滋賀県長浜市には、近年観光地として有名になった「黒壁スクエア」があります。北国街道沿いに続く、ガラス館やオルゴール館などを中心にした古い街並みです。かつて黒壁銀行の愛称で呼ばれたその一角にはカフェやギャラリーなどがあり、ノスタルジックな雰囲気を楽しめます。
今回紹介するのは、黒壁スクエアの一角にある「三ツ星甘実 しぜん堂」です。
夏休み中の娘(JD)と一緒に黒壁スクエア付近を散策し、締めにパフェを食べてきたので報告します。
「三ツ星甘実 しぜん堂」とは
「三ツ星甘実 しぜん堂」は滋賀県米原市の苺農家が営むフルーツパーラー。提供しているのは、新鮮なフルーツをたっぷり使用した下記の商品です。
- フルーツパフェ
- シェイク
- フルーツサンド
- ジュース
- ソフトクリーム
店内に入ると、カウンターには新鮮なフルーツが所狭しと並べられていました。
おすすめはフルーツたっぷりのパフェ
店内を見回してみると、ほぼ全員がパフェを食べているようでした。何を隠そう、しぜん堂のおすすめメニューはフルーツたっぷりのパフェです。
娘は「もも」のパフェを、筆者は「マスカット」のパフェを注文することに。
「ソフトクリーム部分は『ヨーグルト味』と『ヨーグルトとイチゴ味』の2種類から選べますが、どうされますか?」
店内には商品イメージとなる写真や食品サンプルなどが置かれていないため、どのような見た目なのかわかりません。しばらく考えたのち、筆者は『ヨーグルトとイチゴ味』を、娘は『ヨーグルト味』を選択しました。
ソフトクリームには地元の「伊吹牛乳」を使用しているとのこと。伊吹牛乳は、滋賀県湖北地方では「ちょっと高級な牛乳」として知られています。そのまま飲んでも美味しいので、機会がありましたらぜひ飲んでみてください。
伊吹牛乳はJR長浜駅前の平和堂でも販売されています。
注文を終えて料金を支払い、手渡された番号札がこちらです。なんともいえない、味のある「木」でした。店内の内装も「木」で自然な感じを演出しています。
パフェが出来上がるまで、店内を見回してみると……
昭和時代にタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれます。向かいに見えるのは、黒壁三號館「黒壁オルゴール館」です。
フルーツが瑞々しい
おじさんの感想としては……
とっても美味しいのですが、後半戦に突入した頃には何か飲み物が欲しくなりました。フルーツジュースではない、何か他の飲み物です。
三ツ星甘実 しぜん堂の基本情報
三ツ星甘実 しぜん堂の基本情報は下記のとおりです。
アクセスはJR利用がおすすめ
- 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町11-30
- 最寄り駅 JR北陸本線 長浜駅(徒歩5分)
駐車場は周囲にコインパーキングがいくつもありますが、日曜日は混み合うことが予想されます。田舎なので駐車場の料金設定は高くありません。ただし、1時間100円~200円と幅があり、1時間以内無料の駐車場もあるので、できれば安い駐車場を利用するのがよいでしょう。
筆者がいつも利用している駐車場は、豊国神社です。しかしながら、駐車場探しは意外と手間がかかるので、マイカーよりもJR利用をおすすめします。
JR利用の場合は、JR長浜駅の東口から黒壁スクエアまで徒歩5分ほど。JRの列車本数は年々少なくなっていますが、特急しらさぎも停車するので、ぜひ利用してみてください。
口コミは高評価
食べログの口コミを見ると、かなりの高評価となっています。量も多すぎず、おやつにちょうど良いサイズとのこと。
商品価格やフルーツの内容も季節によって大きく異なります。今回はフルーツ毎のメニューとなっていましたが、タイミングによっては盛り合わせのようなパフェも食べられるかもしれません。
さいごに
黒壁スクエアでは、オルゴールやガラス製品の制作ができたり、フィギュアを作ったりとさまざまな楽しみ方ができます。また、長浜には名物となる食べ物も多いので、食べ歩きもおすすめです。
そんな中、三ツ星甘実 しぜん堂は中年男性には少し入りづらい雰囲気を感じました。今回は娘が一緒に行ってくれましたが、一人だったら躊躇していたでしょう。気になる方は、友人、ご家族と一緒に訪れてみてください。