Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンをキュレーションする地方創生メディア

スポット  |    2024.08.25

伊豆にはかつて三聖人がいた!?「道の駅 花の三聖苑伊豆松崎」で明治時代に思いを馳せる

伊豆半島の松崎町に、「道の駅 花の三聖苑伊豆松崎」があります。ここはかつて明治時代に活躍した漢学者の「土屋三余」、実業家の「依田佐二平」、十勝平野の開拓者「依田勉三」という3人の偉人たちによる偉業について、当時使用されていた建物と共に学べる施設です。さらに歴史的建造物だけでなく、伊豆の名産をふんだんに使った食べ物やスイーツが楽しめる飲食店・お土産屋さんもあります。道の駅なので、ドライブ途中の休憩ポイントとしても非常におすすめな場所ですよ。

道の駅内にある明治を思わせる建物の数々

県道15号線の下田松崎線を車で進むと、「道の駅 花の三聖苑伊豆松崎」の看板が見えてきました。駐車場はとても広く停めやすいです。

「道の駅 花の三聖苑伊豆松崎」には、明治時代に使用された建物を移設し復元されたものが遺っています。屋根や柱など、現代と大きく異なる様式の建物は見ていてとても新鮮です。実際に中へ入ることができる建物もあり、歴史に関する展示や資料が閲覧できます。

道の駅の広場では、明治時代に使用された建物が一望できます。歴史好きの方にとってはたまらない場所ですね。過去に使用された建物であるためか、どこか寂しくも静かでなつかしい感じがします。

敷地内には季節ごとに異なるお花が咲いており癒されます。当スポットは、隠れお花スポットとしても知られており、お花の写真を撮ることが好きな方も多くいらっしゃいます。季節ごとに咲くお花は異なり、夏にはアジサイが咲き乱れ、多量に並んで咲いているその光景は圧巻です!

おしゃれにアレンジされた花壇や植木がすてきですね。天気が良い日はベンチに座って撮影すれば記念になります。敷地内にはこのような映えスポットが複数用意されています。

また植物達と同化するかのように、彫刻のモニュメントも……。ツタの下にいると、まるでおとぎ話の世界に来たような、静かでありかつ非日常な空間にいるかのようです。

明治6年に三聖人の一人である「依田佐二平」により私財で建てられた「旧大沢学舎」です。もともとは公立小学校として依田佐二平の自邸内に建てられましたが、平成5年に「道の駅 花の三聖苑伊豆松崎」へ移設および復元されました。建物の中には当時の書籍や郷土資料などが展示されており、明治時代の息遣いが感じられるでしょう。

建物のひとつが喫茶店「天城山房」になっており、おいしい丼物や定食、甘味が堪能できます。また店内はお土産も販売しています。

食事処「天城山房」で伊豆の名産を味わう

店内で炭火焼コーヒー(420円)を一杯いただきました。着席時に淹れていただいた温かいお茶もあり、ゆったりリラックスできましたよ。ほかにも店内には帯広豚丼(1,300円)やわさび丼(860円)などの丼メニューや桜ジェラート(450円)、わらび餅(400円)などのデザートメニューもあります。

店舗情報

■店舗名 :天城山房
■住所  :静岡県賀茂郡松崎町大沢20-1
■営業時間:(売店部門) 9時00分~17時00分(食事部門)11時00分~14時30分
■定休日 :食事部門のみ木曜日
■電話  :0558-42-3420

明治時代の風が感じられる道の駅

「道の駅 花の三聖苑伊豆松崎」は伊豆半島の松崎町にあり、明治時代の建物が遺された貴重な場所です。当時の雰囲気が味わえるうえ、美しく整えられたお花も相まって散策が捗ります。また食事処では丼物などの食事からデザートまでが堪能できますよ。ぜひ、ドライブ途中の休憩にいかがでしょうか?

スポット情報

■スポット名 :道の駅 花の三聖苑伊豆松崎
■住所    :静岡県賀茂郡松崎町大沢20-1
■営業時間  :駐車場は24時間利用可能
■定休日   :無休

記事をシェアする

この記事を書いた人

奥村 奈央

伊豆とスキューバダイビングが好きすぎて東京から伊豆へ移住しました。伊豆の魅力を伝えつつ、47都道府県のダイビング制覇と世界中の秘境を潜りつくすことを夢見ているさすらいのダイバー!グルメ・観光スポット・隠れた観光スポットなど愛する伊豆については誰にも負けません!

関連記事