「子どもの頃に食べた給食の揚げパン、もう一度食べたい」
そう思ったことはありませんか。
外はサクッ、中はもちもち。きなこやシナモンがたっぷりまぶされた、あの懐かしい味。
揚げパンの日は、給食の時間が待ち遠しかったものです。
実は桑名市内に、その味をいつでも買えるパン工場があります。
その名も「イワタニパン」。
学校給食のコッペパンを作り続けてきた、桑名市民にはおなじみのパン工場です。
田園風景の中に、三角屋根の工場が見えます。
「あれ?どこから入ればいいのかな?」
特に看板も、のぼりも見当たりません。
戸惑いながらも正面の扉をそっと開けると、目の前には種類豊富なパンがたくさん並んでいます。
パンのいい香りに思わず笑顔がこぼれました。
今回は地元民に愛される桑名のパン工場『イワタニパン』を、ご紹介します。
イワタニパンとは?桑名の給食を支え続けるパン工場

長年、学校給食のコッペパンを製造し続けている老舗パン工場です
「知らなかった」という方も多いはず。
でも、桑名で育った人なら、給食で必ず一度はこのパンを食べています。
子どもの頃から無意識に親しんできた味が、今もここで焼き続けられている。
それだけで、訪れる価値があります。
学校給食として安心・安全なパンを作り続け、長年桑名市の子どもたちを支え、今も笑顔を届けてくださっていることに感動しました。
桑名市で育った私にとっても、思い出深い味のひとつです。
大人になった今、改めて感謝の気持ちが湧き出てきました。
地域を支える幅広い供給先は高校購買から介護施設までも
給食だけではありません。
市内の高校の購買部、市内の喫茶店、介護施設にもイワタニパンのパンが届けられています。
高校の購買で人気だったパンにまた出会えるかもしれません。
三世代にわたって地域を支えてきた、まさに「桑名の台所」のような存在。
工場直売へ足を運ぶことは、そんな歴史ある味との「再会」でもあります。
焼き立てのパンが並ぶ、直売所ならではの光景

入り口付近にはたくさんのパンが並び、その奥にはパンを製造している作業場が見えました。
焼きあがったばかりのマフィンを冷ましている様子もあり、工場直売ならではの光景にワクワクします。

隣の部屋にはパン箱がずらりと積み重なっています。
それぞれに小学校の名前が書かれていたのですが、その数の多さに驚くと同時に、給食の時間を楽しみにしている子どもたちや先生たちの笑顔が自然と思い浮かび、「ここから毎日たくさんの子どもたちの元へ届けられているんだな」と感慨深くなります。
イワタニパン工場直売で買えるパンは種類が豊富!価格・おすすめを紹介

【給食の人気者】昔を思い出す揚げパンは必食
「桑名で揚げパンを買うならここ!」と言いたくなる人気商品。
シナモンは90円、きなこは110円というお手頃価格も魅力です。
こんがり揚がった表面はサクッと香ばしく、中のコッペパンはもちもち食感。
たっぷりまぶされたシナモンやきなこの香りが、心までほっと和ませてくれます。
特に“きなこ揚げパン”は、給食では出会えなかった特別感も。
懐かしさと新鮮さの両方を楽しめるので、訪れたらぜひ味わってほしい一品です。
一口食べれば、誰もが思わず「あ、給食の味だ」とつぶやくはず。
懐かしいのに、今食べてもちゃんとおいしい。それがイワタニパンの揚げパンです。
メロンパン140円。ふわふわしっとりの職人技

薄めのクッキー生地と中のクリームが一体化した、ふわふわしっとりの食感。
「メロンパンってこんなにやさしい味だったっけ」と感じさせてくれる一品です。
140円とは思えない完成度。見かけたら迷わず手に取ってください。
抹茶のクイニーアマン

