秋と言えば、やっぱり食欲の秋！
今の季節、ブドウやリンゴ、さつまいもなどさまざまな食べ物が収穫時期を迎えています。筆者が一番好きな秋の味覚…それはずばり「栗」！モンブラン、栗まんじゅうなど、栗のお菓子には目がありません。
愛知のデパートでは、秋が深まると各店舗に栗スイーツが並び、お客さんが行列を作っています。どうやら愛知のおとなり岐阜県は東海地方でも有数の栗の名産地のようです。
そうと知れば、栗好きとしては岐阜に行かないわけにはいきません。今回は、そんな栗好きが恵那で出会ったちいさな……いや、超ビッグな秋をお届けします。
栗好き必見！ここだけの限定スイーツ
栗スイーツ欲しさに私が向かったのは「恵那川上屋 栗里宿 恵那峡店」。中央自動車道恵那ICを降りて車で20分ほど行った先、渓谷沿いに現れる大きな店舗こそ、今日の目的地です。
恵那川上屋は1964年創業。秋限定のスイーツ「栗きんとん」が手土産に大人気の老舗和菓子店です。ここでいう「栗きんとん」は、一般的に想像するおせちとは違う東海地方お馴染みの栗の和菓子です。
しかし、この恵那峡店に来たのは栗きんとんを買う為ではありません。この店舗だけの限定メニューを食べに来たのです！
この店舗にはカフェが併設されており、そこでは栗を溢れんばかりに使った限定スイーツを食べることができます。並んでいる間に見たメニューはどれも美味しそうだったのですが、今回は土日祝限定という「栗きんとんティラミス」を頼みました。
ケーキにかかっている黄金のペーストは全て栗きんとんです。
和と洋の夢のコラボレーションケーキ！！
いざ実食。一口目から搾りたての栗の風味が口いっぱいに広がってとっても美味しい～！手前に散らしたナッツも食感のいいアクセントになっています。ケーキ部分にも栗がたっぷり使用されており、どこを食べても栗の濃厚ながら優しい甘みで頬が緩みます。
一番人気メニューは「栗一筋」。栗一筋の川上屋さんだからこそできる迫力のこちらは並ばずにテイクアウトすることも可能です！どのケーキも栗まみれなおかげで結構なボリュームなので、お腹に余裕を持ってお店に行くことをオススメします。
恵那の秋は栗だけじゃない！木の実を使った衝撃スイーツ
栗スイーツを満喫した帰りに、川上屋さんに来る道中で見つけて気になっていた場所に寄ることにしました。訪れたのは「恵那 銀の森」。東海地方のローカルテレビにはよく出演している複合施設で、こちらでも秋の実りをたくさん感じることができます。
施設に入ってまず目に飛び込むのがこちらの看板です。
栗でも芋でもフルーツでもなく、どんぐりを使ったソフトクリーム。満腹のため今回は泣く泣く断念しましたが、ぜひ食べてみて欲しいメニューです。
施設内には四季折々の花々が植えられており、のんびりお散歩したり木陰でおしゃべりしたりと悠々自適な時間を楽しむことができます。カフェや和菓子店、惣菜店などの専門店の商品をテイクアウトしてテラスでまったりするのもオススメです。
この施設でとくにオススメなのが、「PATISSERIE GINNOMORI」という洋菓子専門店。扉を開けると青を基調にした幻想的な空間がお目見えします。森の素材をふんだんに使ったクッキーボックスはこのお店だけの限定商品。松の実やクマ笹など、他ではお目にかからない食材が使用されています。
おなかいっぱいになったら、恵那の大自然を感じに行こう
スイーツばかりでは流石に胃もたれしてきたという方に朗報です。ここの施設の裏手には「大ちゃんの森」と名付けられた散策道があります。整備された道を下ると、麓にある阿木川の渓流のすぐそばまで行くことができます（川沿いで滑りやすいので足元には十分気を付けてくださいね！）。運が良ければこの森の番人であるニホンカモシカの大ちゃんにも会えるかも？
散策道は近くの金刀比羅神社まで川沿いに続いており、森にお邪魔しているような空間がマイナスイオンたっぷりで腹ごなしにもぴったりです。これから紅葉シーズンになったら、もっと素敵な風景に様変わりすると思うとわくわくしますね。
秋のスイーツと自然を満喫しに、恵那へ行こう！
恵那エリアは近くに温泉も点在しており1日中楽しめるスポットです。秋の実りと大自然を感じに、皆様もぜひ恵那に行ってみてはいかがでしょうか。
