
前編では、リンパマッサージ&よもぎ蒸しサロン『柚温-ゆのん-』のオーナー・松山 真梨子さんがセラピストや独立されるまでの道のり、お客様や経営中のサロンに対する思いについて紹介しました。
セラピストの経験を通して掲げられているサロンコンセプトは、「冷えから改善し、10年後も健康な身体を維持することを目指して」。後編では、夏場でも手や足先が冷たい末端冷え性タイプの筆者が、松山さんから実際に受けた施術の体験レポートをお届けします。
よもぎ蒸しとは何かご存知ですか?
まず「よもぎ蒸し」の発祥地は美容大国・韓国で、およそ600年以上もの歴史があります。日本では、身体を温める温活として人気です。
よもぎは、“ハーブの女王”とも称されるほど万能な薬草。ほかの薬草と一緒に入れて煮立たせ、その蒸気を下半身にあてて身体を温める民間療法が「よもぎ蒸し」です。
穴の開いた椅子の上に座っておこなうため、蒸気の吸収は膣の粘膜から。その腟の粘膜の吸収率は腕の皮膚の粘膜に比べると非常に高く、なんと約42倍にもなるのだとか。だからこそ、よもぎが持つとされる効果を身体にしっかり取り入れられると言われています。
期待できる効果について
蒸気で身体を温めると血行が促進されるため、肩こりや腰痛、冷え性、むくみの改善などが期待できるそう。また、子宮につながる膣の粘膜に蒸気を直接あてると身体の深部が温まり、生理痛や生理不順、更年期障害といった症状が緩和されるのだとか。
そのほかにも、汗をかくことによるデトックス、新陳代謝による美肌効果などもあるとされています。
世界でただひとつ!パーソナルなよもぎ蒸しを体験

今回、選んだメニューは「国産よもぎ蒸し40分+極上オイルリンパマッサージ70分」。
新規の方は、カウンセリングからスタート。松山さんが、最近の身体の調子や悩みなどについて細かく聞いてくださいます。
続いて、国産のよもぎと一緒に蒸すハーブを自身でセレクト。小瓶に入った18種類のハーブの匂いをかぎ、直感で好き嫌いを判断します。「好き」として選んだハーブから、ここ1週間の身体や心の状態を読み取れるのだそう。自分に合ったものをカスタマイズできるのは、『柚温-ゆのん-』ならでは。
最初はいつまでも匂いをかいでいたくなるものもあれば、これはどうだろうと判断に迷うハーブもありましたが、「初めはピンとこなくても、自分の身体と心に合うものを次第にきちんと選べるようになりますよ」とおっしゃっていた松山さん。聞いていたように、何度か通っているうちに、悩まず選択できるようになりました。
選んだハーブと感じていた状態が一致しており、びっくり!

この日、筆者が「好き」に選んだのは10種類のハーブ。「最近、目がお疲れじゃないですか?」「身体がむくんでいませんか?」と聞かれ、今回もただただ驚くばかり。なぜならば、ここ数日はいつも以上に目がショボショボしていたり、代謝の悪さを感じたりしていたからです。
免疫力の低下を示すとされるハーブもチョイスしていたのですが、これは疲労感のある人が選ばれることが多いよう。ここ数日、休まず働きクタクタだったので合っているかも。
ほかには、執着心があまりない人や1人で仕事をしている人が好むハーブもセレクトしていたようで……。たしかに、わりとあっさりしているほうだし、仕事はフリーランス。まさか、そんなことまで当てはまっているなんて。ただ、あくまでもこれは今回の結果にすぎず、次回の体調によって選ぶハーブは変わります。
使用する道具にもこだわった、国産の良質なよもぎ蒸しを堪能

ハーブを選んだ後は、用意されている大きなマントに着替えます。松山さんがいろいろ試されて選ばれたマントは、生地に厚みがあり保温性が高く、しっかり温まりながら汗をかけるのが特徴です。

着替えが終わると、丸い穴が開いた木の椅子に腰かけます。これは特注で作られたもので、ほかのサロンの椅子に比べて座面の面積が広め。そのため、ゆったり座れます。
椅子の下にセットされるのは、国産のよもぎと筆者がこの日に選んだハーブが煮えている鍋。よもぎの産地は、北海道や徳島県など仕入れ状況によって変わりますが、どれも良質。今回は、やさしい香りがする兵庫県産のものを使用されていました。好きな香りのハーブばかりがブレンドされているせいか、ふわりと漂う良い香りに開始前からすでに身も心も癒されている気分に。
サロンによって、最初に温める部位は異なるのだそう。『柚温-ゆのん-』では身体に負担をかけないよう、椅子の穴の手前に座り腰からじんわり温めていきます。

