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スポット  |    2024.01.28

KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY 北九州英語村 (KGG) 子どもの笑顔があふれる英語体験の秘密とは?

子どもたちが英語を好きになる「きっかけの場所」

2022年にグランドオープンした、KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY 北九州英語村 (KGG)。
KGGは、子どもたちが日本にいながら海外のような環境で英語を体験し、学べる場所です。
今回は、出入り自由の一日KGG利用し放題プログラム、「KGG感謝祭」にお邪魔して、子どもたちの英語体験の魅力に迫ります!

1 北九州から世界へ 西日本初の英語村で楽しく英語体験

KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY北九州英語村(KGG)は、西日本初の体験型英語学習施設として北九州市にオープンしました。ここでは、学校では味わえない非日常的な空間の中で、英語だけの世界に浸りながら学ぶことができます。KGGが提供する魅力的なプログラムの中で、子どもたちは失敗を恐れないチャレンジ精神を養い、学習意欲が育まれます。

平日は学校の校外授業や修学旅行などで利用されており、施設最大利用人数は200名となっています。アトラクションプログラムでは、10人のチームメイトで1グループとなり、入国から出国まで、エージェントと呼ばれるイングリッシュスピーカーが付き添います。
チームメイトと一緒にアトラクションを回るツアー形式のプログラムです。

KGGの最大の魅力は、多彩な5つのアトラクション(アクティブゾーン)です!

① KGG Airlines

飛行機の機内をイメージしたアトラクションです。本物を意識した飛行機の外観と内装にきっと驚くでしょう。CAさんに要望を伝えて、英語でコミュニケーションを取ります。子どもたちに大人気のプログラムです。

② KGG Hotel & Resorts

ハワイのホテルをイメージしたアトラクションです。扉を開けると、大人でも海外のホテルに来たかのような気分になります。ホテルのロビーにいるコンシェルジュに英語で相談します。実際の海外旅行にも役立ちそうですね。

③ KGG Market

イギリスのグローサリーマーケットをイメージしたアトラクションです。ショップスタッフから英語でアイテムを購入します。見学時は子どもたちであふれかえっており、楽しそうに英語で買い物体験をしていましたよ!

④ KGG Restaurant

オーストラリアのビーチサイドをイメージしたアトラクション。食事メニューから、ウェイターにオーダーします。本物そっくりの食事がずらっと並べられ、食べてしまいそうです。見学時には、世界のチョコのプログラムが行われました(後述)。

⑤ KGG Studio

ニューヨークのTV局をイメージしたスタジオです。ニュースキャスターやディレクターになって、英語で番組を作ります。写真のように、本物のようなニュースやトークショーの現場が再現されており、子どもたちの読むニュースはスタジオの外のテレビ画面で放送されます。みなさんにぜひ体験して欲しいプログラムのひとつです!

2 KGG感謝祭体験記!〜ここに来なければ絶対に味わえない、楽しさ満載の英語体験

今回は、2023年11月23日に行われた、初の「KGG感謝祭」にお邪魔しました。体験したのは、小学6年生の娘です。当日はどこのアトラクションも満員となる人気振り。実際に体験できたアトラクションの中から、今回は2つご紹介します!

入り口の入国ゲートをくぐると、円形の広々とした空港のラウンジが広がっています。中に入ればすべて会話は英語で行われますが、スタッフのみなさんはとても親切に対応してくださるので、安心して入国してください!

何か新しい体験ができそうな予感がする空間が広がっていて、大人でもワクワクします。子どもたちはピンク色のパスポートを渡され、プログラムを体験すると、このパスポートに各アトラクションのスタンプがもらえます。

① TASTING WORLD CHOCOLATES 世界のチョコ

アトラクションルームに入ると、チョコレートの甘いにおいに包まれました。屋台には、さまざまな国から集められた、たくさんのチョコレートが並んでいます!子どもたちは年齢に関係なく、3つのチームに分けられました。
英語で挨拶をした後、どこの国のチョコレートがあるのか紹介されました。そして、”Sweet”のように味や食感を表す英語表現も教えてくれました。いよいよ自分の食べたいチョコレートを選びます。美味しくわいわいとみんなでチョコレートを食べたら、クイズタイムです。

英語でチョコレートの特徴を聞いて、どのチョコレートがどの国のものなのか、チームの子どもたちが話し合いながら答えていきます。みんなで「どこかな?」「ここじゃない?」と相談し合ったことがとても楽しかったそうです!美味しいチョコレートにみんなご機嫌で、クイズも大盛り上がりでした。

