横浜で港町の景色と歴史ある建築を楽しみたい方必見!
今回は、山下公園を中心に、横浜マリンタワー・ホテルニューグランド・氷川丸を巡ります。デートや週末のお出かけにもぴったりな、横浜らしいレトロな雰囲気を満喫できるコースです。
モデルコース概要
START:みなとみらい線 元町・中華街駅
⬇徒歩約1分
横浜マリンタワー
⬇徒歩約4分
ホテルニューグランド
⬇徒歩約5分
日本郵船氷川丸
⬇徒歩すぐ
GOAL:山下公園
横浜マリンタワー|展望台からの絶景とポケふたスポット
山下公園の目の前にそびえる横浜マリンタワーは、横浜開港100周年を記念して1961年に建てられた高さ106メートルのタワー。かつては「世界一高い灯台」としてギネス認定されたこともあり、横浜港を見守るシンボル的存在です。

展望台(29階・30階)からは、横浜港やみなとみらい、横浜ベイブリッジ、晴れた日には富士山まで見渡せる360°パノラマビューが楽しめます。
館内にはカフェやレストランもあり、散策の途中で立ち寄るのにもぴったり。
さらに、タワー入口付近にはポケふた(ポケモンマンホール)もあるんです!

ピカチュウとペリッパーがマリンタワーを背景に描かれたデザインは、ファン必見。
是非探してみてくださいね!
ホテルニューグランド|昭和モダンのクラシックホテルと発祥グルメ
マリンタワーのすぐ近くにあるホテルニューグランドは、1927年創業のクラシックホテル。

館内は重厚なヨーロピアンスタイルで、ロビーの大階段やシャンデリアはまるで映画のワンシーン。
チャールズ・チャップリンやマッカーサーなど、世界の著名人が宿泊した歴史もあります。

ホテルニューグランドといえば、発祥メニューも有名。ナポリタンやプリン・ア・ラ・モードはここから全国に広まりました。カフェで歴史を感じながら、横浜グルメを楽しむのもおすすめです。
氷川丸|昭和レトロな船旅を体感できる博物館船
山下公園に係留されている氷川丸は、1930年に建造された貨客船。
横浜-シアトル間を結ぶ航路で活躍し、戦前は豪華客船として知られました。
戦時中は病院船、戦後は復員船として活躍し、波乱の歴史を生き抜いた氷川丸は、現在博物館船として公開されています。

船内では、アール・デコ様式の一等食堂や社交室、操舵室などを見学でき、昭和初期の船旅の雰囲気を体感できます。


一等特別室はチャールズ・チャップリンなど著名人が利用したスイートルーム。
一方のこちらは三等客室。

三等客室のあるエリアは、一等や二等のエリアとは区別され、自由に行き来することはできなかったそうです。
超高級旅行だったことを考えると、三等でも庶民には手が届かない贅沢な船旅でした。
下のフロアには、優雅な客室エリアとは異なるごつごつとした空間が!
機関室(エンジンルーム)も現役時代のまま残され、迫力あるディーゼルエンジンを間近で見ることができます。

デッキに出ると横浜港の景色が広がり、海の香りを感じられます。
歩き疲れた身体を休めるにはぴったりの場所でした。


山下公園|港町の風を感じる定番スポット
最後は、横浜の定番スポット山下公園をゆっくり散策。
関東大震災後の復興事業で整備された公園で、遊歩道や芝生広場が広がります。
ベンチに座って氷川丸やマリンタワーを眺めると、港町ならではの開放感を感じられます。

公園内には「赤い靴はいてた女の子像」や「水の守護神」などのモニュメントもあり、散策がてら探してみるのも楽しいです。春や秋は花壇が彩りを添え、写真映えスポットとしても人気です。
まとめ|横浜レトロ散策で歴史と景色を満喫しよう
横浜の港町散策は、歴史と景色を同時に楽しめる贅沢な時間。
マリンタワーからの展望、ホテルニューグランドのクラシックな空間、氷川丸の船内見学、そして山下公園の海風。どれも横浜ならではの魅力が詰まっています。
ぜひ横浜で歴史とロマンを感じてみてください。



