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フード  |    2024.02.01

安心感のある雰囲気とたゆまぬ挑戦。安佐南区にある駅前パン屋さん「JaPan屋」へ! 【前編】

広島市は安佐南区、下祗園。JR可部線が通る下祗園駅の目の前に、とても雰囲気のいい地元のパン屋さんがあります。
今回はそのお店を、前・後編にわたりご紹介します。

「JaPan屋」は、こんなパン屋さん

そのお店の名前は「JaPan屋(じゃぱんや)」。本当に駅のド真ん前、真向かいにあります。
建物は二つの窓に挟まれた時計盤と、その下にある赤い庇看板が目を引きます。

お店の外観。JR下祗園駅改札口を抜けた場所より撮影

営業時間は8:00~21:00となっていますが、おそらく夜19時過ぎた頃にはほとんどのパンが売り切れ状態かと思われます。それほどの人気店です。

夜のお店の外観

創業は2002年。焼きたてパンの香りがふんわりとたなびく落ち着いた店内は、3~4人も入るといっぱいになります。イートインスペースはありません。

店内のパン棚。よく売れるパンの棚はまばらになるのも早い

棚にはたくさんの種類のパンと、それぞれの味わいや特徴が記されたPOPがお客様を迎えます。焼き上がり時間は朝8:00~昼11:30~。食事でもおやつでも思い立った時間にできたてのパンが買えちゃいます! 朝早くから開いているため、通学・出勤前に買えるのは嬉しいポイント。
ちなみに、近くに大学があり学生の行き来も頻繁にあります。筆者もその大学に勤務していた頃、小腹が空く仕事帰りには「クリーム入りメロンパン」(メニュー紹介は後述)を買う、ということがほぼ日課となっておりました。

メニューのほんの一部をご紹介!

では今回購入したパンを、ひとことコメント付きでご紹介します!
※( )は2023年12月現在の税抜価格

ミルクパン (¥180-)
お店の菓子パンで不動の人気No.1! 引きのある生地に、ほんのり甘いミルククリームが入った優しい味わいです。

外側は楕円形のソフトフランスパン

クリームパン (¥180-)
カスタードクリームに加えてメープル味のクリームが薄く入っており、カスタードの風味をいっそう引き立てています。

昔ながらの形と、ひと味違うクリームの意外性

ピスタチオクリームコロネ (¥240-)
生地いっぱいに詰まった淡い緑のクリームが目を引くパン。ピスタチオの香ばしさと濃厚な味わいが楽しめるコロネです。

アーモンドスライスからのぞくピスタチオクリーム

クリームメロンパン (¥220-)
楕円形のパリッと香ばしいクッキー生地の中に、赤肉メロンクリームがたっぷり! メロン本来のみずみずしい香りが生きています。筆者オススメの逸品。

これだけ包装外してません。筆者思い出のパンなので、ことさら大事にいただきました

また、店頭にある冷凍ショーケースには「アイスメロンパン」なる、夏の暑い日にぴったりのパンも通年販売されています。

もちろん、おかずパンも充実してます

他にもロールフランクやえびカツサンドイッチなど、定番のおかずパンも販売されています。

その中で筆者が購入したのは「ベーコンチーズパン(¥238-)」。

生地からあふれるほど大きなベーコンと、カリカリに焼けたチーズ。塩気があるそれぞれの旨味を、パンがしっかりと受け止めています。

ここに挙げたパンの種類はほんの一部です(販売メニュー数は後編インタビューに詳細あり)。「我こそは!」というMediall読者の方、ぜひ全制覇を目指してください!
後編では店主の宮脇さんへ、店名の由来やお店を始めたきっかけ、パン作りの話などをお伺いします。

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この記事を書いた人

木野 葛紗

キノカズサと読みます。生まれてからずっと広島暮らしの自称「こだぬき」。ときどき散歩したり、現代短歌を詠んだり、文章をしたためたりしています。 2015年に第31回宮島全国短歌大会で山口県歌人協会賞、2018年に第39回全日本短歌大会で日本歌人クラブ賞の受賞歴あり。 どちらかといえばインドア派ですが、ここでは地元の素敵なこと・ひと・ところを掘り下げられたらと思います。よろしくお願いします!

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