② Bet on your baby 行動予測ゲーム

子どもの行動を保護者が予測する、親子参加型のゲームです。
入り口から入ってすぐの、海外の空港を連想させる広々とした円形のラウンジ。360度ぐるりとスクリーンがあり、海外の風景や現在進行形で行われているアトラクションの様子を映し出しています。保護者は子どもと別れ、このラウンジで子どもの行動を予測します。小さな子どもたちは好きな動物を選び、保護者はわが子がどの動物を選んだか予測します。9歳以上の大きな子どもたちは、キャンプ場、ビーチ、ショッピングモールの3つの絵の中から好きな物を選びます。私は娘がビーチを選びそうだと予測しました。

子どもたちは、KGG Studioに入り、スタジオから英語で発表します。私たちは、ラウンジにある大型テレビに映る子どもの発表を聞きます。
“I like camping. Because I like campfires. thank you.”
私の予測は見事外れましたが、はきはきと英語で答える娘にびっくり。自宅で、学校の英語の宿題をする時は、なんとなく自信無さそうに英語を読んでいる娘。娘によれば、スタジオで発表の練習をするときにみんなで交流したことや、本番のスタジオでの発表がトーク番組のようでとても楽しかったそうです。
このように心躍る特別な空間の中では、苦手意識よりも「楽しもう!」「楽しい!」という気持ちが勝るのですね。

プログラム体験後、パスポートに海外旅行でもらえるようなスタンプをいただきました!

子どもの可能性を未来へ拡げる英語体験〜子どもが自ら学びたくなるきっかけの場所

KGGは、子どもたちに英語のアウトプットの機会を提供する場所です。学校での英語学習=インプットに対して、ここでは、子どもたちは安心して失敗できる環境の中で、積極的に英語を使うこと=アウトプットができます。
なにより子どもたちが楽しく英語を使える環境が整えられています。今回ご紹介したテレビ局のスタジオや飛行機の機内など、こだわりのある空間によって没入感を演出しており、子どもたちは実際に飛行機に乗ったり、テレビ番組に出演したり、海外に行ったような気持ちになれます。
また、グループで活動することもポイントの一つです。大きい子どもたちが小さい子どもたちを助けたり、引っ込み思案だったり困っている子を助けたり、子どもたちがお互いに自然と助け合いながら楽しんでいる姿が印象的でした。

体験者の中には「私は英語がものすごく嫌いだったけど、英語を学ぶ体験をしてみたら、英語を勉強しようと思いました」とコメントする方もいらっしゃるそうです。学校の授業だけでは自分から英語をアウトプットすることも少なく、苦手意識を払拭するのも難しいですよね。しかし、KGGに来て味わえる英語体験は、英語の楽しさを感じるきっかけとなります。子どもが英語を好きになる、そのベースに必要なものは「楽しい」という気持ちだと語ってくださいました。

取材の中で「子ども自身が英語を好きになり、自ら学びたい、向き合いたいと思うようにしてあげることが、私たちのミッションです」という言葉が、非常に印象的でした。学校教育によって英語学習が苦手にならないよう、英語の楽しさを感じるきっかけを提供すること。子どもたちの自尊感情を高め「もっと英語を使いたい」「もっとチャレンジしたい」という気持ちを育てることが、子どもたちの未来へとつながるのではないでしょうか。

KGGには、英語に苦手意識のある子どもも、安心して楽しく参加できるしくみがたくさんあります。ぜひKGGに足を運んで、楽しい英語体験を満喫してください!

※2023年11月23日に、施設体験と取材をさせていただきました。ご協力いただき、ありがとうございました。
※掲載している写真は、許可をいただき筆者が撮影した写真と、セイハネットワーク株式会社様よりご提供いただきました写真です。

KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY(KGG)北九州英語村

KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY(KGG)北九州英語村ホームページ:
https://www.kitakyushu-global-gateway.com/

〒805-0071 福岡県北九州市八幡東区東田4丁目1-1 THE OUTLETS KITAKYUSHU 内 <鹿児島本線スペースワールド駅より徒歩2分>

問い合わせ先
TEL:093-883-7168  FAX:093-883-7169
10:00 – 18:00 (年末年始を除く)

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この記事を書いた人

nob

猫と娘を愛するフリーライター。 地域ブランドを活かしたまちづくりを専門とする、元地域研究者で博士(政治学)。シンクタンク・大学教員時代は、日本全国を飛び回るフィールドワーカー。現在は、フリーランスでライターとして活動中。ママソレ(https://mama.chintaistyle.jp/article/tag/nob/)にて、ママライターとして子育てのヒントやほっこりエピソードなども発信しています。

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