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フード  |    2023.12.14

異国情緒ただよう「アジアの雑貨と喫茶 マムアンカフェ」|山口県岩国市

岩国駅から商店街を抜けて路地へ入ると、そこだけ周りと違う空気が流れている、そんな場所がありました。

一見おしゃれで可愛い味のあるカフェ。

どうやらタイ料理のお店のようです。

お昼過ぎ、ちょうどランチ時なので入ってみることにしました。

アジア雑貨とタイ料理のマムアンカフェ

マムアンカフェは岩国駅から徒歩10分ほどにある、アジア雑貨とタイ料理のお店です。

マムアンとはタイ語でマンゴーのこと。

タイといえばマンゴー。マンゴーは美味しくて好き。そしてなんかかわいい。

それがお店の名前の由来だそう。(ちなみに店主は今はドリアンの方が好きとのことです)

ここはまるでタイ

店内に入ってまず目に入ってくるのがタイ雑貨や服。

一瞬で異国の空気感に包まれます。

カフェで使われているきれいな模様のアルミコップ。 
ワラのような素材で編まれたティッシュの入れ物。

かわいいなと思っていたのですが、こちらの雑貨コーナーで販売もされていました。

店内も手作り感あふれてかわいい。元々黄色い壁だったのを白い壁に塗りかえたそうです。

タイ語のラジオが流れています。

こだわり感じるパッタイランチ

実はマムアンカフェには一度来たことがあります。

その時はカオマンガイをいただきました。

本格的なタイ料理はこの時初めて食べました。アジアっぽくてなんだかクセになる味でした。

今回は別のメニューをいただくことにします。

タイ料理は詳しくない。だけどパッタイは食べたことがある。というわけで今回はパッタイを選びました。

+300円で生春巻きのセットに、鶏のスープも付いてきます。

まずはスープから。鶏の出汁がよく出ていて優しい旨味があります。脂のとろみも感じられます。
刻んだネギがシャキッと良いアクセント。

このスープはカオマンガイを作るときに炊く鶏から作っているそう。

麺をいただきます。
唐辛子のスパイスとレモンが添えられていますが、まずはそのまま一口。

タイ料理は辛いイメージがありましたが、食べると甘みがあって子供でも食べられそうな味です。

レモンを絞ってみます。
ガラッと味が変わります。さらに唐辛子をサラサラとかけてみます。

か、辛い。かけ過ぎたかも。だけど美味い。
砕いたナッツの食感が楽しい。香ばしさがアジアっぽい。

パッタイのソースはタマリンドという豆を使っていて、全て手作りだそう。
日本人の味覚に合わせながらも、本場の味に近づけようとしているとのことです。

確かに、以前筆者が食べたことのあるパッタイと比べてタイの独特な味がします。だけど決して日本人にとって嫌な味ではなく、タイを感じられます。

自分達が毎日食べたいものを出したい。なので化学調味料も出来るだけ使わないようにしているとのこと。

生春巻きも食べてみましょう。
もやしと細切りの人参がサニーレタスで包まれ、生春巻きの皮から透けて見えます。

添えられたチリソースを付けます。
甘いソースに野菜自体の味が際立ちます。そこにピリッと唐辛子のアクセント。

作り手のこだわりと思いが伝わってくるようなお料理でした。

店主のタイ・ベトナムへの強烈な愛を感じる

店主は元々カフェを開くつもりではなかったそう。

新婚旅行で行ったのをきっかけにタイにはまり、そこからどうしたらタイに行けるか考えて行き着いたのが雑貨と服の買い付け。

地元のイベントで出店していたのが規模が大きくなり、店を持つことを勧められたのだそう。

だけど岩国だと雑貨だけでは難しい。

そこで一緒にカフェも始めたのだそうです。

最初はカオマンガイとグリーンカレー、コーヒーのメニューから始まりました。

お客さんの要望を聞くうちにどんどんメニューが増えていったそうです。

これだけあると、どれを食べようか迷ってしまいますね。

マムアンカフェでタイを味わおう

マムアンカフェはさまざまなタイ料理が食べられる異国情緒あふれるカフェでした。

雑貨や服もとてもかわいいのでぜひ訪れてみてください。

アジアの雑貨と喫茶 マムアンカフェ

営業日等の詳細はInstagramをチェック

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この記事を書いた人

marico

生まれも育ちも岩国(山口県)の生粋の岩国人。在住歴30年以上。 定番スポットから地元民ならではの濃い場所まで紹介していきます。 かわいいものと綺麗なもの、美味しいものが好き。

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