「最近、自分のためだけの時間を過ごしたのはいつですか?」
慌ただしく過ぎていく日常の中で、「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分よりも誰かを優先してしまうことはありませんか。
そんなとき、そっと立ち止まれる隠れ家のような場所があったら――。
今回訪れたのは、SNSのみで静かに活動する自宅サロン「MATE」(マテ) 。
そこで過ごした時間は、単なるリラクゼーションではなく、「ありのままの自分に還る時間」でした。
実際に施術を体験したリアルなレポートとともに、セラピストの優しく熱い想いのストーリーをお届けします。
私が体験した「MATE」での特別な時間
サロンの扉を開け一歩足を踏み入れた瞬間から、緊張していた気持ちが少しほどけるようでした。

玄関先でまず目に留まったのは、一枚の可愛らしいイラスト。そこに描かれた優しい色彩と雰囲気からは、出迎えてくれたセラピストさんの温かみや、お人柄そのものが溢れ出ているようでした。

施術の前には松ジュースをいただきながらじっくりと時間をかけた丁寧なカウンセリングが行われます。こちらの緊張を自然と解きほぐしてくれるヒアリングの心地よさです。
かしこまった質問に答えるのではなく、何気ない日常の会話の中から、自分でも気づいていなかった体の不調や日々のモヤモヤ、心の悩みを優しく、しっかりと拾い集めてくれるのです。「ここなら、何でも話して大丈夫」という安心感が、訪れた私の心を開いてくれました。
いよいよ施術へと移ります。

施術台にうつぶせになると、まずは全身をバスタオルの上から、優しく撫でるように触れていきます。この丁寧なアプローチによって、無意識に入っていた体全体の余計な力が、一枚ずつ剥がれ落ちていくのが分かります。
そして、温かい手のぬくもりと、絶妙な力の緩急が組み合わさった施術が始まると、あまりの心地よさに、文字通り「気絶」するように深い眠りに落ちてしまいました。

続いて仰向けになり、デコルテラインを丁寧にケアしてもらいます。施術の前後には、違いを見比べられるようにと写真を撮ってもらいました。
向かって右側が施術を行った方です。見比べると、肩の位置に変化があるように感じました。私自身の体感も重くなっていた肩まわりが軽くなり、心地よかったです。

さらに施術の途中、部屋の中に「チーン…」と澄んだ美しい音が響き渡りました。これはチベット仏教の儀式や瞑想で使われる伝統的な法具『ティンシャ』の音色だそうです。
その響きは、サロンの空間だけでなく、私の頭の中を巡っていた考え事が少し遠のき、心が静かになっていくような感覚でした。
「無料でもいいから触れさせてほしかった」エステへの消えない愛
セラピストさんがこのの世界に足を踏み入れたのは、独身時代に経験したエステティシャンとしての仕事がきっかけでした。人の体に触れ、心と体を解きほぐしていくその仕事に大きなやりがいを感じていたそうです。結婚を機に一度はその道を離れ、退職することになります。
環境が変わり、エステから遠ざかる日々。それでも、彼女の心の中から「エステへの愛」が消えることはありませんでした。「どうしても自分の手で誰かの体に触れて、ケアがしたい。もしお金をいただけないのだとしても、無料でもいいからやらせてほしい」――そんな情熱が、今の活動をしている原動力になったそうです。

「もう一度、この手で誰かを癒やしたい」。子育てをしながらでも活動できる場所として、現在のサロンをオープンする一歩を踏み出すことになったのです。
「妻だから、母だから」の思い込みを手放して見つけたもの
今でこそ、訪れる人を包み込むような圧倒的な安心感を持つセラピストさんですが、ここに至るまでには深い葛藤の時代がありました。
以前の彼女は、「妻ならこうしなくちゃいけない」「母親ならこうあるべきだ」という、世間の役割や無意識の思い込みに強く縛られていたそうです。恋愛や結婚への憧れを叶えたはずの生活の中で、いつの間にか「自分自身の人生」を生きることができなくなり、心にモヤモヤを抱える日々が続いていました。
そんな彼女に訪れた大きな転機。「誰かのための自分」ではなく、「私は私として、自分自身の人生を生きよう!」と心から決断した瞬間でした。
不思議なことに、その思い込みを手放して自分の心に素直に生き始めると、彼女は、「人生が少しずついい方向へ動き始めたように感じた」と振り返ります。
この自らの経験があるからこそ、サロンでは単に体の凝りをケアするだけでなく、「心をも整えること」を何よりも大切にされています。かつての自分と同じように、何かの役割に縛られて苦しんでいる女性たちに、施術を通じて「あるがままの自分」を取り戻してほしい。その強い意志が、彼女の手から伝わる温もりの理由なのかもしれません。
あるがままの自分に還る場所
「一人でも多くの方が、周りの目や役割にとらわれず、あるがままの自分を生きるお手伝いをしていきたい」
セラピストさんは、これからの展望をそう優しく語ってくれました。
情報が溢れ、誰かのための「役割」を演じることが当たり前になってしまいがちな現代社会。だからこそ、SNSという細い糸を頼りにたどり着く「MATE」(マテ) のような場所が、私たちには必要なのかもしれません。
もし、あなたが今、「本当の自分」を見失いそうになっているなら。 この隠れ家のようなサロンの扉を叩いてみてください。あなたを「ありのままの自分」へと、きっと還してくれるはずです。
MATE(マテ)
所在地:新潟県新潟市中央区
Instagram:https://www.instagram.com/matematutote



