
ふわっと心地よい風と、太陽の光に包まれた場所に佇む小さな書店。
愛知県名古屋市北区のとある商店街の一角に、たった4.5坪の小さな新刊書店「Bookstore Lbio(ブックストア ルビオ)」はあります。
2024年5月にオープンして以来、本と人を繋ぐサードプレイスとして、地域の人々や各地から訪れる読書愛好家から愛されています。
2025年4月には、Lbioの隣にシェア型書店「Bookbridge Lbio(ブックブリッジ ルビオ)」もオープン。
お店の向かいには名古屋市北図書館や小劇場、緑豊かな公園があり、地域の人々が行き交う街の暮らしに溶け込んでいます。
本との出会いのみならず、店内ではコーヒーや季節限定のドリンクをテイクアウトで楽しむことができ、Lbioはまさに“憩いと癒しの書店”です。
小さな書店ならではのラインナップ

たった4.5坪という店内に足を踏み入れると、流れる落ち着いた音楽と、コーヒーの豊かな香りに心がほどけます。
新刊や話題書はもちろん、児童書や小説、個人制作の小冊子ZINE(ジン)まで、さまざまなジャンルの本が並んでいます。
一般的な大型書店と異なる点の1つは、個性あふれる“Lbioらしい”本のラインナップ。
本のセレクトは、店長の常澤愛美(ときざわ めぐみ)さんとオーナーの2人で行い、異なる感性がジャンルの豊かさを生み出しています。
ずらりと並んだこれらの本を全てじっくりと見られるのも、小さなスペースだからこそ叶う贅沢なひととき。
自分が欲しいと思う、光り輝く1冊との出会いにワクワクする時間が楽しめます。


隣はシェア型書店「Bookbridge Lbio(ブックブリッジ ルビオ)」

Lbioの隣には、シェア型書店「Bookbridge Lbio(ブックブリッジ ルビオ)」があります。
棚主さんと呼ばれる人が、一棚ごとに区画分けした本棚を借りて、主に古本やZINEなどを販売しています。
棚主さんは、本が好きで誰かに共有したいという人から、書店員さん、図書館の司書さん、いつか古本店を開いてみたい方までさまざま。
棚の一つひとつに、棚主さんの人柄が表れる世界観を感じられます。
「この棚主さんと本の趣味が似ているな」「このZINEを書かれている人はどんな人なのだろう」と楽しく想像を巡らせながら、ついつい見入ってしまいます。
シェア型書店の棚は大好評で、現在空きはなく順番待ちとのこと。
棚主さん主催で定期開催される読書会やワークショップも人気で、まさに本と人、人と人が繋がるきっかけの場となっています。
新刊書籍が並ぶLbioとはまた違った楽しみ方で、“誰かのおすすめの本と出会う”ことも、未開拓のジャンルの本に出会える喜びがあります。


自然と会話が生まれる場所

Lbioを訪れると感じるのは、自然と会話が生まれる場所であるということ。
あるお客さんはドリンクを求めてお店を訪れ、常澤店長と会話をしていたり、はたまたお客さん同士でささやかな会話を交わす光景に出会うのです。
小さな書店であることから自然と人との距離が近くなり、日常会話や本についての話がしやすい環境なのだと感じました。
個人書店と聞くと、少し入りづらい雰囲気や、常連さんに遠慮してしまう気持ちがある人もいるかもしれません。
しかし、Lbioはそういったことを感じるどころか、いつでも気軽に訪れることができ、また来たいなと思う安心できる書店なのです。
本との出会いで日常にワクワクを
本屋の楽しみ方は人それぞれ。
一人でゆっくりと本を選んだり、店長さんに相談しながら選んだり、今日はどんな本との出会いがあるのかと、筆者はLbioを訪れるたびワクワクしています。
ドリンク片手に本を選び、まるで本の世界観に入り込むように、本と向き合うゆったりとした時間を過ごせる場所。
今の自分にピッタリな本を見つけに、ぜひ足を運んでみてください。
前編では、新刊書店「Bookstore Lbio」、シェア型書店「Bookbridge Lbio」についてご紹介しました。
後編では、店長の常澤愛美さんのインタビュー内容をお伝えします。
どうぞお楽しみに!
店舗情報
新刊書店 Bookstore Lbio(ブックストア ルビオ)
シェア型書店 Bookbridge Lbio(ブックブリッジ ルビオ)
住所:愛知県名古屋市北区志賀町4-60-9 アーバンラフレ志賀23-101(名古屋市北図書館向かい)
営業時間:10時〜16時
定休日:日曜日・月曜日
駐車場:店舗裏側に共用駐車場あり
最寄駅:地下鉄名城線「黒川」駅4番出口から徒歩15分
※不定期で営業時間や定休日が変更になる場合があります。詳しくは、Instagramをご確認ください。



