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フード  |    2026.02.13

新鮮な地魚を心ゆくまで!贅沢8種盛りが味わえる香住港直送のレストラン「KAN-ICHI」

今回訪れたのは、香住港直送の地魚を提供する「KAN-ICHI」。仲買人が市場で競り落とした魚を、新鮮な状態で食べられるレストランです。

香住港からほど近い場所にあり、周囲には港町らしい落ち着いた風景が広がっています。観光地化されすぎていない環境の中で、ゆっくりと食事に向き合える立地です。

木の質感を活かした建物は開放感があり、敷地内にはショップやカフェスペースも併設されています。食事目的だけでなく、香住の食文化に触れる場所としても機能しています。

今回は、そんなKAN-ICHIで贅沢8種盛りのランチを堪能してきました。

その日の良い魚を味わう贅沢8種盛り

今回注文したのは、KAN-ICHIの看板とも言える贅沢8種盛り。

香住港で水揚げされた地魚の中から、その日状態の良いものを選び抜いたお造りで、木箱に整然と盛り込まれて提供されます。

魚の種類や構成は日によって異なり、決まった内容はありません。

その日の仕入れ状況を見て組み立てられる一皿です。

切り身は一切れずつ間隔を保って並び、身の色や艶がはっきりと分かります。盛り付けはあくまでシンプルで、魚そのものを見せる構成です。

この日の内容には、鯛、海老、ハマチ、サザエなどが含まれていました。

鯛は身に張りがあり、包丁の入りも均一。口に運ぶと歯切れがよく、噛んだ瞬間に水分と旨みが広がります。クセがなく、素材の良さがそのまま伝わってくる一切れでした。

海老は身が締まり、自然な甘みが印象的です。余計な水っぽさはなく、鮮度の高さがはっきりと感じられます。

ハマチはほどよく脂がのりながらも重さはなく、生臭さも感じません。下処理が丁寧で、魚本来の旨みが前に出ています。

サザエは歯応えが心地よく、磯の香りが強すぎない点が印象的でした。苦味や雑味が出やすい食材ですが、鮮度の良さもあり、最後まで食べやすい仕上がりです。

醤油は軽くつける程度で十分で、魚の味を覆い隠す必要はありません。わさびも辛味が立ちすぎず、あくまで引き立て役に徹しています。

添えられるごはんや汁物、小鉢も主張しすぎず、主役であるお造りを最後まで楽しめる定食構成です。

季節によって表情を変える香住港の魚

今回は贅沢8種盛りを中心に味わいましたが、KAN-ICHIでは季節ごとに楽しめる魚介も変わります。

時期によってはホタルイカ、のどぐろ、ズワイガニ、香住ガニなどが登場するとのこと。

訪れるたびに内容が変わるため、同じ注文でも違った体験ができるのは港町ならではの魅力です。

また、仲買人として市場で魚を見極め、その日の状態を最優先に提供する姿勢が、料理の質に直結しています。

店内に並ぶ干物や加工品、掲示された情報からも、香住の魚を正しく伝えたいという意図が感じられました。

食事のあとに立ち寄りたい、ショップ併設という魅力

KAN-ICHIの敷地内にはショップも併設されており、食事の前後に立ち寄れるのも大きな特徴です。

店内には蟹や干物、日本海名物の加工品などが並び、香住ならではの味を持ち帰ることができます。

レストランで味わった魚を思い出しながら選べる構成で、観光の途中や帰り際のお土産探しにも便利。

食事と買い物を同じ場所で済ませられる点も、港町にある店としての使い勝手の良さを感じました。

おわりに

新鮮な地魚を味わえる店は数多くありますが、KAN-ICHIが印象に残るのは、素材の良さを誇張せず、料理そのもので伝えている点です。

仲買人の目利きによって選ばれた魚を、余計な手を加えずに味わえる贅沢。その魅力は、贅沢8種盛りを前にすると自然と理解できます。

香住港の魚を、観光ではなく食事としてしっかり楽しみたいとき。まずはお造りから、その日の地魚を味わってみてはいかがでしょうか。

KAN-ICHI

住所:兵庫県美方郡香美町香住区七日市308
営業時間:11:00~14:30(L.O.14:00)
※ショップは9:00~16:30
定休日:水曜日
電話番号:0796-39-1147

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この記事を書いた人

宮崎 千聖

兵庫県在住のフリーランスライター。10歳まで姫路市で過ごし、11歳から現在に至るまで加古川市で暮らしています。兵庫歴は25年。海と山に囲まれた遊び場の宝庫・兵庫の魅力を存分にお伝えします!

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