海、山、川と豊かな自然に囲まれた小田原には、ぜひ見ていただきい絶景が数多くあります。その中でも今回ご紹介するのは、小田原の美しい海をより印象付けるスポット「海へと続くトンネル」。名前からもロマンチックな雰囲気が漂いますが、「インスタ映えする!」「まるで夢の中にいるみたい」と話題を集めているんです。駐車場情報や周辺のおすすめスポットも紹介するので、小田原観光の参考にしてみてくださいね。
御幸の浜にある「海へと続くトンネル」とは?
海へと続くトンネルは、西湘バイパスの高架下に防潮扉として設置されたトンネルです。一見なんてことないトンネルですが、実は美しい世界へとつながる夢のような通り道。2020年、小田原市制80周年の節目に集計された「未来にずっと残したい」小田原の景色ランキングで1位を獲得した絶景が楽しめるスポットなんです。
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/municipality/announcing/topics/p30373.html
名前から「トンネルの先に海がある」ということはわかっているはずなのですが、出口から差し込む明るい光で、その先の光景は見えません。歩き進めるたびに、少しずつ色が付いていく感覚は言葉ではうまく説明ができないので、ぜひ体感してほしいです。
トンネルを抜けるとそこは・・・?
トンネルの中をゆっくり歩き進めていきます。暗いトンネルの中に明るい光が差し込む様子はなんだかとても幻想的です。
ふわっと漂う磯の香り。しっとりとした空気に、少しずつ大きくなる波の音。海が近づいているのを感じます。逆光で写るふわっとした世界もフォトジェニックです。
トンネルを抜けた先に広がるのは、一面の海!!トンネルの扉がまるでフレームのように、広大な海の一角を切り取ってくれます。
映える写真が撮りたい、海の美しさを感じたい、という場合はやはり晴れた日の日中に足を運ぶのがおすすめ。モノクロから色鮮やかな世界に移る際の息をのむような感動を味わうことができます。
個人的には、雨上がりやくもりの日のノスタルジックな雰囲気もお気に入り。いろいろな表情を見せる小田原の海の魅力をぜひ味わってほしいです。
海側から見たトンネル。御幸の浜に位置するそのトンネルは、Googleマップに「海へと続くトンネル」として掲載されるほど有名なスポットですが、実は小田原の海岸沿いには同じようなトンネルが23ヵ所も存在するんです。ビーチを歩いていくと、30mほど先には次のトンネルが!見える光景も少しずつ変わるので、比べてみるのも楽しいです。
トンネルの上には、大磯町から小田原市を結ぶ有料道路、西湘バイパスがあります。
夏は海水浴客で賑わう人気のビーチ「御幸の浜」
御幸の浜は、小田原駅から徒歩15~20分ほどのところにあるビーチです。1873年に、明治天皇と皇后が地引網の見学をされたことから名付けられたそう。とても景観が良く、晴れた日は真鶴や伊豆半島、房総半島も見渡せます。
夏は海の家も開かれ、たくさんの海水浴客が訪れる人気スポットです。
浜辺はやや粗めの砂が多く、海から少し離れると丸みを帯びた小石が一面に広がります。よく目を凝らして見てみると、シーグラスや貝殻などがたくさん!子どもたちはきらきらのシーグラスを探すのが大好きなので、浜辺を散策しながらのんびりとした時間を過ごしました。
御幸の浜に駐車場はある?
御幸の浜には専用の駐車場はありません。周囲にコインパークは多数ありますが、駅に近いこともあり、料金はやや高めの傾向にあります。駅から徒歩圏内なので、電車の利用が便利ですが、車で訪れるなら最大料金の設定があるコインパークに車を停めて、ゆっくり観光を楽しむのがおすすめ。周辺には小田原城や報徳二宮神社、かまぼこ通りなど小田原の魅力が詰まった観光スポットがたくさんあります。
かまぼこ通りで小田原グルメを楽しむなら、こちらの記事も参考にしてみてください。
「海へと続くトンネル」で小田原の思い出を
小田原の海を楽しみたい、と思ったら、ぜひ「海へと続くトンネル」を訪れてみてください。誰でもおしゃれな写真が撮れるので、小田原の思い出をすてきな形で残せます。御幸の浜のビーチは小田原駅からのアクセスも良く、お散歩にもぴったり!周辺で小田原グルメをテイクアウトして、海を眺めながらのんびり過ごすのもおすすめですよ。