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聖地  |    2024.11.10

【後編】和歌山県のかつらぎ町で、神社&お寺巡り!丹生酒殿神社の大イチョウもそろそろ見頃を迎えます。

前回は、かつらぎ町の豊かな自然と歴史文化、世界遺産、美味しいフルーツ、町役場などをご紹介しましたが、今回も引き続き『かつらぎ町ぶらり旅』の様子をお届けいたします。後編は、お寺や神社を回ってきました。

前編はこちら

神社巡りに聖地巡礼、幻の舞|和歌山県かつらぎ町で自然に囲まれた癒し旅。

山間にひっそり佇む、自然豊かな堀越癪観音へ

後編1軒目は、かつらぎ町の中でも秘境、山間に佇む『堀越癪観音(ほりこししゃくかんのん)』へ行ってきました。現地まで車で伺ったのですが、やや急な坂と細道が続きます。しばらくナビ通りに走っていると、看板が見えて来たので一安心。

構成文化財にも指定されている『堀越癪観音』。昔、役行者の母が癪の病となった際に、治癒祈願のために十一面観世音菩薩像を彫刻したところ、平癒したことを起源とされています。

『堀越癪観音』の受付です。

受付のある建物を少し離れた場所から見るとわかりますが、昔ながらの見事な茅葺。素晴らしいですね!

かつらぎ町東谷は、自然が豊かな事でも知られています。『堀越癪観音』は高台にあるので、辺り一面を見渡すことができます。立ち寄った際は、今も手つかずの美しい自然を眺め、癒されてきてくださいね。

堀越癪観音(ほりこししゃくかんのん)
【所在地】 和歌山県伊都郡かつらぎ町東谷1360

かつらぎ町三谷に鎮座する『丹生酒殿神社』

続いては、丹生酒殿神社(にうさかどのじんじゃ)へ行ってきました。高野山の麓の紀の川のほとりに位置し、和歌山県伊都郡かつらぎ町三谷に鎮座する神社です。

天照大神の妹君・丹生都比売命(にゅうつひめのみこと)を含め複数の神を合祀した『丹生酒殿神社』。境内に入り、まず驚いたのがこの大きな銀杏(イチョウ)の木。

この大きな木は、樹齢300年以上と言われており、見頃になるとライトアップも行われるそうです。イチョウの葉が黄色く染まる見頃は、まさに11月中旬~12月初旬。今年も大イチョウのライトアップが楽しみですね!

『丹生酒殿神社』の境内社には『鎌八幡宮』もあります。

始めて見ると驚かれる方も多いかと思いますが、『鎌八幡宮』は御神木に鎌を奉献(刺し)し、願掛けをする信仰があります。

御神木に鎌が刺さっていることから、筆者もかなり驚きましたが、無病息災、子宝、受験諸々の願かけのご祭神として鎌が打ち込まれているそうです。

『丹生酒殿神社』に寄られた際は、ぜひ『鎌八幡宮』にも足を運んでみてくださいね。今回訪れた時は、大イチョウの葉は緑だったので、次回は見頃を迎える頃に再度訪れてみたいと思います。

丹生酒殿神社・鎌八幡宮
【住所】和歌山県伊都郡かつらぎ町三谷631

前編はこちら

神社巡りに聖地巡礼、幻の舞|和歌山県かつらぎ町で自然に囲まれた癒し旅。

生芋こんにゃくの直売所へ

続いては、行き当たりばったりで出会った『こんにゃくの里』をご紹介します。車で車道を走っていると、雰囲気のある大きな窯が見えたので、気になって立ち寄ってみました。

『こんにゃくの里』は、生芋を使った手作りこんにゃくの直売所です。

大きな窯で、こんにゃくを炊き上げています。こんにゃくを窯で炊き上げているのを見るのは初めての筆者。完成したお味の方も気になります。

『こんにゃくの里』は、こんにゃく以外にも、地元農産物を使用した加工品や、野菜などが販売されています。滞在中もどんどん地元の方が来られて買い物をされていました。

完成したこんにゃくはレジ横で販売されています。大きなかたまりで1丁300円(税込324円)。持ってみるとずっしりと重みを感じます。

お店のスタッフさんに生こんにゃくの食べ方を伺うと、購入後冷蔵庫に入れ2日以内であれば生でも食べられるとのこと。炒めたり煮たりする場合はしばらく持つそうです。

どうやって食べようか帰り道で考えていたのですが、シンプルにお肉と炒めてこんな感じ(下の写真)に仕上げました。普段食べるこんにゃくよりも、ややモチモチ食感、こんにゃくの味もしっかりしている印象です。写真には収めていませんが、さしみこんにゃくとしても食べてみました。そちらもこんにゃくの味が良くわかり、美味でした。

手作り生芋こんにゃくや、地元の野菜、くだもの、手作りジャム、味噌、加工品など様々な物が販売されているので、かつらぎ町で地元の食材を探している方は是非立ち寄ってみてくださいね!

こんにゃくの里
【住所】和歌山県伊都郡かつらぎ町大字星川324

かつらぎ町の魅力、まとめ

前編・後編でお届けした、かつらぎ町でのぶらり旅。前編では、かつらぎ町までの道や、道の駅、映画に出てくる町役場そっくりのかつらぎ町役場の見学などを紹介し、後編では神社・お寺巡りに、地元の人の集まる販売所を紹介しました。

一言、皆さんにお伝えするとすれば、「魅力が多すぎて、1日や2日では周り切れない」ということ。実はまだまだ立ち寄りたい場所があったのですが、時間の関係上今回は断念・・・。次回は、大イチョウの見頃に合わせ、かつらぎ町へ再度遊びに行きたいと思います。

まだかつらぎ町へ行った事がないという方は勿体ない!ぜひ皆さんも、自然豊かなかつらぎ町へ遊びに行ってみてくださいね。

・かつらぎ町役場公式ウェブサイト
・かつらぎ町観光協会ウェブサイト

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この記事を書いた人

なかしまあすか

東大阪出身、旅好き、海好きのフリーライターです。突然のテレワーク時代の到来を機に、海の見える「すさみ町(和歌山)」で「週末移住」を開始。移住先の和歌山県(すさみ町)の魅力や、旅先でのローカル情報などを、たくさん発信していきます!

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