ロール状になった抹茶のデニッシュの中には、クイニーアマンならではの「ザクッ」とした食感があります。
バターの塩気と、砂糖の濃厚な甘み。
そこに抹茶の「苦み」が加わることで、後味が引き締まり、忙しい毎日の合間に、温かいお茶やコーヒーと一緒にゆっくりと味わいたい一品。
自分へのちょっとしたご褒美にぴったりな、贅沢な味わいでした。
まだまだあります。
カレーパン、ソーセージパン、
定番のものから、新商品まで種類がとても多いのでどれにしようかとても迷います。
スタッフの方もとても親切でいろいろ教えてくださいました。
参考にしてみるのもいいですね。
ただし、どれも魅力的で食べたくなってしまうので、うっかり買い過ぎに注意です。
定番の惣菜パンから季節限定の商品まで並び、訪れるたびに新しいパンとの出会いがありますよ。
イワタニパン直売が安い理由

主に90円〜200円。高校購買への卸価格が消費者に還元されている
イワタニパンの価格は、90円〜200円ほどと驚くほどリーズナブル。
これは学校給食や高校の購買向けに長年パンを卸してきた、地域密着のパン工場ならではの価格設定です。
実際に私も両手いっぱい分のパンを購入したのですが、なんとお会計は1,000円台。
その安さに驚かされました。
一般的なベーカリーと比べても、半額以下で焼きたてパンが楽しめます。
我が家には食欲旺盛な3人の子どもがいます。
私が購入したたくさんの種類のパンを見て大喜び。
「どれ食べようかな」と嬉しそうに選ぶ姿と笑顔を見られたのは、本当にイワタニパンさんのおかげだと感じています。
800円以上の購入で“おまけパン”がもらえる、心あたたまるサービスも
800円以上購入すると、レジ前に並んだパンの中から1つプレゼントしてもらえる嬉しいサービスがあります。
効率やコスパばかりが重視される今の時代に、こうした人情味あふれるサービスが残っていることに、なんだかほっとした気持ちになります。
イワタニパンの魅力は、安さやおいしさだけではなく、人のあたたかさを感じられるところにもあるのかもしれません。
実際に私が訪れた時も、“おまけ用の小さなパン”ではなく、店頭で販売されているパンをプレゼントしていただきました。
思わず「えっ、本当にいいんですか!?」と驚いてしまうほどの太っ腹ぶりに、心まで満たされました。
※価格・サービス内容は取材時点のものです
来店前にチェック!イワタニパンに行く前に知っておきたいポイント

開店前から行列も!人気パンは早めに売り切れ
開店前から並ぶ方も多く、12:20ごろから販売が始まることもあります。
早い時間に売り切れてしまう商品もあるのでお目当ての商品がある方はご注意を。
確実に買いたい場合は、開店時間ちょうど、もしくは少し前に到着するのがおすすめです。
実際に私が訪れた際も、開店してまだ間もない時間帯だったにもかかわらず、すでに売り切れの商品があると聞いて驚きました。
営業は平日2時間だけ!“知る人ぞ知る”特別感も魅力
平日:12:30〜14:30(2時間のみ)
定休日:土・日曜日・祝日
この短さが、イワタニパンの「希少感」を生んでいます。
あくまで「製造のための工場」。
直売はそのほんの一部の時間だけ。
だからこそ、足を運んだ人だけが味わえる特別感があります。
その他
✅ 支払いは現金のみ(クレジットカード・電子マネー・QR決済は利用不可)
✅ パンの予約・取り置きもできます
✅ 駐車場あり
まとめ:リピーター続出!イワタニパン工場直売の魅力

「どこか懐かしい」「しっかりおいしい」「しかも手頃」
そんなうれしい要素が一度に味わえる場所、それが桑名にあるパン工場直売「イワタニパン」です。
看板のない扉を開ける、ちょっとしたワクワク。
ふわっと広がる焼きたてパンの香り。
自然と笑顔になるスタッフのあたたかい対応。
平日の昼下がり、ほんの少し足を延ばしてみませんか。
きっと、あの頃の給食で感じたやさしい味に出会えます。
お店の情報
店名:岩谷パン(イワタニパン)
住所:三重県桑名市友村1356
電話:0594-31-2565
営業時間:平日12:30〜14:30
定休日:土・日曜日・祝日(その他臨時休業あり)
支払い:現金のみ
駐車場:あり
アクセス:三岐鉄道北勢線・星川駅から約719m
Googleマップはこちら




