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スポット  |    2024.07.14

ポタジェ ビオの思い「オーガニック食品を特別なものではなく日々の生活に…」

前回の記事では、オーガニックと無添加食品専門店【ポタジェ ビオ】の魅力について紹介しました。

消費者が少しでも気軽にオーガニックや無添加のものを選べるように、仕入れる商品や陳列方法にさまざまな工夫をしている同店。その原動力となる同店の思いを、店長の田中さんに詳しく伺いました。

ポタジェ ビオの思い

田中店長インタビュー

「自然食品の商品は、スーパーに並ぶ同じカテゴリーの食べ物と比べると2~3割高い。その価格に対して価値観が合えば購入してもらえる。そこのハードルを超えるのはやはり、体に優しい原材料を使っていることと美味しさです」

そう語るのは、ポタジェ ビオの店長、田中さんです。

「あと、裏付けも大事。(一般的な商品に比べて)少し割高ですが、きちんとオーガニックで育てたということを証明するために、すべて生産者さんが栽培日誌を提出されています」

同店のこだわりにも共感し納得した農家さんと契約しているため、お客様の信頼度も高いのですね。信頼度と言えば、商品タグに書かれた解説もすごく詳しい!

「うちは『無添加』と『化学調味料不使用』、2種類をしっかりわけて記載しています」

無添加の暮らしは、各お客様によって基準が違うため、完全無添加のものと、自然由来の添加物を使用しているものがしっかり区別できるようにしているそうです。詳しい説明があると、より商品に興味を持ちますよね。

「まずは、商品の前に立ってもらうことを意識しています。商品の前に立って初めて、値札を見たり商品の説明を読んだり、買うかどうかは、そこからですよね。多くの人に買ってもらえたら、多くの企業が商品を作るようになる。うちみたいな店も増える。すると欧米のように気軽にオーガニック商品を選んでもらえるようになり、さらには持続可能な環境づくりにつながる」

ポタジェ ビオの思いは、そこにあったのですね。

「始めからすべてを変えなくてもいいんです。まずは一品…。日々の生活に自然と浸透させていきたいと思っています。無理するとストレスになるし、美味しくないと続かないですからね」

そんな店長のオススメはお米。値段も比較的お手頃で、オーガニック、無農薬、減農薬栽培など、地元産を含めて4種類から選べます。お米はほぼ毎日食べるもの。素材の味をダイレクトに感じるため、お米にこだわると食のクオリティが一気に上がりそうですね。

魅力的な商品だからその価格でも納得して購入する。続けているうちに、少しずつオーガニック・無添加食品が日々の生活の中に増えてくる。無理のないゆるやかな継続で自然と意識を変えていきたいと思いました。

日常生活に取り入れやすいオーガニック・無添加食品

「何から始めればいいのかわからない」という方に、日常生活に取り入れやすく継続しやすいオーガニック・無添加商品とその食べ方を紹介します。

野菜/切ってあえるだけの簡単サラダ

さまざまな野菜が並ぶ中、私がこの日選んだ野菜は「毛馬きゅうり」と「大山サラダかぶ」です。

さっと塩もみした毛馬きゅうりと大山サラダかぶを塩昆布であえてみました。とってもシンプルな調理法で簡単にできたにもかかわらず、箸が止まらなくなる一品です。

たまご/シンプルな味付けと簡単調理

『ひょうご安心ブランド』にも選ばれている加古川市八幡町で育てられた「オクノのたまご」。2025年関西万博の来賓用【万博弁当】にも採用されました。世界でもトップクラスの品質を誇る赤玉鳥「ボリスブラウン」に、バランスの良い自家配合飼料を与え、洗卵方法にもこだわっています。

【万博弁当】ではスパニッシュオムレツに使われるそうなので、筆者はオムレツを焼いてみました。たまごの味を邪魔しないよう、シンプルに塩コショウのみの味付け。濃厚なたまごのコクと甘みで心がとろけます!

玄米ブレッド/袋から出して添えるだけ

こちらも『ひょうご安心ブランド』に認定されているこうべファームの「玄米ブレッド」です。特別栽培米ヒノヒカリの玄米に熱を加え膨らませ、パンのように成形したもの。ビタミンやミネラルが豊富で、クラッカーのような使い方ができます。

今回は、同店オススメの食べ方で、にしき食品の「ふかうら雪人参ポタージュ」に合わせてみました。

玄米ブレッドはサクサクした軽い食感で玄米の味をしっかりと感じます。ポン菓子の甘みがないものと言えば、わかりやすいでしょうか。

スープに浸すとやわらかくなりすぎないか気になったのですが、少し噛みやすくなる程度で溶ける様子はありません。小さいお子様やシニアの方でも、美味しく玄米が食べられますね。

この玄米ブレッドはいろいろなアレンジができるみたいなので、それはまたの機会に紹介します。

楽しくて美味しいから続けられる「ポタジェ ビオ」

体に良いことは大前提。それに加えてただ健康的な商品を並べるだけでなく、美味しさや見せ方にこだわり、オンリーワンのお店づくりをするポタジェ ビオ

なぜこのお店ではストレスなくワクワクした気持ちで買い物ができるのか、その理由がわかる気がしました。

まずは一品。

簡単な調理で済むものや、疲れた時に便利な商品などから始めてみてはいかがでしょうか。

◆ポタジェ ビオの店舗情報◆

【住所】兵庫県神戸市北区日の峰2-6-1 コアキタマチショッピングセンター1F

【TEL】078-586-5557

【公式サイト】ポタジェ ビオ の公式サイト

【公式Instagram】ポタジェ ビオ の公式Instagram

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この記事を書いた人

田部 愛

【神戸が大好き!】のどかな田園風景が広がる神戸の北の方に住んでいます。地元を中心に、六甲山や有馬温泉など、心と体が喜ぶ素敵なスポットを紹介します!プライベートでは2児の母。パンとパン屋巡りが大好きで、現在パンシェルジュ検定2級合格目指して勉強中!Mediallをひらいて、神戸に遊びに来てくれたら嬉しいです。

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