2023年11月、岡山県内のとある神社が世間を驚かせました。
神社の名前は「髙岡神社」。なんと、髙岡神社にある樹齢850年以上の御神木に龍が出現したのです。
翌年2024年が辰年ということもあり、年始には参拝者が殺到。昇り龍の姿はSNSで大バズりし、岡山県のパワースポットとして今注目を集めています。
この記事では、御利益たっぷりの髙岡神社を紹介します。運気を上げたい人は、ぜひ最後までご覧くださいね♪
早速、話題の龍を探してみよう!
画像は、髙岡神社の石段前です。
話題となった龍がいるのは赤丸で囲った部分。正面からだと普通の木の枝にしか見えませんよね。そのため、参拝者の中には「どこにいるか分からない」と諦めて石段を上り始める人もいるようです。
筆者が訪れたときも「龍を見に兵庫県から来たけど、どこで見られるか分からない…」と困っている人がいました。
もしも龍が見つけられなかったら、画像の看板を探してみてください。「髙岡神社」と書かれた置き看板の前にあります。この看板の前に立って平安杉を見上げると…
なんということでしょう…!まるで木から龍が飛び出しているように見えるではありませんか!
龍を見るためには角度が重要です。同じ枝でも見方を間違えると龍に見えないので、探すときは対象の枝を正面から見るようにしてくださいね。
みなさん、いかがですか?この龍に見下ろされているような感覚…あまりの迫力に、筆者は体が強張りました。まさに「蛇に睨まれた蛙」でしたね。
斜め前の表情がこちら。とても凛々しく、ボディの絶妙なうねりからは龍らしさが感じられます。
あまりにも迫力がある龍なので、SNSには「フェイクでしょ」「3Dかな」という声もあがっていますが、正真正銘本物です。
同じ御神木に白蛇も
2024年が辰年ということもあって、SNSやニュースでは龍が大きく取り上げられていましたが、実は同じ御神木に白蛇もいます。
こげ茶色の樹皮からなぜか1本だけ白い枝が出ており、この細くうねった姿が白蛇のようだと話題に。髙岡神社の管理人・髙岡幸子さんにうかがうと、こちらの白蛇には金運アップの御利益があるそうです。ここも漏れなく見ておきたいですね!
「髙岡神社」とは?
龍の出現でグッと注目度が上がった髙岡神社。そもそもどんな神社なのかについても触れておきましょう。
髙岡神社は、904年に上中津井高丸山に勧請した神社です。1168年に現在の場所に移り、その後火災に遭い1787年に再建。立て直してから230年以上と長い歴史があります。
現在、宮司を務めているのは髙岡佳子さん。第27代目を引き継ぐ髙岡家初の女性宮司さんです。
神社までは、232段の長い石段があります。上るのが大変な場合は、自動車道を使うと本殿までスムーズに行けますよ。
ちなみに、筆者は1歳の息子を抱っこ紐で抱えたまま階段を上りました。しんどかったですがいい運動になったので、運動不足解消のためにも石段を上ることをおすすめします。
髙岡神社にはとある伝説があります。
神社が火災に見舞われた際、とある女性が神様を抱いて炎の中から助け出しました。感謝した神様は「これからは女性の守り神となりましょう」といったそう。そのため、御利益の内容には安産や子授かりがあります。
その他、交通安全、病気平癒、商売繁盛といった御利益もあり、さまざまな悩みに寄り添ってくれますよ。
また、手水舎にも龍がいます。龍の口から流れる水が涼やかな音を響かせ、水面に浮かぶ青のアジサイが清涼感と華やかさを演出。趣があって、とても素敵ですよ。
ただし、手水舎の光景は時期によって異なり、常にアジサイで彩られているわけではありません。はたして、あなたが訪れたときにはどのような光景が広がっているのでしょうか…ぜひ注目してみてくださいね。
髙岡神社には御利益がたくさん!
髙岡神社の御神木には、龍と白蛇が宿っています。自然が生み出した姿はとても神秘的で、言葉を失うほどの迫力がありますよ。
2024年の年始は全国から多くの人が押し寄せて大変だったようですが、現在は落ち着いています。写真を撮ったり、心を落ち着かせたりするにはベストなタイミングです。
たくさんの御利益があるパワースポットなので、運気アップのために足を運んでみてはいかがでしょうか♪
アクセス
所在地 | 〒716-1422 岡山県真庭市上中津井2999 |
TEL | 0866-52-3659 |
公式サイト | https://takaoka-jinja.com/ |
https://www.instagram.com/takaokashrine/ |
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