
一般社団法人公民連携推進機構は7月2日、参議院議員会館で「地域事業者とアイドルによる新商品開発プロジェクト」の記者発表会を開催しました。
内閣府の「地域未来交付金」を活用した広域連携のモデル事業として、茨城県八千代町、千葉県野田市、奈良県葛城市、石川県羽咋市、福井県高浜町の5自治体が参画。
昨年度に引き続き、地域事業者とアイドルらが連携した商品開発や情報発信を通じ、地域経済の活性化を目指していきます。会見では、プロジェクトを盛り上げる各分野の大使が発表されました。
地方創生大使・公民連携大使・子育て応援大使が就任
「地方創生大使」には、元AKB48の1期生で、現在はバイク女子としても活動する平嶋夏海さん、元乃木坂46で現在はセント・フォース所属の新内眞衣さん、キャスター・タレントの谷尻萌さんが就任しました。広域連携5自治体地域を訪問し、それぞれの視点から地域の魅力を発信していきます。

平嶋さんは「昨年に引き続き地方創生大使として選んでいただき大変うれしく思っています」と喜びを語り、「バイクで行く目的地が増えて、とても楽しみに思っています」とコメント。実際に各地域へ足を運びながら、魅力を発信していく意欲を見せました。

新内さんは「地方創生大使は初めての経験ですが、私自身いろんな地域に行って、その土地のものを探したり、商品を見たりするのがすごく好きです。今回こういう機会をいただけたので、地域の皆さんと一緒にワクワクするようなものを一から作っていけたらと思っています」と語りました。地域の人々と協力しながら、新たな魅力づくりに取り組む姿勢を示しました。

谷尻さんは「普段は情報をお伝えする仕事をしていますが、今回は実際に地域へ足を運んで、その地域ならではの魅力や、そこで出会った方々の思いを間近で感じ、自分なりの言葉でしっかりと発信していきたいです」とコメント。地域に足を運び、自身の言葉で魅力を発信していく考えを語りました。

地域の事業者とともにコラボ商品を開発し、地域の魅力を発信する「公民連携大使」には、2025年のレコード大賞新人賞を受賞した昭和歌謡グループ・SHOW-WAとMATSURIが就任しました。
SHOW-WAのリーダー・寺田真二郎さんはメンバーを代表し、「各メンバーが、さまざまな職歴を持っているのが私たちの特徴です。それぞれの経験を生かしながら地域の皆さんと協力し、このプロジェクトを全力で盛り上げていきたいです」と意気込みを語りました。
また、MATSURIはビデオメッセージで、「どの自治体さんも本当に優しく、魅力的な場所もたくさんあって、とても充実した時間になりました」と、すでに訪れた地域への印象を振り返りました。
また、「子育て応援大使」には、子育てインフルエンサーのなつぴぴさん、北山ひばりさん、aieiさんが就任。子育て世代ならではの視点で、各自治体の魅力や子育て環境をTikTokなどのSNSを通じて発信していきます。

八千代町、野田市、羽咋市を担当するなつぴぴさんは「2年目の活動ということで、昨年も親子で本当に楽しい思い出ができました。このプロジェクトが継続されることをとてもうれしく思っています」と継続への喜びを語り、「移住を考える親にとって一番気になる、待機児童数や保育施設の充実度など、リアルな情報を動画を通じてしっかり伝えていきたいです」とコメント。子育て世代が求めるリアルな情報を発信していく考えを示しました。

高浜町を担当する北山さんは、「普段は関東で2人の子どもを育てていますが、自然に囲まれた町で子どもたちとどんな体験ができるのか、今からとてもワクワクしています。実際に地域へ足を運び、きれいな海や海鮮などのおいしい食、そして手厚い子育て支援策など、等身大のママの視点でその魅力を発信していきたいと思います」とコメント。初めての参加にあたり、地域の魅力を発信していく意欲を語りました。なお、葛城市を担当するaieiさんは、都合により会見への登壇はありませんでした。
5自治体がそれぞれの強みを生かした地域づくりを推進

今回のプロジェクトには、茨城県八千代町、千葉県野田市、奈良県葛城市、石川県羽咋市、福井県高浜町の5自治体が参画。それぞれが地域資源を生かした取り組みを進めていきます。
茨城県八千代町は、鬼怒川の豊かな流れと広大な田園地帯に恵まれた農業のまちです。全国有数の白菜の産地として知られ、上品な甘さが特徴のメロンの生産に力を入れています。デジタル住民票(NFT: Non-Fungible Token)の活用など、先進的な取り組みも進めています。
千葉県野田市は、古くから醤油醸造業が栄える「醤油のまち」として知られ、コウノトリの野生復帰や、高校生が運営するレストラン「のだかまキッチン」など、食と自然を生かした地域づくりにも取り組んでいます。
奈良県葛城市は、「相撲発祥の地」とされる歴史や中将姫伝説などの豊かな文化を有するまちです。大阪市内からアクセスしやすい立地に加え、「住みよさランキング」で県内8年連続第1位となるなど、子育て世代からも高い支持を集めています。
石川県羽咋市は、UFOのまちとして親しまれるほか、日本で唯一、砂浜を車で走行できる「千里浜なぎさドライブウェイ」や、ローマ法王に献上された「神子原米」など、特色ある地域資源を有しています。能登半島地震からの復興と地域活性化にも力を注いでいます。
福井県高浜町は、日本海の豊かな海の幸に恵まれ「すし発祥の地」として伝えられるまちです。鯛やヒラメ、ふぐなど良質な水産物が味わえるほか、若狭和田ビーチはアジア初の国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得。海の魅力を生かした地域活性化に取り組んでいます。
NFTを活用した地域連携プロジェクト
今回のプロジェクトでは、NFTを活用して地域と継続的につながる仕組みを生み出します。NFT保有者は限定のDAO(分散型自律組織)コミュニティに参加し、地域事業者とともにコラボ商品の企画やデザイン投票、地域イベントへの参加などを通じて、地域づくりに参画できる仕組みです。リアルな地域交流とデジタルコミュニティを組み合わせ、関係人口の創出と持続可能な地方創生モデルの構築を目指します。




