
横浜・白楽駅からすぐの「六角橋商店街」は、
昭和レトロな雰囲気と学生街ならではの活気が魅力のエリア。
細い路地に赤提灯が灯り、個性豊かな飲食店が軒を連ねています。
今回は、そんな六角橋商店街の歴史と、
私がおすすめするレストラン3選をご紹介します!
六角橋商店街ってどんなところ?
名前の由来
「六角橋」という名前は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際に六角の箸を使ったという伝承や、六角形の材木で組まれた橋があったことなどに由来するといわれています。
学生街としての発展
1930年には、神奈川大学(当時の横浜専門学校)が移転したことで学生街としての色が濃くなりました。
戦後の復興と仲見世通りの誕生
第二次世界大戦後、空襲で焼け出された商人たちが集まり、闇市として再生。その後、バラックを整備して現在の「六角橋商店街仲見世」が誕生しました。
細い路地に並ぶ小さな店や赤提灯の風景は、当時の名残を今に伝えています。
おすすめレストラン3選
① 路地裏食堂 Roku|創作料理とお酒のペアリングが楽しめる隠れ家
白楽駅から徒歩3分、仲見世通りにある「Roku」は、
和と洋のいいとこ取りをした創作料理が楽しめるお店です。

食事に合わせてワインや日本酒を提案してもらえるので、お酒好きにも、普段飲まないけれど挑戦してみたい人にもおすすめです。
旬の食材を使った黒板メニューが人気とのことで、どれにしようか迷っていたら、右上にひっそりと書かれていた「おまかせコース(1人3,000円〜)」を提案してもらいました。

外観はガラス張りでスタイリッシュ。店内は天井が高く、落ち着いた雰囲気が広がっています。

生ハムと旬野菜の前菜。

しめ鯖とツムブリのお刺身。
ツムブリとはアジ科に属する魚で、名前にブリとつきますがブリの仲間ではないのだとか。

続いて、旬のレンコンの素揚げ。皮ごと揚げていて歯ごたえ抜群です。

生ゆばとゴルゴンゾーラチーズのパスタ。
まさに和×洋の一品。味変にはちみつをかけても良し。

最後にいちごのティラミス。デザートまで付いていて大満足でした。
② ウィンズ(Win’s)|ベトナム料理をベースにしたアジアンカフェ
六角橋商店街の坂を下った所にある「ウィンズ」は、ベトナム料理をベースにしたアジアンカフェ。
日本人好みにアレンジされていて食べやすく、気軽にエスニック料理を楽しめるのが魅力です。
ベトナムの定番ライトビール「333(バーバーバー)」と「ビア ハノイ」で乾杯!
ビア ハノイは、ベトナムのハノイという地でよく飲まれていて、日本では珍しいビールなのだとか。

生春巻きとエビチャーハンをいただきました。

③ Kitchen ぶらん|ブランド豚「ほうじゅ豚」のレアステーキ
白楽駅から徒歩3分の「Kitchen ぶらん」は、
長崎県産の高級銘柄豚「ほうじゅ豚」を使った料理が自慢のダイニングバー。
カウンター中心の落ち着いた空間で、私もこの日はカウンターで一人飲みを堪能しました。

一人飲みにもぴったりな 「乾杯セット」には、
ドリンク+ミニオードブル+ほうじゅ豚ステーキがついてきます。

商店街の名物イベント「ヤミ市」も見逃せない!
1997年から継続して開催されている
六角橋商店街のシンボルイベントといえば「ヤミ市」。
毎年4月〜10月(※8月はお休み)の第3土曜日の夕方から夜に開催されます。
白楽駅から徒歩すぐなので、気軽に立ち寄れるのも魅力です。
まとめ|昭和レトロと新しい感性が共存する街、白楽へ
六角橋商店街は、昭和の面影を残しながらも、若者の感性が息づく魅力的な街。
グルメ、歴史、イベントと、見どころがぎゅっと詰まっています。
次の休日は、白楽駅からふらっと六角橋商店街を訪れてみませんか?



