほどで美術館に到着。
たくさんのお店が並ぶにぎやかな心斎橋筋商店街を道頓堀方面に進むと、大阪浮世絵美術館の看板が見えてきました。

大阪浮世絵美術館について

大阪浮世絵美術館は、浮世絵版画を常設展示する美術館として2019年7月、大阪の心斎橋筋商店街に開館しました。
企画展によって展示数は変わるのですが、常設作品含め、約55点展示しており、コンパクトながらも見ごたえある美術館です。

大阪浮世絵美術館の内観

心斎橋という場所柄、観光客も多く訪れ、浮世絵に特化していることもあり、平日訪れる方の約半分は外国人とのこと。
買い物のついでに気軽に浮世絵を見てほしいという思いから、あえてこの心斎橋筋商店街に開館したそうです!

浮世絵の細部を見るために、無料貸出のルーペを用意するなど、じっくりと浮世絵作品を楽しんでもらう取り組みもされています。

ミュージアムショップ

ミュージアムショップ①

大阪浮世絵美術館では、展示スペースとミュージアムショップがあります。ミュージアムショップでは、浮世絵版画や書籍などのさまざまな浮世絵に関する商品を販売しています。
浮世絵柄の雑貨やTシャツなど、観光のお土産にピッタリな商品もあります!

ミュージアムショップ②

ミュージアムオリジナルグッズとして、ポストカード、クリアファイル、しおり、マグネット、ポスターなどを揃えています。
ポストカードは常時150種類以上用意しているそうです。ここまで揃えている美術館は珍しいでしょう。

ミュージアムショップ③

江戸・明治期に摺られたオリジナルの浮世絵版画や、有名な作品の復刻版も販売しています。

浮世絵はかつて、手軽に安価で購入できる、庶民に身近なものでした。
ミュージアムでは当時と同じように、浮世絵を気軽に手に取ってほしいという思いから浮世絵版画を販売しているそう。

ぜひ、実際に浮世絵を手に取り、自宅で浮世絵を楽しんでみてはいかがでしょうか?

今回は、大阪浮世絵美術館へのアクセス、魅力、ミュージアムショップをご紹介しました。
後編では、現在開催中の「浮世絵が語る 日本の名山展」をおすすめ作品とともにご紹介します!

後編はこちら

大阪の真ん中で浮世絵を堪能!|大阪浮世絵美術館【後編】

※今回は取材のため、特別な許可を得て撮影しています。展示室は撮影不可のため、ご来館の際は、撮影表記をご確認いただき、撮影マナーに十分ご注意ください。

大阪浮世絵美術館

住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-2-23 不二家心斎橋ビル3F
電話番号:06-4256-1311
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:年末年始、展示替え日(2025年2月17日)
観覧料:大人1000円、大人ポストカード付展示観覧料1200円、学生600円、学生ポストカード付展示観覧料800円、小学生300円(※学生は学生証提示必須)
https://osaka-ukiyoe-museum.com/index.html

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この記事を書いた人

ChicacoMurayama

【アーティスト/ライター】【神奈川県公認Mediallライター】 幼い頃から絵を描くことが好きで、画家活動を行う。また、読書、執筆、写真を撮ることも好きでフリーライターとしても活動。 作品は独自に研究し生み出した技法のサンドアート。コンセプトは「綺麗な世界、穏やかに心温まる世界」。展示販売、年に数回のワークショップ、ラジオでアートについて話したりアート普及活動も行う。 多めで見やすい写真とわかりやすい等身大の言葉で、アート、美術館・博物館をメインに画材、文具や神社、カフェなどを紹介していきます! 

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