地域創生メディア  Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンがそこにある 応援の循環を作る 地域創生メディア

人  |    2026.06.26

人との縁が紡ぐヨガと中医学の道|札幌『ヴェーダ香癒』

「今の私があるのは、本当に人とのご縁のおかげなんです」

札幌を拠点にヨガインストラクター、中医学アドバイザー、セラピストとして活動するさよさん。52歳を迎える2026年、「ヴェーダ香癒(シャンユ)」として開業届を提出しました。

子育てと仕事に奔走した日々を経て、50代で新たな一歩を踏み出したさよさん。1枚のチケットから始まった自分自身の癒しと、不思議なほどに次々とつながっていった「人との縁」がありました。

久しぶりの一人時間で知った「癒し」の力

20代の頃、偶然手にしたムック本をきっかけに、ヨガへの興味を抱いていたさよさん。しかし当時は子育てに追われ、自分のために使える時間は皆無でした。

転機が訪れたのは39歳の時。当時スポーツクラブのフロントで働いていたさよさんは、たまたまもらったヨガの体験チケットを手にスタジオを訪れます。

「久しぶりに一人の時間を過ごして、シャバーサナという最後の寝ポーズで思わず寝落ちしてしまったんです。インストラクターの方に起こされるまでぐっすり。こんなにも癒されるものなんだと。」

この深い安らぎに直感を得たさよさんは、子育ても落ち着いたタイミングで本格的にヨガを学び始めます。半年間の養成講座を経て全米ヨガアライアンスの資格を取得。

当時勤めていたスポーツクラブの支店長から「うちでレッスンしてみたら?」と背中を押され、インストラクターの道が拓けました。そこから評判は口コミで広まり、他のジムからも誘いをもらうように。経験の幅が広がっていきました。

不調を救った中医学との出会いと、学び続けた40代

インストラクターをメインとして活動するようになった頃に出会ったのが、中医学を織り交ぜたヨガをやっている先生でした。

さよさんはもともと体が強くなく、ぎっくり腰やヘルニアなどの不調を抱えていました。さらに40代前半になると更年期によるやる気の減退など、自分ではコントロールできない心身の変化に戸惑うこともあったといいます。

「ヨガや中医学を学んで生活に取り入れていくうちに、あんなに頻繁だったぎっくり腰に悩まされることが減って、深い呼吸ができるようになりました。ちょっとずつ体が強くなっていく感覚でした。」

もっと詳しく学びたい、自分が体感したこの変化を同じように悩む人に伝えたい。その思いで40代はひたすら学びに費やしました。中医学アドバイザー、かっさ、チャクラのアロマの施術、中医養生ヨガなどを同時進行で学び、知識を深めていきました。

PTA、飲み仲間、家族。縁がつないだ活動の場

さよさんの活動場所は、いつも誰かとのつながりで生まれてきました。

PTAで知り合った方からの紹介で、カフェのフリースペースでヨガやかっさの講座を開催。よく飲みに出かける中で出会ったカウンターだけの居酒屋では、中医学の知識をベースにした薬膳の話、体を整える素材を使った季節のおつまみに合うお酒のペアリングなどを紹介する講座を開いています。別の行きつけのバーでは薬膳カクテルの監修を頼まれ、1日バーテンダーとしてお店に立ったことも。

旦那さんがバスケの監督をしていた関係で、近隣の小中学生のバスケチーム選手のコンディショニングケアも、この春から始めることに。中医学の師匠から授かった「ヴェーダ(知識)」と「香癒(香りで癒す)」を意味するサロン名「ヴェーダ香癒」を掲げた自宅サロンを使って、漢方アロマや中医学・ヨガの知識を活かしながら、新たな挑戦を始めています。

「『ヨガで調子が良くなった』『教えてもらったあれで楽になった』などの声をもらうと嬉しいです。リラクゼーションの施術も、普段眠りにくいという人でも、施術中に眠ってしまう人がほとんど。気が緩んでくれてる感じがするし、色々吐き出してくれてデトックスの場になれていることも嬉しいです。」

誰かの毎日が軽くなる場所を、これからも作り続ける

現在は2人の子供も独立し、旦那さんも単身赴任で道外へ。2026年3月に開業届を提出し、本格的に事業をスタートさせたさよさん。

「今の年齢だからこその良さも出せているのかなと思います。20代でヨガに興味を持った時に今と同じ進み方をしていたらうまくいってなかったかもしれない。20代30代でびっしり子育てをして、そこからの学びだったから、色んな経験をしてきたからこその深みもあるんじゃないかな。」

さよさんが描く未来の夢は「おばんざい屋さん」を作ること。季節の素材を使った料理とお酒を出して、奥のスペースでちょっとした施術やプチ講座ができるような場所。訪れる人が心身ともに緩める場所です。

「体にいいこと」を教えているけど、実はお酒が大好き。ストイックになりすぎず、好きなものを楽しみながら自分自身を整えている姿が魅力的です。人生を楽しんでいる姿こそ、ご縁がつながっていく、そして「お願いしたい」と思える理由の一つなのかもしれません。

40代で新たに自分の人生を動かし始めたさよさん。51歳で開業という新たなスタートラインに立った姿は「何歳から始めても遅くない」という希望を体現しています。

自分を癒すことから始まった歩みは今、多くの人の心と体を癒す場所へとつながっています。誰かの毎日が少しだけ軽くなるように。さよさんはこれからもそんな場所を作り続けていきます。

ヴェーダ香癒

Instagram:https://www.instagram.com/vedashanyu/

Facebook:https://www.facebook.com/share/1HW2DRQjuB/?mibextid=wwXIfr

※お問い合わせはInstagramのDMまで

【事業内容】

・漢方チャクラアロマ心活セラピー

・漢方チャクラアロマリーディング

・頭かっさ、美容かっさ

・カッピング

・耳ケアセラピー

・ヨガレッスン

【施術料金(一例)】

おまかせ香癒120分コース 15,000円

30分のカウンセリング後、上半身ヒーリングや頭かっさ、眠活セラピーなど、その日のご自身の調子に合わせたリラクゼーションコース

【資格】

・刮痧国際協会漢方チャクラセラピスト

・刮痧国際協会中医アドバイザー療法士

・刮痧国際協会美容刮痧1DAY修了

・KAKITA 漢方アロマインストラクター

・漢方チャクラ耳ケアセラピーセラピスト

・フリーヨガインストラクター

記事をシェアする

この記事を書いた人

徳田 このみ

北海道札幌市在住のライター。Mediallでは、お店や事業など「何かを一人で始めた人」を中心に紹介しています。 その人の想いやこだわり、裏側にあるストーリーなど、丁寧に魅力を伝えます。

関連記事