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フード  |    2026.07.11

「満麺亭」は香ばしいあぶりチャーシューが名物!多彩なメニューと昭和感あふれる空間が魅力|広島県福山市

満麺亭

広島県福山市のJR福山駅から南東へ約4km、川口町四丁目にあるラーメン店「満麺亭(まんめんてい)」。

1999年に市内の三吉町で創業し、2003年に現在地へ店舗を構えた。昭和の雰囲気があふれる懐かしい店構えと、「あぶりらーめん」をはじめとした多彩なメニューが特徴だ。

満麺亭を運営する有限会社 満麺カンパニー後藤 尚通(ごとう ひさみち)代表取締役は、店づくりや運営において「お客様への”感動体験“の提供」にこだわっていると話す。

レトロな外観・店内

満麺亭は、まるで昭和時代にタイムリープしたかのようなノスタルジックな外観が印象的だ。

ノスタルジックなのは外観だけでなく、店内も。

満麺亭
満麺亭

懐かしいグッズやホーロー看板などが所狭しと並んでおり、流れるBGMも懐かしい曲。

ノスタルジックな店構えについて、後藤代表は、次のように語る。

「ラーメン店には”感動体験”が重要だと考えています。ラーメン店は滞在時間が短い飲食店です。短い時間の中で、いかにお客様に感動体験をもたらすか。満麺亭という屋号も『お客様にラーメンを食べて感動し、笑顔になってほしい』という思いから付けたものです」

満麺亭
満麺カンパニー・後藤尚通 代表

「ずっと、短い時間で感動体験をどう与えるかを考えていました。新横浜ラーメン博物館を訪れたときに、ノスタルジックな雰囲気にすればいいんじゃないかと思ったのです。新横浜ラーメン博物館では、懐かしい町並みが再現されていて、それを見て『これだ!』と感じました」

尾道系の「あぶり醤油らーめん」をはじめメニューは多彩

満麺亭は当初、福山市や尾道市でスタンダードなラーメンである醤油ラーメン「尾道ラーメン」をメインにした店として営業していた。

満麺亭
あぶり塩らーめん
満麺亭
あぶり味噌らーめん

やがて、さまざまなメニューを取り入れ、今では尾道ラーメン系の醤油ラーメンをはじめ、多彩なラーメンがラインナップ。なかでも満麺亭の名物になっているのが「あぶりらーめん」だ。

満麺亭
魚介豚骨 濃厚あぶりらーめん
満麺亭
濃厚魚介つけ麺

あぶりらーめんは、尾道系醤油ラーメンの「あぶり醤油らーめん」のほか、「あぶり塩らーめん」「あぶり味噌らーめん」「魚介豚骨 濃厚あぶりらーめん」「濃厚魚介つけ麺」がある。あぶりらーめんには、すべて「あぶりチャーシュー」が入るのが特徴だ。

満麺亭
台湾らーめん
満麺亭
辛味噌らーめん

ほかにも「台湾らーめん」「辛味噌らーめん」「台湾まぜそば」といった、辛いラーメンシリーズも。なお、これらにはあぶりチャーシューは入らない。代わりにミンチが入る。このミンチにもこだわっており、一つひとつが大粒で、食べると肉のうまみがシッカリと感じられる。

満麺亭
台湾まぜそば
満麺亭
チャーハン

サイドメニューも「チャーハン」や「ギョーザ」など、多彩なラインナップ。

満麺亭
あぶり醤油らーめんの「ギョーチャーセット」

ラーメンとのセットメニューもある。

こだわりの「あぶりチャーシュー」

満麺亭

あぶりらーめんを注文してしばらくすると、厨房から「ゴォォォー」という轟音が。チャーシューをガスバーナーであぶっている音だ。肉に醤油と酒を振りかけてからあぶるのがこだわりで、こうすることで香ばしく仕上がるのだとか。

後藤代表「ラーメンの具材って、熱いものが少ないですよね。やっぱり一つくらい熱いものがあった方がいいなと思ったのが、あぶりチャーシュー誕生のきっかけ。あぶったら香ばしくて、食欲をそそるのもいいなと思いました。福山でほかにやっている店は、私は聞いたことがありませんでしたし、だったらやってみようと」