始めの15分間は足湯もセット。深型のマシンなので、ふくらはぎ辺りまでしっかり浸かります。15分も経つと、じんわり温まってきた印象。時間がきたら足湯を外し、今度はよもぎ蒸しの蒸気のみで温められていきます。
座り方は変わり、まずは椅子の後ろまでしっかり腰かけた状態で。途中からは体育座りをしたり、あぐらをかいたりしながら、自分がしっくりくる座り方に変えて体勢をキープ。
松山さんから今回の身体の調子に関するアドバイスを受けたり、1人でぼーっとしたりしているうち、蒸気に蒸されてどんどん温まっていきます。身体の芯からほかほかして、とっても気持ちいい!筆者には適温でしたが、熱いと感じたら椅子の高さを変更したり大きさの違う鍋に取り替えたりして、温度を調節してもらえるのはありがたいです。
ちなみに、施術途中は香りが良くて飲みやすいよもぎ茶(国産&ノンカフェイン)やお水をごくごくいただきました。それもそのはず。よもぎ蒸しは、30~40分程度で消費カロリーは約750kcalにもなるよう。対して、一般的に、60分のサウナ利用でも消費カロリーはおよそ150kcal。よもぎ蒸しのカロリー消費率が、いかにスゴいかわかる数値です。

残り2分になると、首もとで止めていたマントを頭のてっぺんまで上げ、全身をすべて覆った状態に。深呼吸をしながら香りをかぐと、リラクゼーション効果がさらにアップするのだそう。たしかに顔を出しているときよりも嗅覚がダイレクトに刺激され、気持ちがさらに休まる感じです。
そして、あっという間に40分が経過。まだまだ座っていたい!と思うほど、心地良いやすらぎの時間を過ごせます。普段ほとんど運動をしない筆者は、代謝がかなり悪いほう。よもぎ蒸しを始めて間もないころは汗をどばっとかくことはなく、じんわり汗ばむ程度でしたが、それでも終わるころになると全身ぽかぽかに。
「よもぎ蒸しは回数を重ねるごとに汗をかく量が増えるので、最低3~4回は続けてみるのが大切ですよ」と松山さんがおっしゃっていたように、定期的に通うようになると、汗の量が増えたり、かき始めるまでの時間が早くなったりしました。
リンパマッサージは、各々の身体の状態に合わせて丁寧に

体内のリンパ液の流れを促して老廃物などを排出することで、むくみの解消や疲労回復が期待できると言われるリンパマッサージ。よもぎ蒸しで血行が良くなっている状態でマッサージをおこなった場合、さらなる効果に期待が持てるのだとか。
松山さんは、お客様にその日の体調をきちんと聞き取った上で、身体の状態に合わせたマッサージを丁寧に施してくださいます。さらに、施術の途中はこちらの様子を気にかけ、「力加減はどうですか」「痛くないですか」とやさしく声をかけてくださるので安心です。
筆者には最初からちょうど良いと感じられる圧で、あっという間に眠りの世界に誘われそうに。マッサージが始まると、すぐに寝落ちされる方がいらっしゃるのも納得です。
施術後は、身も心も軽やかになった印象
施術前は疲れで全身がむくんでいたり、だるさで身体が重く感じていたりして、気分がモヤモヤしていることがしばしば。しかし、終わった後は心身共にとても軽くなっている印象があります。
鏡を見ながらメイクを直していると、血色が良くなっているのか、ほっぺたのあたりがほんのり赤くなっていました。サロンを出てからも、手足の先端もふくめて身体はずっとほかほかしたまま。
また、寝つきはあまり良くないほう。それでも「よもぎ蒸しをされた日の夜はぐっすり眠っていただけますよ」とうかがっていた通り、今回も熟睡しました。一度も目覚めず翌朝を迎えられ、寝起きはとてもスッキリ!
通う頻度は半月に一度がベストだそうですが、「月1でも大丈夫ですよ」とのこと。そのため、飽き性の筆者でも無理のない範囲で足を運べています。うれしいことに、冷えが少しずつ改善してきているのか、肩こりや腰痛の解消にもつながっているような気が。
また、こちらのサロンに出会い、自身の心身と向き合って日々の疲れを癒す時間を設けるようになってから、冷えや不調を放置してはいけないことの大切さを痛感しています。
日々の疲れを癒す至福の時間を過ごしてみませんか

ゆったりしたプライベート空間のなか、国産のよもぎ蒸しや松山さんの細やかな気配りが感じられる施術で、身体も心も癒される至福のひととき。
冷えが気になっている方、生理痛や更年期など女性特有の症状で悩まれている方、疲れがたまっていらっしゃる方など、リンパマッサージ&よもぎ蒸しサロン『柚温-ゆのん-』にて、温活で体調改善に取り組んだり、自分を癒すごほうびタイムを取り入れたりしてみませんか。
◆リンパマッサージ&よもぎ蒸しサロン『柚温-ゆのん-』
※女性専用(男性は紹介のみ)
住所:大阪府大阪市阿倍野区阪南町5-17-12-401
営業時間:平日・祝日 10時~18時(最終予約受付 17時)
土・日曜日 10時~19時(最終予約受付 18時)
定休日:不定休
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