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フード  |    2024.06.09

一期“いちご”一会の氷の世界!? 一年を通して味わえるかき氷専門店「コオリヤユキボウシ」へ

大型連休が明けてからというもの、暑い日が続きますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、広島市内にあるかき氷専門店「コオリヤユキボウシ」をご紹介したいと思います。

夏だけじゃない! 一年中楽しめるかき氷専門店

店舗外観


「コオリヤユキボウシ」は、広島市内中心部にあるかき氷専門店です。

広島本通(ほんどおり)商店街にあるロッテリアとタリーズコーヒーに挟まれた道を歩き、インテリアショップunicoのある角を左折してすぐの場所にあります。

白い木枠の店構えと吊り看板、涼を運ぶ風鈴が目印です。
創業は2016年。夏だけではなく一年中かき氷が味わえる人気店として知られています。

いざ入店!

入口は二段構えとなっており、最初の戸を開けると券売機があります。

ここで食券を買い求め、入店してスタッフさんへ渡すシステムとなっています。

すっきりとした中にも可愛らしさのある店内。奥には2羽のペンギンもいます(笑)

店内の温度も氷に合わせたこだわりよう。「冬は暖かく夏は暑いです」とのこと。
ほとんどのメニューは期間限定販売で、早めに完売する場合もあります。

しかし「お目当てのかき氷がもう無かった…」とガッカリ感を引きずることはありません。種類豊富なかき氷の中に、きっと新たなお気に入りの一杯が見つかるはず!

(※写真右: 期間限定のかき氷の一つであるチョコミント)

また冬季は、かき氷だけでなくぜんざいやオニオンスープ、グラタンなどの温かいメニューもあります。

かき氷実食レポ

筆者が実際に食べてみたメニューの一例をピックアップしてご紹介します。

春いちご (¥1100-)

かき氷といえば、やっぱりまずは「いちご」でしょう!

食べ進めていくと、氷の中からバニラアイスがこんにちは。ラズベリー練乳が、いちごの甘さと風味をより引き立てています。

ユキボウシ (¥1000-)

店名の由来にもなっているメニュー。 優しい風味のヨーグルトエスプーマに、軽い歯ざわりのトッピング「おいり」がアクセントとなっています。

中に入ったたくさんのフルーツが、どこか懐かしい気分にさせてくれる一品。

広島レモンヨーグルト (¥1200-)

さわやか! ヨーグルト練乳のほのかな酸味とレモンソースのほどよい甘酸っぱさ、輪切りレモンのほろ苦さが、暑い日にぴったりです。

中にもエスプーマが入っていて、ふわっふわ。

新じゃがみるく (¥1100-)

筆者が衝撃を受けたかき氷がこちら。てっぺんにはクルトンがのっています。

新じゃがのソースにかかっている黒い粒は粗挽きコショウ、氷の中にはコーン粒と、甘い要素がないかき氷。

でもなぜかほんのり甘くて、とっても美味しい。

ロイヤルミルクティキャラメル (¥1200-)

濃厚なデザートといった味わいの一品。紅茶シロップの香り高さとキャラメルソースのほろ苦さがマッチした、「大人のかき氷」です。

中に入っている紅茶プリンも美味しい、うれしい!

このほかにもたくさんのかき氷メニューがあります。

スタッフの方から

「コオリヤユキボウシ」スタッフの三宅様より、筆者が抱いた疑問・質問へのご回答をいただきました。

――これまで何種類のかき氷を販売されてきましたか。

200種以上です。

――1年を通して開店されていますが、そのきっかけや経緯などはありましたか。

関東や関西のかき氷店へ行った際、行列が出来ているお店が何件かあり衝撃を受けました。
夏はとても忙しいですが、冬にのんびりとした営業中に色々なことを考える事で、新しいメニューの発想やサービスの向上について向き合う事が出来ます。

店内の一角。赤い壁にガーランドと、ポップな内装が目を引く。

――練乳蜜に甘酒の風味というのはアイデアだと思いました。「これだ!」と思ったアイデアや工夫、あるいはかき氷についての豆知識などはありますか。

すっきりとした氷になじみやすい練乳を作りたくて、色々試して今の練乳が出来ました。白ワインやシェリー酒等、色々試しました。
かき氷と氷は少し温度を上げて削ると口どけが良くなり、ふわふわになります。ただソースが重たいとかき氷の形が崩れてしまいます。

――脚の付いた高坏の器と椀のかき氷の違いは何でしょうか。

ソースによって重みの比重が違いますが、染み込みやすい重たいソースを使用する場合、上のエスプーマがもったりとしたメニューでは形が崩れやすいので口の広い椀の器を使用することが多いです。

――ご回答いただきありがとうございます!

氷旗と日除け幕

まとめ

もっともっとご紹介したいのですが、今回はこの辺で。
フルーツ系、デザート系、おかず系(!)と、バラエティーに富んだかき氷が季節を問わず楽しめる「コオリヤユキボウシ」。メニューのどれもが自然でみずみずしく、飽きの来ない味わいです。
メニューによって削り方を変える繊細な氷とふわとろのエスプーマ、手づくりのソースが織りなす世界をぜひ、ご賞味あれ!

店舗情報

コオリヤユキボウシ

住所 〒730-0031 広島県広島市中区紙屋町1-4-11-2 紙屋町の家
(※本通りからはロッテリアとタリーズに挟まれた道を歩き、インテリアショップunicoのある角を左折してすぐ。広島中央警察署本通交番のそばにあります)

TEL 082-248-2810
営業時間 11:00~18:00(LO)
定休日 月曜
駐車場 なし


Instagram
コオリヤ ユキボウシ(@yukiboushi0623)

twitter(現X)
コオリヤユキボウシ(@yukiboushi_0623)


※記事の掲載内容は2024年4月下旬~5月中旬時点のものです。
※季節によりメニューや営業時間などの変更がある場合があります。お出かけの際は、最新情報を店舗のSNSなどでご確認ください。

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この記事を書いた人

木野 葛紗

キノカズサと読みます。生まれてからずっと広島暮らしの自称「こだぬき」。ときどき散歩したり、現代短歌を詠んだり、文章をしたためたりしています。 2015年に第31回宮島全国短歌大会で山口県歌人協会賞、2018年に第39回全日本短歌大会で日本歌人クラブ賞の受賞歴あり。 どちらかといえばインドア派ですが、ここでは地元の素敵なこと・ひと・ところを掘り下げられたらと思います。よろしくお願いします!

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