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フード  |    2025.12.05

岐阜県南東部の宿場「中津川宿」にて「旅の拠点バー」HIGASHIMINO STAND by meet tree meets Nakasendoオープン!

明治の文豪・島崎藤村の『夜明け前』のメイン舞台となる馬籠宿もある岐阜県中津川市。
中津川市内の中心部にある宿場「中津川宿」の通りにて、新たなカフェバーが誕生しました。
その名も「HIGASHIMINO STAND by meet tree meets Nakasendo」
オープン初日、さっそくお邪魔させていただきました。

・店舗外観

元は市内で製材などを始め、多数のグループ企業をかかえるマルヤマグループさんによるmeet tree NAKATSUGAWAというカフェが営業されていた建物です。
そのため、店内は現代的なデザインながらも木材がふんだんに使用されており、落ち着ける空間となっています。

シンプルなラインで浮かび上がる梁と柱。
趣がありますね。

・メニューと特徴

一言で言えば、「中津川市を中心に据えた地酒や食べ物」が並びます。
こちらは置いてあるお酒やおつまみのメニュー表。
地元では定番のお酒から若い方が開発されたNAKATSU GINなど、このお店ならではのラインナップ。
おつまみの「ボーノポーク」は中津川市の二つ西隣にある瑞浪市の名産品です。
お酒ばかりに目が行きますが、中華そばが650円ととてもお手軽なのも注目ポイント。

・飲み物

岐阜県東美濃地方を中心としたお酒や市内のお茶、コーヒーが並びます。
「地元のお酒や名産品を味わうなら」とお薦めしやすいお店。
チャージ料フリーのため、ふらっとノンアルコールやラーメン(中華そば)だけ食べに行けるのも素敵です。

写真は日本酒3種飲み比べができる「3 types」
今回は「夜明け前」「三千盛」「ふかもり」にしてみました。
1200円でこれはなかなかのお得感。

こちらは中津川市のお隣恵那市の「薬食い」。
お酒もジビエに絡めてくるセンスが光ります。

恵那市の釜戸駅前にある「カマドブリュワリー」のクラフトビールをタップにて。
訪問した11月時点では「SUSHIガリラガー」「かんこうIPA」「あんきーラガー」の3品。
この辺りでカマドブリュワリーのビールがタップで提供されているのは、実は貴重なのです。


先に触れましたが、お酒以外にも650円とお手軽お値段な中華そばもあるため、〆としての2軒目にも、仕事帰りのコーヒースタンドとしても最適。
(それでいてチャージフリー!)

運営は変わりますが、昼のカフェや店舗奥にはネイルサロンもあり、組み合わせや触れ方次第で、色んな可能性を感じます。

・体験

インバウンドのお客さん(海外からのお客さん)向けですが、「HIGASHIMINO STAND by meet tree meets Nakasendo」では岐阜県ならではの地歌舞伎や宿坊など、体験型アクティビティの販売や地元の交流窓口の案内としても運用もされていくようです。
もちろん、インバウンドでなくとも、地元の方が来て地元の他にいい場所はないかな?というような情報の収集の場にもなりそうだなと、個人的には感じました。

・最後に

「HIGASHIMINO STAND by meet tree meets Nakasendo」のご紹介でした。
インバウンド需要の高い中津川市ですが、「旅の拠点」と言っても、海外の方に限らず、地元の方々が改めてこの地域に目を向けるキッカケになったら面白いな、とも思える場所でした。

・店舗詳細

「HIGASHIMINO STAND by meet tree meets Nakasendo」

住所:〒508-0038 岐阜県中津川市新町4-19
営業時間:水曜~土曜の16:00~22:30
公式Instagram:HIGASHIMINO STAND(@higashimino_stand)

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この記事を書いた人

しもじま

岐阜県中津川市にて介護職のかたわら、おへマガというサイトにてたまにライター活動を行っています。 mediall様でも書かせていただく事になりました。 得意分野は歴史、文化、アウトドア、音楽です。 よろしくお願いします。

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