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フード  |    2023.09.08

韓方茶カフェで身も心もリフレッシュ!Tea Therapy東京店 絵舞遊(えまいゆ)|町田市

Tea Therapy東京店 絵舞遊

今回はギャラリー併設の韓方茶が飲めるカフェ「Tea Therapy東京店 絵舞遊(えまいゆ)」さんをご紹介します。

住宅街の一角で1年を通して花があふれんばかりのお店。花の手入れがこまめにされているので、中もきっと素敵に違いないと思って眺めていたカフェです。

韓方茶というと、漢方薬のような薬っぽい、クセがあって飲みにくいイメージの方もいるかもしれませんね。このお店ではとても飲みやすいお茶を扱っています。

韓方茶に興味がある方、旅行はまだ控えているけど韓国気分を味わいたい!と思っている方はきっと足を踏み入れたくなるお店ですので、ぜひ読んでみてください。

韓国旅行での韓方茶との出会い

店内に足を踏み入れると、喫茶コーナーの奥の棚には韓方茶コーナーが。

韓国のTea Therapyの韓方茶を輸入・販売しているコーナー

こちらのお店はもともとギャラリーだったのですが、今は韓方茶を主体としたギャラリー併設のカフェになっています。

店主の稲見さんが韓方茶を取り扱ったのは、娘さんと一緒に行った韓国旅行がきっかけです。
強い日差しの中で目がチカチカしていたところ、カフェで薦められた韓方茶を飲んだら目の症状が改善したのだとか。

稲見さんはその後の韓国旅行でソウルの韓方茶カフェ「Tea Therapy」と出会い、奥の深い韓方茶の世界に魅入られます(韓方は韓国の生活に根づいている伝統医学)。韓国の韓医学博士イ・サンジュ先生のもとに何度も通って韓方茶について学びました。
(※イ・サンジュ先生は韓国の韓方茶カフェ「Tea Therapy」を設立し、日本の韓医薬の教育機関「東医宝鑑アカデミー」の代表です)

東京でTea Therapyの韓方茶を飲めるカフェは町田のこの店舗だけとのこと。
コロナ禍で韓国旅行が難しいときは、沖縄や九州など日本全国から韓方茶を飲みにやってきたお客さんもいたそうです。

飲みやすい韓方茶

クコの実・なつめ・トングレがミックスされた「安心茶」

お茶をオーダーするときには、その日の体調に合わせたものを選べます。Tea Therapyのお茶は煮出さずに、沸騰したお湯を入れて3分ぐらいで飲めます。

私がその日に選んだのは「安心茶」。クコの実・なつめ・トングレ(アマドコロという植物)がミックスされたお茶です。緊張をほぐし、眠れないときによいそう。おやつとして乾燥したナツメのチップスも付いていました。

お茶の味は始めは香ばしくて、あとから甘みが口の中でふわっとする感じでした。香ばしいのは焙煎されているから。韓方茶はクセがあって飲みにくいかもと思っていたのが打ち消されました。とても飲みやすく、ポットにたっぷり入っているお茶もごくごく飲めます。

お店で扱っているお茶は着色料・香料・保存料を使用していません。他にもカリン・ペパーミント・キキョウが入った花粉症にもよい「爽快茶」、なつめ・甘草・ショウガが入った疲れやすい人用の「元気茶」など全部で13種類のお茶の品揃え。

店主がお客さんの体質や体調をじっくりとカウンセリングし、その人に合ったお茶をブレンドしてくれる「カウンセリングティー」というサービスもあります。

その日にもよりますが、韓方茶以外にも、韓国餅やケーキをいただくこともできるとか。予約すれば韓国餅が入ったアフタヌーンティーもいただけます。

その他にコーヒーや紅茶などのメニューもあるので、誰でも気軽にカフェが利用できます。
暑い日には冷たいハニージンジャーをテイクアウトしてもよいですね。

ギャラリー部分も見逃せない

「小さな花瓶展」

カフェにはギャラリーも併設されています。
この日は「小さな花瓶展」の作品が飾られていて、もちろん買うこともできます。青磁に手書きの青い模様の花瓶たち。一つひとつが手作りで繊細な作品にうっとりしてしまいました。

稲見さん自身が工芸作家でしたので、日本全国から選び抜かれた素敵な作品がお店の一角に並びます。
展示は2~3週間で内容が変わるそうなので、これからの作品展にも目が離せません。

店内のインテリアも女性心をくすぐるポイントがたくさん。白壁に木製の棚やタイルの足湯コーナー、壁にはドライフラワーや額に入れられた作品の数々。素敵な1点もののアイテムをじっくり眺めていると時の経つのも忘れそう。

足湯でじわじわと体を温めて

足湯コーナー

お店の一角に足湯コーナーがあり、お茶とセットで30分浸かることができます。足湯はただのお湯ではなく、肩こり用とむくみ用の韓方液が選べます。

こんなおしゃれな足湯に入るときには、1人で本を片手にリラックスするのもよいですね。窓辺の花を眺め、お友だちと一緒にお茶を楽しみながら足湯に浸かると、おしゃべりが止まらないかも。

気軽に立ち寄れる韓方茶カフェ

今回は住宅街の一角にたたずむ韓方茶カフェ「Tea Therapy東京店 絵舞遊(えまいゆ)」をご紹介しました。

取材をしているかたわら、お客さんが途切れなく来店します。それだけ居心地がよいからでしょうね。

稲見さんの言葉で印象的なのは、何でもバランスが大切とのこと。お茶で食事でも、極端にそれだけというよりも、まんべんなく摂取するのが体によいそうです。

家事に育児に疲れた方、毎日慌ただしい生活を送っている方、このカフェでほっと一息つかれてはいかがでしょうか。

足湯コーナーでじんわり汗をかいたり、店主と一緒に美味しいお茶を選んだりするのもおすすめです。

お店の情報

Tea Therapy東京店 絵舞遊(えまいゆ)
住所:東京都町田市小川2-3-5
最寄り駅:JR横浜線 成瀬駅南口 徒歩約10分
駐車場:無
開店時間:12:00~18:00
休業日:日曜・月曜

お店のホームページ

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この記事を書いた人

瀬崎 貴子

地方から東京の郊外に移り住み、あっという間に子育てが終了。この街が第二の故郷となりました。ここで多くの人に支えられたので、街の魅力を少しでも伝えていけたらと思います。人とのつながりを大切に生きていくのが目標。小京都や美術館めぐり、食べ歩きが好きです。

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