満麺亭

チャーシューが熱いことで、スープが冷めにくくなる効果もあるそうだ。また、バーナーであぶるというインパクトは、利用客の感動にもつながっているという。

今では、あぶりチャーシューは満麺亭を象徴するものになった。

全粒粉を使用した2種類の自家製麺

満麺亭

満麺亭では移転して以降、麺は店内で製造しているのがこだわりだ。麺は、平打ち麺太麺の2種類。あぶり味噌らーめん・濃厚魚介つけ麺が太麺で、それ以外のラーメンは平打ち麺を使う。

満麺亭
平打ち麺

平打ち麺・太麺とも、全粒粉を使用するのがポイントだ。麺の色はやや茶褐色で、殻が点々と交じっている。全粒粉は小麦の香りが強めで、栄養価が高いのが特徴だという。

小麦粉の状態を見ながら、季節の変化や毎日の環境の違いを判断し、調整をしているそうだ。

あぶり醤油らーめん

満麺亭

多彩なラインナップを誇る満麺亭のメニューから、スタンダードなラーメンである「あぶり醤油らーめん」を食べてみた。あぶり醤油らーめんは、一番人気があるそう。

やはり、注目はラーメンの上に載ったあぶりチャーシューだろう。醤油スープの香りとともに、あぶった香ばしい匂いが漂ってくる。

満麺亭
満麺亭

尾道系の醤油ラーメンがベースなので、醤油スープの上にはブタの背脂がたくさん浮いている。

満麺亭

麺は自家製の平打ち麺だ。モチモチとした食感が印象的。

満麺亭

名物のあぶりチャーシューは、食べると香ばしい風味とともに肉のうまみや、甘辛い味付けが広がってくる。

後藤代表「あぶりチャーシューをそのまま食べてももちろんおいしいですが、スープにしっかりと浸して食べるのもおすすめです。ごはんといっしょに食べるのもいいですね」

ほかにも、味付け玉子が半玉入っていて、少し得した気分になる。

「ギョーザ」は皮も餡も自家製

満麺亭

満麺亭は各種ラーメンとともに、「ギョーザ」にもこだわっている。餡(アン)はもちろん、皮も自家製だ。自家製麺をつくる製麺機で、ギョーザの皮も製造できるのだという。

ギョーザは2〜3日分を、早朝から後藤代表が自ら手で包んでつくっている。

満麺亭

満麺亭のギョーザは、中に肉とキャベツなどの餡がギッシリと詰まっている。食べると皮はパリッとして香ばしく、中はジューシーだ。

後藤代表「定番の酢醤油をつけてもおいしいですが、卓上のフルーツ酢を小皿に入れ、コショウを入れた『酢コショウ』をつけるのもおすすめです!」

満麺亭はラーメンを通じた感動を提供する“体験型”のラーメン店

満麺亭

ノスタルジックな空間づくりから、香ばしい「あぶりチャーシュー」、こだわりの自家製麺、自家製ギョーザに至るまで、「お客様に感動体験をしてほしい」という思いが詰まった満麺亭。

後藤代表は「スマホのアプリでは、定期的にお得な情報やスタンプカード、クーポンなどを配信しています。ぜひダウンロードしてご利用ください!」と話す。

ラーメンを味わうだけでなく、店に流れる空気や音、香りまで含めて楽しめる、“体験型”のラーメン店だ。

満麺亭

住所:広島県福山市川口町四丁目20-15
営業時間:11:00〜21:00(ラストオーダー 20:45)
定休日:無休
駐車場:あり(「うさぎや」と共用)
電話番号:084-957-1214
SNS:XInstagram

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この記事を書いた人

ASANO

取材・インタビューライター/フォトライター。 街と文化、そこに関わる人の物語に目を向け、五感を駆使して記事を創る「まちライター」。街歩きをしながら、ローカルな歴史・文化・食・産業・まちづくりの取組などを取材し、思いや息づかい・営みを言葉に。 広島県福山市在住・岡山県生まれ。

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