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フード  |    2023.10.17

マルシェで出会ったシュトーレン専門店「Yokohama Stollen Club」|横浜・日本大通り

最近ではパンでもクロワッサンだけ、食パンオンリーなど、専門店が増えましたよね。

実はドイツの伝統パン菓子・シュトーレンを専門にしているお店が横浜にあります。今のところ販売はネットのみですが、定期的にマルシェなどのイベントに参加している「Yokohama Stollen Club」。

今回は、2023年9月24日に横浜の日本大通りにほど近い、象の鼻テラスで開催されたZOU-SUN-MARCHE(ぞうさんマルシェ)で出会ったシュトーレン専門店「Yokohama Stollen Club」を紹介していきます。

「Yokohama Stollen Club」とは?

ZOU-SUN-MARCHE(ぞうさんマルシェ)のお店とオーナーの松田久仁子さん

Yokohama Stollen Clubは、オーナーの松田久仁子さん(以下、松田さん)が、2023年4月に立ち上げたシュトーレン専門店。

現在、販売はインターネットのみですが、月に1~2回マルシェなどのイベントに出店しているそう。象の鼻テラスで開催されているZOU-SUN-MARCHE(ぞうさんマルシェ)に、定期的に出店しています。

シュトーレンの魅力

シュトーレンとは、ドイツの伝統的なパンで、本場ではクリスマス・シーズンのみに食べられるもの。クリスマスイブの4週間前~クリスマス前日(クリスマスイブ)までの期間に毎日一切れずつ食べて楽しむのだとか。

ネットショップを始めたきっかけは、パン教室の講師もされている松田さんが、もともとシュトーレンが好きだったこと。パン教室で評判だったこともあり、シュトーレンに特化したお店を作ろうと思ったそうです。

松田さんにシュトーレンの魅力を伺ったところ、1か月程度日持ちすることや、一切れでもバターや具材が多めなので満足感が高いこと、そして何と言っても一切れ一切れ大切に食べることで、クリスマスを待ちながらゆったりとした気分で過ごせることが最大の魅力だそうです。

月替わりにリリースされるシュトーレン


かわいくディスプレイされていました

本場ドイツでは年に一度のお楽しみのパンですが、Yokohama Stollen Clubでは月替わりで楽しめるよう、味の違うシュトーレンが販売されています。

取材時は9月の終わりだったので、栗をメインにした「大粒マロンとソルティーキャラメル 初秋の古代小麦シュトーレン」が店頭に並んでいました。

光って見えにくいですが、栗の形をしています

本来シュトーレンは大きめのサイズですが、マルシェに出店するにあたってお試しサイズで販売。栗の形がかわいらしいです。


10月はハロウィンをイメージしたかぼちゃ、11月はいちじくをメインにした大人のシュトーレンを販売する予定だそう。

10月と11月の限定商品

今回特別に見せていただきました。

10月のシュトーレンは、切ると断面が映え!きれいにうずを巻いています。通常のサイズは15センチほど。1人でも食べきれるようになっています。

10月のシュトーレンの断面が映え!

11月のシュトーレンは、クリスマスも視野に入れて、ひと回り大きなサイズを販売する予定だそうです。

11月は大きめサイズと通常サイズを選べます

ライフスタイルも考えて作られているYokohama Stollen Clubのこだわりは、材料。

古代小麦を50%使用、北海道産のてんさい糖を使うなど、素材のよさを活かし、ヘルシーさとおいしさを両立させたシュトーレンを作っています。

古代小麦とは:現代の小麦が品種改良される前の古いタイプの小麦のこと。主にヒトツブ小麦、エンマー小麦、スペルト小麦を指す。一般の小麦よりも栄養価が高く、血糖値が上がりにくいと言われています。
参考:一般財団法人 製粉振興会

シュトーレンのサブスク?定期購入プラン

毎月替わるシュトーレンを楽しめるよう、Yokohama Stollen Clubでは「定期購入プラン」があるそう。松田さんによると会員限定のオリジナル・スイーツのプレゼントやイベントがあるとのこと。

