富山県黒部市にある「道の駅KOKOくろべ」。道の駅というと「遠くから訪れた人が休憩に寄っていく施設」の印象がありますが、この道の駅は地元の人にも愛されている人気の施設です。
ここは野菜、お米、その他食材を買ったり、フードコートで食事をしたり……というだけでなく、子どもの遊び場が外にあったり、ビールの量り売りをしていたりと、特徴的な道の駅なのです!
今回はそんな「道の駅KOKOくろべ」を紹介します。
子どもから大人まで楽しめる道の駅
まず、この道の駅の特徴として挙げられるのが、水辺エリアやふわふわドームがあること。晴れた日には、地元の子どもたちが元気よく遊んでいます。さらに、黒部市近くの市町村に住む人もこの遊び場を目的に家族で来るのだとか。
また、KOKOくろべ周辺には温浴施設、コンテナホテル、総合体育館、スーパーなどもあるため、いろいろな年齢層の人がそれぞれに目的をもって集まる場所となっているとのこと。
例えば総合体育館には、県内外から児童や学生が大会などで集まってきます。その際にKOKOくろべでお土産を買って帰るという流れができてきているようです。
さらに、KOKOくろべには「瑞彩マルシェ」というコーナーがあり、朝には野菜を買いに来るおじいちゃんおばあちゃんが沢山いるそう。
練りもの専門店、地ビールの販売など特徴的なお店たち
KOKOくろべには、テナントでいくつかのお店が入っています。それぞれのお店が自分たちの強みを活かして開いているとのこと。その中でも私が面白いと思ったお店を紹介します。
練り天屋
まず1店舗目は「練り天屋」。富山県内初の練りもの揚げ専門店です。
黒部市の生地地域にある、かまぼこ屋のオリジナルすり身を使った「ふわ天」などを販売しています。写真は左から「ゲソと玉ねぎのふわ天」「黒部産ネギと紅しょうがのふわ天」「小エビのふわ天」です。名前の通りふわふわとしていて、あっという間に食べ終わってしまいます。
こられっと
2店舗目は、黒部市のお土産がとにかく豊富な特産品売場の「こられっと」。
定番のお土産だけでなく、黒部市の地ビール「宇奈月ビール」の量り売りをしていることが特徴!ステンレス製品のマイボトルか店舗で販売されている専用ボトルで、100㎖あたり120円~購入可能です。ビール好きの方におすすめ!
その他のお酒も豊富に販売されていて、思わず悩んでしまうラインナップですよ。
畔道レストラン
3店舗目は、黒部市の米粉を使った米粉コッペサンドを販売している「畔道レストラン」。
コッペサンドは、なんと20種類も!黒部市の「名水ポーク」を使ったサンドや、焼きいもバーガーといった変わり種まで、メニューを眺めるのもワクワクするような品揃えです。
KOKOくろべからはじめる周辺観光
KOKOくろべは施設の魅力の高さから、「道の駅を目的にする」という楽しみ方ができます。
また、観光案内所も併設されているため、道の駅周辺の観光について気軽に聞くこともできます。黒部峡谷、宇奈月温泉、くろべ牧場まきばの風などの観光スポットをぜひ聞いてみてくださいね。
さらに、黒部市内だけでなく富山県内の観光地も案内してもらえます。
「道の駅KOKOくろべ」を起点として富山県内の観光を始められるところが特徴です!
地元の人も、そうでない人もみんなが楽しめる道の駅
富山県黒部市にある「道の駅KOKOくろべ」を紹介しました。
子ども用の遊び場から新鮮な地元農家の野菜販売、地元の食材を使用した料理が食べられるフードコート、地ビールの量り売りまで、大人も子どもも楽しめる道の駅です。
そして、地元の人が行く場所としても、遠方から訪れた人が寄る場所としても最適な場所と言えます。
ぜひ「道の駅KOKOくろべ」に気軽に行ってみてくださいね。