熊本城のお膝元で古き良き風景を感じる城下町新町。
創業150年まで営業されていた老舗書店の2階にある喫茶室「長崎次郎喫茶室」。
今回、歴史のある長崎次郎喫茶室に行ってきました!
新町電停から歩いてすぐにあるレトロな建物が目印
長崎次郎喫茶室は熊本市電「新町」より徒歩1分。
交差点を渡ってすぐのところにあるレトロな建物が目印です。
以前取材した「珈琲回廊」から徒歩5分のところにあります。
周辺に駐車場はありませんが、喫茶室2200円以上のお会計で100円分のタイムズ駐車場サービス券がもらえます。
1階は令和6年6月30日に休業を発表した「長崎次郎書店」があります。
こちらの書店は明治7年に創業された熊本の最古の書店といわれていました。
国の有形文化財にも指定されていて、大正13年に建てられています。
階段を上がると、ドアがあるのでここから入りましょう。
店内は趣のあるレトロな空間
長崎次郎喫茶室の店内はレトロで趣のある空間で広々としています。
元々住居と事務所だった部屋を改装し、2014年10月に35席の喫茶室として開店。
天井窓枠、柱は建設当時のもので西洋と中国が融合したような異国情緒漂う空間です。
特に窓際の席が人気です。
こちらの窓際の席はなんと熊本市電の路面電車が眺められます。
電車好きの方におすすめのスポットです。
また、店内にはさまざまな展示物が飾られています。
こちらの奥の空間には今までの熊本の歴史的な写真などが飾られています。
1人分が通れるくらいの通路なのでご注意ください。
こちらは明治21年製のオルガンです。
店内の書物には販売されているものもあるそうなので、気になった方は店員さんに声をかけてみてくださいね。
珈琲豆は100g850円で販売されています。
自分の好みのものを選んでみてくださいね。
コーヒーは豆だけでなく、ドリップパックも販売されています。
漱石まんじゅうは明治の文豪「夏目漱石」から名づけられました。
漱石まんじゅうは手亡豆の漉し餡と呼ばれる白餡と熊本県産の小麦粉に国内産のはちみつを加えた生地をオーブンで焼いたカステラ饅頭です。
新町にあるお菓子のしぼりやで販売されています。
こちらの漱石まんじゅうはイートインでも注文できます。
テーブルにはノートがあり、開いてみるとお客様たちがさまざまなメッセージを書かれています。
ぜひ見てみてくださいね。
長崎次郎喫茶室のメニュー
長崎次郎喫茶室のメニューはバラエティーに富んでいます。
ドリンクメニューはコーヒーだけでなく、紅茶、ココア、ソフトドリンク、アルコール。
食事メニューはナポリタン、フレンチトースト、プリン、コーヒーゼリー、フロートなどがあります。
限定20食のナポリタンは黒コショウがぴりっと効いていて、大人の味です。
クラシックプリンとフレンチトーストは人気メニューでよく売り切れになるそうです。
フレンチトーストは甘くてやわらかいので、珈琲との相性が抜群とのこと。
珈琲ぜんざいバニラアイスのせは、珈琲とあずきの組み合わせが今まで出会ったことのないような斬新な味だそうです。
メニューの裏には森鷗外の日記の一文が載っています。
クラシックプリンと珈琲牛乳を注文
クラシックプリン770円(税込)と珈琲牛乳715円(税込)を注文しました。
珈琲牛乳はすっきりした珈琲の味わいとほんのり甘いミルクの組み合わせに癒されます。
クラシックプリンは固めプリンで濃厚なカラメルソースが特徴です。
固めプリンとカラメルソースの上にホイップクリームと凍ったブルーベリーがトッピングされています。
クラシックプリンの甘みとカラメルの苦みのバランスが絶妙でとてもおいしいです。
営業時間はSNSでチェックを!
人気メニューは売り切れることもあるそうです。
20食限定のナポリタンやクラシックプリン、フレンチトースト、メロンフロートを注文したい方は早めに行くといいですよ。
年中無休ですがイベントで貸切営業になることもあるので、事前にSNSをチェックしてみてください。
営業情報
住所:〒860-0004 熊本県熊本市中央区新町4丁目1−19 長崎次郎書店2階
営業時間:11:26~17:26
HP:http://jirokissashitsu.otemo-yan.net/
定休日:なし
電話番号:096-354-7973
Instagram:https://www.instagram.com/nagasakijiro_kissashitsu/