「新作の試食会や、届いたシュトーレンをみんなで食べるオンラインイベント、年に1回パーティーなどを開催していきます。シュトーレンを通じてお客様同士のつながりも作れたらいいなと思っています」と語る松田さん。

シュトーレンで人と人をつなぐ。すてきな夢ですね。毎月違うシュトーレンを楽しめるだけでなく、推し活仲間が見つかるかもしれません。申し込みはホームページから可能だそうです。

マロンのシュトーレンをいただきました

マロンのシュトーレンをセット買い

ZOU-SUN-MARCHE(ぞうさんマルシェ)で販売されていた「大粒マロンとソルティーキャラメル 初秋の古代小麦シュトーレン」を試食してみました。

開封するとしっとりとした手触り。一切れサイズを持ってみたところ、お試しサイズにしてはなかなかの重量です。

一口サイズ、栗が大きい!

具材もたっぷり詰まっています。栗とドライフルーツの色合いがきれいですね。

一口食べると、ラム酒の香りがふわっと広がります。表面に粉糖がかかっているのは、保存料代わりでもあるそう。粉糖がふんだんにふられているので、甘すぎないかな?と思いましたがスッキリとした味わいで、ベスト・バランスでした!

具材もたくさん入っているので、一切れでも満たされます。常温で食べるのもよいですが、冷やすとさらにおいしいかも。ということで、大きい方を冷やしてみました。

栗のフォルムが愛くるしいですね。

冷やすとなかがぎゅっと詰まった感じ。常温で食べるよりも私好みの味になりました。冷えて少し固まったのか、弾力が少しだけ増したような気がします。ナッツと生地のしっとり感と冷えた栗とドライフルーツが極上の味。冷えシュトーレンもおすすめです!

まとめ

今回松田さんにお話を伺って、シュトーレンに対する愛情の深さを強く感じました。

「今の世の中は時短や効率化がよしとされていますが、シュトーレンをゆっくり食べて、ほっこりする時間を作っていただけたらうれしいです。シュトーレンと一緒にそんなライフスタイルも届けたいです」とお話しされていた姿が印象的でした。

そんな松田さんの思いが詰まった「Yokohama Stollen Club」の直近のマルシェ参加予定は次の通りです。

・11月11日(土)/12月9日(土) 11時〜18時
マニスライフマルシェ (神奈川県鎌倉市大船1丁目12−10 湘南第5ビル 1F)
大船POP -UP-SPACE 

・12月17日(日)/23日(土) 11時〜16時
象の鼻テラス(神奈川県横浜市中区海岸通1丁目)
ZOU-SUN-MARCHE 

※最新の予定についてはHP、SNSにてお問合せください。

毎月味が変わるここでしか食べられない、素材にこだわったシュトーレン。お近くに来られた際はぜひ、立ち寄ってみてくださいね。ネットショップでも購入可能ですよ。

Yokohama Stollen Club
ホームページはこちら
BASE: https://stollenclub.base.shop/
Instagram:@kuniko_stollen
公式LINE:https://lin.ee/TWdNRpR

象の鼻テラス 
住所:神奈川県中区海岸通1丁目
アクセス:東急みなとみらい線「日本大通り駅」出口1より徒歩約 3 分
TEL: 045-661-0602 
開館時間 10:00-18:00 (※都合により変更する場合あり)
定休日:年中無休
ホームページはこちら
Twitter:@ZOUNOHANA_TRC
Instagram:@zounohanaterrace

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この記事を書いた人

chillco

【神奈川県公認Medallライター】神奈川県横浜市在住。生まれも育ちも横浜取材・インタビューを中心に活動するWebライター。旅・酒・食・音楽がテーマ。訪れた国は25か国を超える。お酒やグルメ、スィーツ、イベントなど地元・横浜の魅力を発信していきます!

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