今回は、八尋農園さんにお話を伺いました!
以前取材したハルストアさんで大好評の『ちくしの野菜のごちそうサラダ』の野菜を育てている農家さんです。
八尋農園さんは「筑紫野の野菜をもっと地元の方に知ってもらいたい」という思いを持っており、行動力は見習いたいくらいでした!
八尋農園はアスパラ&珍しい野菜を育てている!
八尋農園さんはアスパラをメインに、UFOズッキーニやビーツ、色とりどりのニンジンなどの珍しい野菜を作っている農家さん。
先代のお父様が農業をできなくなったのがキッカケで、アスパラの規模を縮小し、現在のようなさまざまな野菜を作るようになりました。
ですが、最初の頃はいろいろ苦労したそう。
「興味のある野菜を育ててみよう!」と、気になる野菜を育てましたが、ビーツなどの珍しい野菜は直売所ではあまり売れず……。
普段使わない食材だと、主婦は手に取りづらいですよね。
売れ残ることも多くなったので、野菜を使ってくれるレストランやカフェなどのお店探しを開始。
そのお店探しで出会ったのが、ハルストアさん!
この出会いが転機となり、今まで余っていた珍しい野菜も重宝されるようになったそう。
使ってくれるお店探しで重要視したのは、人柄。
「気持ちよく取引ができる人に野菜を使ってほしい」
その思いがハルストアさんと出会わせてくれたのかもしれないですね。
この行動力のおかげで、今後も気の合う人たちと出会っていきます!
イベント出店や服作りにも参加
野菜を使ってくれるお店探しと同時にInstagramの発信も開始。
Instagramで近場の農家さんに声を掛け、同年代の農家さんとの繋がりもできました。
一緒にいろんなイベントに参加して、筑紫野産の野菜を広めるなどアクティブに活動しています。
そして今では、出店しないかと声を掛けられるように。
イベントで見かけたら、ぜひ買ってみてくださいね!
さらに最近では、農家さん用のエプロンの制作に携わり、野菜作りから延長した活動も。
「こんなことしたいな~」と言っていたら、次々と叶ったそうです。
これぞ言霊!
「こんな野菜が欲しいな」の声に応える
最初は八尋さんが気になった野菜を育てていましたが、今は「こんな野菜が欲しいな~」の声にも応えているそうです。
そのひとつがエディブルフラワー(食用のお花)。
日々勉強しながら育てているとのこと。
お客さんの意見も取り入れて、おいしい野菜を提供していますよ。
アスパラの堆肥も筑紫野産!
八尋農園さんのメインであるアスパラは、育てる際に地元の牧場の堆肥を使用。
この堆肥は、循環型農業をしている牧場から仕入れています。
地元の方に野菜を広めるだけでなく、育成の段階から地元のものを使うなんて素晴らしい取り組みですよね。
筑紫野産の野菜を地域の方に知ってもらいたい
「大規模な農業ではなく、自分でやれる範囲でいい」と八尋さん。
大規模な農家は遠くにも野菜を届けられるけど、地域の人に食べてもらえる方が嬉しいそうです。
今後は、まわりの農家さんのいいところを取り入れながら新しい野菜作りなどをしていくとのことで、どんな野菜ができるのか楽しみです!
八尋農園の野菜はハルストアのほか、直売所のゆめ畑でも購入可能なのでぜひ買いに行ってみてくださいね!
八尋農園の詳しい情報
福岡県筑紫野市(個人宅のため詳細ナシ)
Instagramはこちら(気になる野菜があればお問い合わせしてみてください!)