2025年10月10日、松山市中心部の地下商店街「まつちかタウン」に、臥龍醸造(がりゅうじょうぞう)が手掛けるクラフトビールバー「STAND SEVENs GARYU BREWING(スタンドセブンス ガリュウ ブルーイング)」がグランドオープンしました。松山市駅のすぐそばという好立地であり、愛媛のビール文化を気軽に楽しめる新スポットとして注目を集めています。
本記事では、同店の誕生背景や特徴、訪れる魅力などを詳しく掘り下げます。
地元ブルワリーの挑戦・臥龍醸造とは?

臥龍醸造は、愛媛県大洲市にあるクラフトブルワリーです。大正時代の赤レンガ倉庫「旧程野製糸繭倉庫」を拠点に、地域の原材料を生かしたクラフトビールを醸造しています。地元の街並みと人々の歴史を背景に、愛媛発の文化としてビールを醸すこのクラフトビールブルワリーは、地域の魅力づくりにも力を注いでいます。

臥龍醸造が提供するクラフトビールは、地元愛媛県内で仕込まれる独自の味わいが魅力です。フルーティーさや爽やかさ、深いコクを感じられるものなど、種類も多彩です。公式のSNSでは、在庫や新メニューの紹介、季節ごとの限定ビール情報も発信されています。
なぜ「まつちかタウン」なのか?立地と意義

「STAND SEVENs GARYU BREWING」がオープンしたまつちかタウンは、松山市駅と銀天街を結ぶ地下通路に広がる商業空間です。雨の日でもアクセスしやすく、通勤・通学客や買い物客、観光客など幅広い人々が行き交います。
この立地は、地元民だけでなく観光客にも愛媛のクラフトビールを体験してもらえる絶好の場所です。クラフト文化の普及という点でも戦略的だと言えます。また、ビールの立ち飲みスタイルは、買い物の途中や仕事帰りにも気軽に立ち寄れる魅力があります。

まつちかタウン内での新規出店は、臥龍醸造にとって松山への初進出で、第2章の始まりを象徴する挑戦でもあります。市街地中心部という日常生活圏での発信は、地域経済や地元文化の活性化にも寄与しています。
STAND SEVENs GARYU BREWINGの特徴と楽しみ方

最大の特徴は、立ち飲みスタイルのクラフトビール提供です。7坪ほどの広さながら、ブルワリー直営の味を手軽に楽しむことができます。口コミでも「買い物ついでにフラッと立ち寄るのにぴったり」と好評です。
さらに、地元愛媛のブルワリー計11社のクラフトビールを揃える25タップというラインナップは、四国最大級の提供数とも言われています。これは、地元の多様なビール文化を表現する場としても貴重です。
以下で、取り扱い商品の一部を紹介します。
| ビールの種類 | 概要 |
| アフタヌーンゴールド | ・愛媛の柚子と「ひめマドンナ」の香り ・IBC2024で金賞受賞の自信作 ・軽やかでクリアな飲み口 ・一日の始まりにも、締めの一杯にも |
| 臥龍アメリカンレッドIPA〜レッドブリックIPA〜 | ・醸造所の赤煉瓦をイメージした自信作 ・カラメルモルトの濃厚な風味と香ばしさにトロピカルなホップ ・IBC2023金賞受賞 ・確かなボディとバランス |
| 臥龍ペールエール〜タイムレス〜 | ・イギリス発祥の伝統的な一杯 ・ホップによる心地よい苦みベースに、柑橘系のドライホップをプラス ・伝統のレシピ+現代的な華やかさ ・クラシックな安心感とフレッシュな香りが同居 ・初心者から愛好家まで愛される味 |
店の営業時間は、平日は午後から、週末は午前11時からです。気軽なひと息にも、休日の楽しみにも対応しています。公式発表でも、多彩なビールを楽しめる場として地域に根ざしつつ、幅広いファン層に開かれた空間を目指していることがうかがえます。
地元愛とクラフト文化の発信地として

「STAND SEVENs GARYU BREWING」は、単にビールを飲む場所というだけでなく、愛媛県のクラフト文化や地域の魅力を伝える役割も担っています。愛媛県がクラフトビール文化を盛り上げる「ハピアワ!」プロジェクトにも参加しています。平日のハッピーアワーでは、クラフトビールをお得に楽しめる企画も実施されています。
このような地域全体との関わりは、地元住民のコミュニティ形成や観光客の体験価値を高める効果も期待されており、「まつちかタウン」自体の魅力向上にも寄与しています。
アクセス・基本情報

「STAND SEVENs GARYU BREWING」は、まつちかタウン内にあります。伊予鉄道の松山市駅から徒歩ですぐの利便性もあり、初めての訪問でも迷う心配がありません。
- 住所:松山市湊町5-1-1 まつちかタウン内
- 電話:089-907-7280
- 定休日:不定休
- SNS:Instagram
- 営業時間:14時から22時
※土日祝は11時から営業、日から木は21時まで
営業時間や提供内容の最新情報は、公式のSNSや公式サイトで確認することをおすすめします。
まとめ

松山市中心部に誕生した「STAND SEVENs GARYU BREWING」は、臥龍醸造のクラフトビールを気軽に味わえる新しいスポットです。立ち飲みというカジュアルなスタイルと豊富なビールラインナップは、地元の人々にも観光客にも親しまれる要素です。
単なるクラフトビールの販売店ではありません。大洲の歴史や水、そして造り手の想いを松山の中心地で体感できる“入り口”のような存在です。
後編では、臥龍醸造の魅力を最前線で伝えるマネージャー・鷲尾和誉さんに、クラフトビール作りのこだわりやお客様とのエピソード、これから描く未来について詳しく伺います。




