Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンがそこにある 応援の循環を作る 地方創生メディア

もの・こと  |    2024.09.02

横浜の海をテーマに楽しく遊んで学ぶ体験型イベント『海洋都市横浜 うみ博2024』に行ってきました!-横浜市役所アトリウム編

2024年8月3、4日の二日間にわたり、横浜の馬車道にある横浜市役所アトリウムと日本大通りからほど近い大さん橋ふ頭周辺で 『海洋都市横浜 うみ博2024』が開催されました。

海のプロが集結する体験型イベントで、毎年多くのお客様が来られます。

今回は、今年も盛り上がりを見せた『海洋都市横浜 うみ博 2024』を横浜市役所アトリウム会場編と大さん橋会場編に分けてレポートします!

「うみ博2024」とは?

今年で9回目を迎えた『海洋都市横浜 うみ博 2024』(以下、うみ博)は、毎年多くのお客様が来られる大人気のイベント。今年は「横浜の海が驚きと学びに変わる2日間」と題して、横浜の海をテーマに横浜市役所アトリウムと大さん橋ふ頭周辺の2か所で開催。

夏休み中とあって、横浜市役所アトリウムでは、家族連れの方が開場前から列を作っていました。

横浜市役所アトリウム会場は、次のようにエリアが分かれています。

  • 水辺プラザ方面エリア
  • 中央エリア
  • ステージエリア
  • 入口エリア
  • アトリウム2階

それぞれのエリアで展示やワークショップなどを開催。

新しくなった横浜市役所は広い

展示ブースでは、横浜の海になじみのある21の企業や大学、研究機関などが出展しています。さらに、アイスクリームなどが試食できるブースやキッチンカーも出店するなど、1日楽しめるようなイベントとなっています。大さん橋会場では、船や消防車などの展示や見学がメイン。

うみ博は、海の生物や環境、海の仕事に至るまで楽しく学べるイベントとして、海を介して人と人がつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で開催されています。

体験できる展示ブースが大人気

開場前、すでに多くの人が集まっていました

市役所アトリウム会場では、体験できる展示ブースが多く、どこも人が集まっています。

日本郵船株式会社のブースでは、操船シミュレーターで、船の操縦体験を実施。こちらは事前の申し込みが必要で、整理券があっという間になくなったとのこと。運よく整理券をゲットできた子どもたちは、船員さんの話を聞きながら、みな真剣に操船シミュレーターを体験していました。

なりきり船長コーナー

制服を着て写真撮影もできるので、大人も子どもも船長になりきって撮影。記念ポーズを取っています。

また、今回は旅人のバイブルとして知られる『地球の歩き方』が、8月1日に発売された『地球の歩き方 横浜市』の出版を記念して出展。横浜市役所には、8月1日~8月18日までの期間限定で記念品の入った大きなガチャが設置されていました。

横浜市中央卸売市場では、珍しい魚の展示やクイズに正解するとグッズがもらえます。横浜・八景島シーパラダイスは、ヒトデやナマコ、サメなどに触れるタッチプールを設置。

海に関する仕事道具の展示や缶バッジ作りなど、どこのブースも普段なかなか体験できないプログラムがあり、行列ができていました。

海の生物とふれあえるコーナー

せっかくなので、私もスタンプラリーをやり、クイズにチャレンジ。クイズに参加した記念に魚の名前とイラストが書いてある渋いクリアファイルをゲット。

その他、アイスクリームなどのスイーツが試食できるブースや企業の公式キャラクターが登場するなど、まさにお祭りのような熱気です。

充実したワークショップ&ステージ・プログラム

提供元:海洋都市横浜うみ協議会

うみ博では、ワークショップも多く開かれています。海藻で作る万華鏡(8月3日のみ開催)や真珠を使ったネームプレート作り、ペットボトルのキャップで作るキーホルダーなどが人気。

一部のワークショップは、ホームページからの事前の申し込みが必要です。午後の開催分の整理券は会場で配布。配布場所には行列ができていました。夏休みの思い出のひとつになりそうなプログラムなので、人気があるのも頷けます。

海上保安庁の人気キャラクター「うみまる」も盛り上げています

さらにうみ博では、ステージ・プログラムも充実。2日間にわたり海に関する講演プログラムが9つ開講されました。

なかでも、メディアにも多く露出している「岸壁幼魚採集家」として活躍されている鈴木香里武さんのプログラムは、午前中の早い時間にも関わらず、多くの人が聴講。幼魚の魅力を語ります。

普段なかなか見ることのないきれいな幼魚を見て、モニターに映るたびに写真を撮る方も。ステージエリアにいたお客様は、鈴木香里武さんのお話に熱心に耳を傾けていました。海の魅力を改めて知る機会となったようです。

大さん橋会場まで、無料のフェリー移動!

無料フェリーの整理券に大行列

うみ博のもうひとつへの会場、大さん橋会場への移動には、無料のシャトルバス、フェリーが運行されています。バスとフェリーは循環しているので、整理券が取れれば移動するのに非常に便利です。

なかでも無料のフェリーは大人気。フェリーは、ゆめはま号とかなもえ号の二隻が運行。港町らしい移動方法に注目が集まり、受付で問い合わせるお客様が多くいらっしゃいました。

バス、フェリーともに大人気ですが、特にフェリーは整理券配布後、すぐになくなってしまいました。

ゆめはま号のルートは、日本丸メモリアルパーク前を出航し、みなとみらいをまわって大さん橋付近に着くパターン。横浜の海と街をクルーズできて、これが無料となれば、整理券争奪戦は必至ですよね。

フェリーの定員は50名ほどですでに満席だったため、バスで移動することにしました。バスは、市役所内の車寄せからの出発だったので快適。

うみ博は、海をメインにしているとあって移動手段に無料のフェリーも加えるなど、横浜の海の魅力を伝える楽しいイベントです。

まとめ

残糸を使ったヒモなどからもSDGSについて学べる

2024年8月3、4日に横浜市役所アトリウムと大さん橋ふ頭周辺で開催された 『海洋都市横浜 うみ博2024』。海の生物や環境、研究、海に関するお仕事など、海の多様な魅力を発信する体験型イベントです。

会場はどこも大盛況!

子どもたちの夏休みの思い出だけでなく、自由研究にもピッタリなプログラムが豊富。横浜市役所アトリウムの展示は、子どもだけでなく、大人も楽しめる内容でした。

大さん橋会場編では、消防車やコンテナの展示。さらに自動車専用船を見学したレポートをお届けします!

取材場所 横浜市役所 アトリウム
住所:神奈川県横浜市中区本町6-50-10
アクセス:みなとみらい線「馬車道駅」下車直結
横浜市営地下鉄/JR「桜木町駅」から徒歩約3分
開催期間:2024年8月3日(土)10時~17時、8月4日(日)10時~16時
ホームページ:https://umihaku.jp/
 X(Twitter):@umikyogika
Google マップ:

記事をシェアする

この記事を書いた人

chillco

【神奈川県公認Medallライター】神奈川県横浜市在住。生まれも育ちも横浜取材・インタビューを中心に活動するWebライター。旅・酒・食・音楽がテーマ。訪れた国は25か国を超える。お酒やグルメ、スィーツ、イベントなど地元・横浜の魅力を発信していきます!

関連記事