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フード  |    2025.10.03

ディープな大阪を楽しみたいなら「薬膳飯店-YAKUCHU-」がいいかも?|大阪府大阪市

薬膳といえば体に良さそうという印象ですが、大阪には薬膳中毒になると噂の料理屋があります。それが「薬膳飯店-YAKUCHU-」。

こちらは、去年7月に出来たばかりの「イノゲート大阪」内の「バルチカ03」のお店。ちなみに「バルチカ03」の「03」は「おっさん」という意味でもあるんです。それだけに「バルチカ03」は大阪のおっさんたちをターゲットとした約50の店舗が立ち並んでいます。

「薬膳飯店-YAKUCHU-」は、そんな中で薬膳中華を提供している中華酒場です。ここの薬膳は薬膳の中でも一味も二味も違う独創性が独走しているお店なんです。

今回はそんな「薬膳飯店-YAKUCHU-」をご紹介します。

店内はやや狭く断然男性向き

「薬膳飯店-YAKUCHU-」は「イノゲート大阪」内の「バルチカ03」の5階にあります。店内もやや狭く、席数も少なめです。

今回はお昼のランチを食べたのですが、通されたのがカウンター席。ここからの眺めは世界の建築トップ20にも選ばれたことがある大阪のランドマーク梅田スカイビルや、広大なうめきた公園のあるグラングリーンが見えて、景色は抜群。

ですが、退廃的な雰囲気づくりのせいなのか、そもそもカウンター席がセメントブロックを重ねた安易な作りで、座面が高いカウンターチェアで足元にも調理器具がたくさん置かれていて、足を入れられない構造のため、長居するのは少々辛い感じです。

ここがもしかすると薬膳中毒といわれる理由の一つかもしれません。そこもまたおっさんの居場所といわれるだけに、女性向きの仕様ではありません。

ランチは全部で4種類 気になるのは手羽元香辛揚げ定食

「薬膳飯店-YAKUCHU-」のランチは全部で4種類あります。その中でおすすめなのが「手羽元香辛揚げ定食」です。定食はご飯、スープ、副菜1品とメインの4品で構成されています。

こちらが「手羽元香辛揚げ」です。真っ赤な粉まみれです。これがこのお店の特徴。

手羽元というから鶏かと思うのですが、赤い唐辛子の皮のようなものがまるで甲殻類のようにかたくて、別の食べ物と錯覚してしまいます。この上の赤い粉、これだけかけたらとても辛いように思いますが、実際は見た目ほど辛くはありません。

酸っぱいような辛いような一言では言えないスパイシーな味です。この複雑な味わいがきっと薬膳なのでしょうね。

結局これは何なのか、何度も食べて確かめたくなる味で、中毒性が高すぎます。ただ、食べたあとは胃が少し痛くなるようなそんな危険性もあります。

「中華屋台の角煮定食」は正当派薬膳

今回は「手羽元香辛揚げ定食」だけでなく「中華屋台の角煮定食」も食べたのですが、「中華屋台の角煮定食」もただの角煮ではなく、ちゃんと八角の味が効いた薬膳の定食でした。

こういう正統派な薬膳もありますが、やっぱりインパクトの点では「手羽元香辛揚げ」がお勧めです。

「バルチカ03」は営業時間に要注意

「バルチカ03」は、1つの商業施設ではありますが、こちらで営業している店舗はそれぞれがそれぞれで経営しているため、営業時間も定休日もバラバラです。

そんな中で「薬膳飯店-YAKUCHU-」のランチ営業は12:00から15:00の3時間だけなので要注意です。

「薬膳飯店-YAKUCHU-」の「手羽元香辛揚げ」はお店の中でも一押しの料理。薬膳と言えば女性的なイメージがありますが、ここは断然男性のためのお店。ディープな大阪を知りたくなったら、是非寄ってみてください。

「薬膳飯店-YAKUCHU-」(ヤクチュ)の詳細情報


住所:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田3-2-123 イノゲート大阪 5F
電話番号:080-9830-1948(予約可)
営業時間:(平日)12:00 – 23:00 (土日祝)12:00 – 23:00 
ランチの定食は12:00~15:00
定休日:月(祝日の場合は翌平日)
アクセス:大阪駅直結

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この記事を書いた人

kisaragisyu

如月柊 大阪を中心とした京阪神、奈良を担当します。大阪に住んでいるからこそ知ることができる旬の情報を皆さんにお届けしたいと思います。是非、大阪に遊びに来てくださいね。

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