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もの・こと  |    2025.10.10

横浜の「知の交流拠点」とは?関東学院大学横浜・関内キャンパスが展開する、知のムーブメント。

2023年4月、JR関内駅前に開校したのが、関東学院大学横浜・関内キャンパス。駅前にそびえる17階建てのタワーはホテルと見まがう人も多い、都市型キャンパスです。この地を「知の交流拠点」として展開する一環で、開校時から文化シンポジウムが行われてきました。その名は、ヨコハマから未来へ。
シリーズ企画となった、このシンポジウムは今秋で6回目を数えるということで、開催日時は10月20日月曜日。そこで、かつてない前評判を呼んでいるという、このシンポジウムの中身について、ご紹介していきましょう。

知の交流拠点を舞台とする「ヨコハマから未来へ。」 連続シンポジウム

日本文化を世界へ|三島由紀夫生誕100年記念企画

 JR関内駅のすぐ前という利便性と地上17階、地下2階のタワー型キャンパスというスケールで、注目を集めている、関東学院大学横浜・関内キャンパス。
中区万代町1-1-1という住所からも、その一等地ぶりがうかがえます。そして、このキャンパスは大学生たちの学びの場にとどまらず、ビジネスマンから主婦の方々まで、市民にも広く開放されています。そのひとつがキャンパスの2階~3階に位置する、654人収容のテンネー記念ホールです。

この会場では大学のオープンキャンパスからクリスマスコンサートまで、様々な催しが行われますが、その中でも注目すべきは連続シンポジウム「ヨコハマから未来へ。」で、市民に開放する入場無料イベントとなっています。
今回のテーマは生誕100年を迎えた、作家の三島由紀夫。三島作品は日本人が誇るべき文化という観点から、三島由紀夫が遺した「文学」と「戯曲」にフォーカス。識者たちが意見交換を図りながら、三島由紀夫が見据えた日本の形、そして、日本のあるべき未来を語り合います。

演出家 宮本亞門氏と作家 佐藤優氏がゲストスピーカー

ゲストスピーカーは演出家の宮本亞門氏と作家、元外交官の佐藤優氏。宮本亞門氏は「金閣寺」はじめ、これまで三島作品を何度も舞台化してきたことから、興味深い三島由紀夫論を展開されることでしょう。また、佐藤優氏は作家の立場から、三島文学を独自の視点で評論されるものと思われます。
これらの企画は文芸評論家であり、関東学院大学教授の富岡幸一郎氏が長年、三島由紀夫研究に心血を注いできたことから発案されました。

豪華な布陣で展開されるシンポジウムの定員は550名。すでに残り席数はわずかとなっているようですが、まだ、申し込み可能なようですので、興味のある方は以下までアクセスしてみてください。
関東学院大学 シンポジウム「ヨコハマから未来へ。」 | Peatix

キャンパス地下一階は開放的なスペース|お洒落なブックカフェ

 横浜・関内キャンパスで、特筆すべきはテンネー記念ホールだけではありません。大学地下一階には「ベーコンブックス&カフェ」というブックカフェがあり、洗練された雰囲気の中で美味しい食事を堪能することが出来ます。
また、こだわりの書籍を揃えたブックエリアでは滅多に見ることのない学究本から、お洒落な洋書などを手に取り、大いに知的向上心を満たすことも出来ます。
スウィーツ類も充実し、アルコール各種も揃っていますから、この知の交流拠点では様々な過ごし方が可能ですね(もちろんのことですが、二十歳未満の学生はアルコール類を飲むことは出来ません)。

なお、10月20日シンポジウム開催にあわせて、店頭では作家・三島由紀夫を中心に、ゲストの佐藤優氏から、大学の富岡幸一郎教授の作品までを幅広く取り揃え、陳列しています。
この機会に、関東学院大学横浜・関内キャンパスまで足を運んで、文化の秋を満喫してみてはいかがですか。

詳しくは
横浜・関内キャンパス |関東学院大学
https://univ.kanto-gakuin.ac.jp/evolution/
BACON Books & cafe |横浜・関内キャンパス |関東学院大学
https://bacon-books.jp/

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