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フード  |    2023.09.13

還暦からの再出発! 元気をもらえるカフェレストラン「Cafe 川辺の四季」

こんにちは! Mediallライターの木野葛紗です。
今回ご紹介するのは、広島市の西区新庄町にあるカフェレストラン「Cafe 川辺の四季」さんです。

お店の外観
川を隔てて撮影

その名の通り川沿いにあるこのお店は、オーナーである楠木(くすのき)(しおり)さんが還暦の頃から始められたそうです(詳細は後述のインタビューにて)。当初はディナーもされていたそうですが、今はお昼の時間帯のみ営業とのこと。

抜群のロケーション!

店内は白を基調とした清潔感のある内装で、至るところにある観葉植物の緑とのコントラストが良く、ゆったりとした雰囲気です。

窓からは県道277号(古市広島線)を挟んで太田川とその河川敷が見えます。とてもいい眺めです。

2023年8月13日撮影

楠木さんは「今日(※最初の取材日8月13日)は潮が引いているので川の水量も少ないけど、満潮になると岸の青い草辺りまで水かさが増すんですよ」とおっしゃっていました。

ランチ実食レポ

四季の農園御膳 ¥1500- (食後のドリンク付)
サラダがたっぷり!どっさり!水菜のほろ苦さとルッコラの風味が利いたサラダでした。野菜のおかずだけでなく、しらすつみれ、れんこんハンバーグなどもあり食べごたえがあります(ちなみに筆者のオススメはたまごの巾着煮)。

ご飯は玄米で、噛むごとに穀物であるコメ本来の甘みと香りが味わえます。さっぱりとしたおかずのキャロットラペや梅しそなめ茸。れんこんハンバーグは黒ゴマが入ったあっさりとした味わい。他にもほどよい味つけに炊かれた大根、かぼちゃ、さつまいも、りんごなどが盛られたワンプレートランチでした。割麦が入ったおつゆは、一味唐辛子がアクセントに入っているのか少しピリ辛です。

また、本日の気まぐれカレー ¥1500- (食後のドリンク付)もあります。

白いゴーヤーをはじめとする野菜が彩り豊かに添えられたキーマカレーでした。使われているスパイスも香り高く、マイルドな口当たりながら本格的な味わいです。

オーナー楠木さんにインタビュー

改めてお店へうかがったこの日、店員さんから「オーナーがお盆過ぎ頃から体調を崩していて、9月下旬ぐらいにならないと店には立てそうもない」と聞いた筆者。その店員さんへ当サイトでの紹介の旨をお伝えしたところ、後日、楠木さんにインタビューをさせていただくことができました。(ご自身の体調不良で大変な中、電話取材のご対応ありがとうございます!)

――お店を始められたきっかけを教えてください。

普通、60歳といえばリタイアする歳と皆さん思われるでしょう。昔は定年が55歳くらいですから。でもそれは一つの区切りでしかないと思いました。それまで培ってきた経験や人脈などもありますからね。還暦から始める挑戦が本物じゃないかと私は思ったんです。

店がある場所は元々、義歯を作る技工所だったようです。見つけた時は空き家同然でしたが。川の景色を見ながら、風の匂いや川面の光を感じながら、「ここがいい!」と決めました。
ただ、売ってくださいとかけあったのですが年齢の関係で銀行は取り合ってくれない。当時は周囲からも総スカンを食らう状態でした。「これはもう、くじけられんぞ」と、逆に奮い立ちましたね。そこからもう17、8年くらいになります。

――お店を始めて良かったこと、印象的だったことはありますか。

仕事をしながら自然や季節が感じられるところです。澄みわたる青空、川のきらめき、春はタンポポの黄色、秋はマンジュシャゲの赤と、自然が身近にある。その風景が「川辺の四季」の店名でもあります。
あとはやはり、人とのつながりです。長年店を続けてきた中でコロナ禍の時の休業要請はありましたが、今まで自分の都合で店休を取ったことはなくて。しかし今年は春に骨折、ここしばらくは長年の睡眠不足や過労からきたのか、夏風邪が長引いておりました。普段食べているもの、特に塩分が受けつけなくなり、塩むすびも口にできないぐらいでした。お客様へお知らせすることもままならないほど、一時期は弱っていました。

そんな時でもお客様から体調を気遣う連絡が届いたり、「毒は入っとらんけぇね」と差し入れをくださった方がいたりして。嬉しかったですね。今あるご縁に命拾いし、支えられたことは、とてもありがたく思っております。

――最後に、今後の夢や目標を教えてください。

お店の経営や仕込みなどで睡眠時間は日にだいたい4時間ほどだったのですが、このたびの体調不良で、自分の身体がうったえることに耳を傾けようと思うことが増えました。今までより自分を大切にしてやろう、と。もうすぐ77歳ですからね。今度は持久戦で、店を頑張る!楽しんでやる!という気持ちでいます。
長い人生は目的ばかりだと疲れてしまうけど、希望やときめきは必要ですよ、本当に。

――なるほど、季節をゆったり楽しむことと人とのご縁が、より良く生きる張り合いになるということですね。
お大事になさってください。本日はありがとうございました。

まとめ

長く続けるコツは無理をしないこと、そして来てくださる皆様のおかげでここまで続けてこられたと
楠木さんはおっしゃっていました。
気さくなオーナーから元気をもらえる、自然豊かな「Cafe 川辺の四季」。近くへお出かけの際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

お店の情報

cafe 川辺の四季

https://goo.gl/maps/kC6c4mBkES34gDbE8

住所 〒733-0801 広島県広島市西区新庄町4-20
(※JR安芸長束駅から太田川沿いを南下、徒歩15分ほど)
電話番号 082-555-1180
営業時間 11:30~15:00(L.O. 14:30)
定休日 水曜日
駐車場 あり

川辺の四季(@kawabeno_shiki) • Instagram写真と動画

※記事の掲載内容は取材時点のものです。メニューや営業時間などの変更がある場合があります。
お出かけの際には、最新情報をお店のInstagram等でご確認ください。

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この記事を書いた人

木野 葛紗

キノカズサと読みます。生まれてからずっと広島暮らしの自称「こだぬき」。ときどき散歩したり、現代短歌を詠んだり、文章をしたためたりしています。 2015年に第31回宮島全国短歌大会で山口県歌人協会賞、2018年に第39回全日本短歌大会で日本歌人クラブ賞の受賞歴あり。 どちらかといえばインドア派ですが、ここでは地元の素敵なこと・ひと・ところを掘り下げられたらと思います。よろしくお願いします!

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