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フード  |    2026.09.10

「Local(ローカル)」毎日食べられるカレー実食レポ!【愛媛県松山市】

愛媛県松山市中央にあるカレー&洋食店「Local(ローカル)」。

店主と奥様の2人で営む小さなお店ですが、その一皿には、店主が約19年にわたって積み重ねてきたカレー作りの経験が詰まっています。

Localが掲げるのは、「毎日食べられるカレー」。

30種類のスパイスと7種類の野菜、鶏ガラと豚骨の旨味を組み合わせ、時間をかけて仕込むカレーは、スパイスの奥深さがありながら、どこか親しみやすい味わいです。

今回は、そんなLocalのカレーができるまでのこだわりと、実際にいただいた「オムカレー」の味わいをご紹介します。

約19年の経験から生まれたLocalのカレー

店主がカレー作りを始めたのは、高校生の頃。

松山市で長年愛されてきた某有名カレー店でアルバイトを始めたことが、現在につながる大きなきっかけでした。

カレー作りに携わって約19年、独立してLocalを始める際には、これまでの経験を活かしながら、現在のカレーを一から作り上げました。

メニューはこちら

「作り方は似ているけど、中身は全然違います」

以前働いていた店の味をそのまま再現するのではなく、自分たちの店だからこそ出せる味を追求したそうです。

7種類の野菜と30種類のスパイス

Localのカレーには、7種類の野菜と30種類のスパイスが使われています。

さらに、カレーのベースとなるのが鶏ガラと豚骨。

「両方の旨味を出したかった」という店主の考えから、2つの素材を組み合わせています。

仕込みにも時間を惜しみません。

まずスープを約6時間かけてじっくり炊き、そこへ野菜を合わせてさらに煮込みます。その後、スパイスを加えて裏ごし。

完成までには丸一日かかります。

そして、できあがったカレーをすぐに提供するわけではありません。

一晩寝かせることで、スパイスの尖った部分が落ち着き、味がまとまっていくのだそうです。作ったその日のカレーは提供していないそうで、驚きました。

あえてクセをつけない

スパイスを30種類も使っていると聞くと、刺激の強いスパイスカレーを想像するかもしれません。

しかし、Localが目指しているのは少し違います。

店主が目指すのは、「毎日食べられるカレー」です。

変に尖った味ではなく、食べやすさを大切にしています。

スパイスの奥深さはありながら、特定のスパイスだけが強く主張するわけではありません。

その絶妙なバランスは、長年カレーを作り続けてきた経験から生まれています。

「これを入れたら、こうなる」という感覚も、経験を重ねる中で身についたもの。

試行錯誤を重ねながら、Localならではの味を作り上げています。

オムカレーを実食!まろやかさの奥に広がる奥深い味

今回は、Localの「オムカレー」をいただきました。

ふんわりとした卵と、ご飯。その上からたっぷりとカレーがかかった、食欲をそそる一皿です。

まずカレーを一口いただくと、スパイスの香りがふわっと広がります。

とはいえ、刺激が強いわけではありません。

むしろ印象的なのは、まろやかさと旨味です。

7種類の野菜から生まれる自然な甘みと、鶏ガラ・豚骨から引き出された旨味が重なり、口の中に奥行きのある味わいが広がります。

完成間近のオムカレー

そこにふわっとした卵が加わると、カレーのスパイス感がさらに柔らかくなります。

スパイスの存在を感じながらも、決してクセが強くない。

「スパイスカレーはちょっと苦手」という人でも、食べやすい味に仕上がっていると感じました。

そして何より、食べ進めるほどに「もう一口」となっていきます。

最初はまろやか。そして後からじわじわとスパイスや旨味が追いかけてくる。

30種類のスパイスを使っているからといって、それぞれがバラバラに主張するのではなく、ひとつのカレーとしてきれいにまとまっています。

卵やスライスされた生タマネギとの相性も抜群で、スプーンを進める手が止まりません。

「毎日食べられるカレー」というコンセプトにも納得の味。

派手なインパクトで驚かせるというより、食べ終わったあとに「また食べたい」と思わせてくれるカレーです。

夫婦2人で一皿を丁寧に

Localは、店主と奥様の2人で営業しています。

店主が調理を担当し、奥様がホールを担当。

仕込みは2人で一緒に行います。

営業時間中にアイドルタイムを設けず、営業の合間にも仕込みを続けるため、休憩する時間もほとんどありません。

それでも店主が料理を続ける原動力は、お客様からもらう「美味しい」という言葉。

「みんな言うじゃないですか、飲食店の人って。でも本当やと思います。それが一番ですね」

そう話す店主の言葉からは、料理人としての素直な喜びが伝わってきます。

一皿作るために時間をかけ、食べる人のことを考えて味を整える。

その積み重ねが、Localのカレーを支えています。

カレーといえばLocal

将来的には店舗を増やすことや、フランチャイズへの挑戦も考えています。

一方で、店主自身は「現場に立っていたい」と話します。

それほど、カレーを作ることが好きなのだそうです。

約19年の経験と、夫婦2人の丁寧な仕事から生まれるLocalのカレー。

松山市で「今日はカレーが食べたい」と思った日に、ふと思い出したくなる一軒です。

基本情報

Local(ローカル)

住所:愛媛県松山市中央1丁目1-21

定休日:木曜日

電話:089-992-9349

営業時間:11:00〜21:00(ラストオーダー20:30)

駐車場あり:店前3台

SNS:Instagram

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この記事を書いた人

世界のわたなべけん

地域に眠る人・場所・会社を取材し、 世界に向けて発信しています。 現場に足を運び、丁寧に伝えることを大切にしています。 地域の価値を最大化し、世界に届けるのがテーマです。

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